ごきげんよう、BOWSです。
日本では、まだ知名度の低い中華メーカーBlitzWolf®のスマートウォッチを先日購入レビューしました。
低価格&高品質なガジェットメーカーとして、個人的に注目しています。
そんななか、最近BlitzWolf®からワイヤレスイヤホンのハイエンドモデルが発売されたということで、早速Banggoodで購入してみました。
それが、デュアルダイナミックドライバーが印象的なTWS(完全ワイヤレスイヤホン)『BW-FYE8』です。

お値段約3,800円。(クーポンとか使って)
Qualcommのチップを搭載していて5,000円以下はかなりお得。
結論から言うと、BlitzWolf®ならではのコストパフォーマンスに優れた品質とクリアサウンドにほれぼれしました。
QualcommのQCC3020チップを搭載しているので、接続も安定的で音とびも少なく、省電力で長時間再生が可能となっているのが特徴です。
ということで、この記事ではBlitzWolf®の新機種『BW-FYE8』のレビューをお届けします。

INDEX
BlitzWolf®『BW-FYE8』

今回購入したのは、中国のBlitzWolf®が販売しているハイエンドワイヤレスイヤホン『BW-FYE8』
主なスペックは以下です。
販売元 | BlitzWolf® |
モデル | BW-FYE8 |
色 | ブラック |
タイプ | カナル型 |
材料 | ABS+PC |
内蔵チップ | QCC3020 |
Bluetooth規格 | Ver.5.0 |
コーデック | aptx/AAC/SBC |
伝送距離 | 10m |
受信感度 | 97dB |
周波数応答 | 20-20kHz |
インピーダンス | 16Ω |
音声アシスタント | Siri対応 |
通話 | 可能(CVC8.0ノイズキャンセリング機能) |
『BW-FYE8』付属品と外観

『BW-FYE8』は、接続ケーブルを一切必要としないTWS(完全ワイヤレスイヤホン)です。
手元に届いたパッケージがこちら↑

FCC、RoHS、CE認証をきちっと受けた安心な製品であることがわかります。

開封するとピアノブラック塗装を施された製品がお出迎え。

内容物・付属品は以下
- BW-FYE8本体
- 充電ケース
- MicroUSB充電ケーブル
- イヤーチップ×3
- 取扱説明書1冊
- カスタマーサポート用のペラ1枚

イヤーチップは大・中・小それぞれ1セットずつ同封されています。BlitzWolf®ブランドカラーであるグリーンが印象的です。

本体とケースのサイズは、図のとおり。
充電ボックス:44.3×15.5×29.7mm
イヤホン:51.6×40.6×54.5mm

『BW-FYE8』は、いわゆるうどん型イヤホン。本体はABSとプラスチックでできていて、持った感じは軽い。

左右2つで合わせて11gなので、片方につき5.5gと耳への負担が少ない軽さです。

装着した様子はこんな感じ。うどん部分が44.3mmと他メーカーに比べて長いので、見た目的には好き嫌いが分かれそうですね。
イヤホンというよりもヘッドセットっぽい。

充電ケースは、マットブラックとピアノブラックの切り替えでシンプルかつかっこいい。

重さは、62gとぼちぼちな重さ。

形状は、楕円形なのでズボンのポッケにいれるにはちょっと大きめなのがデメリットですね。

充電はMicroUSBケーブルにのみ対応。

バッテリー残量は、最大4つのLEDで表示される仕様です。
- 1つ点滅→0~25%
- 2つ目点灯→25~50%
- 3つ目点灯→50~75%
- 4つ目点灯→75~99%
- 点滅なし全灯点灯→100%
『BW-FYE8』は、連続再生時間が長いのも大きな特徴です。
音楽連続再生時間 | 5時間 |
通話時間 | 4時間 |
充電ケースでの充電込みの 利用可能時間 | 18時間 |
待機時間 | 400時間 |
体感での話をすると、僕は通勤時の30分程度しかイヤホンを使用しないんですが、1回2時間の充電でざっと2週間程度充電なしで使えました。
『BW-FYE8』ペアリングと操作方法
『BW-FYE8』は、BluetoothVer.5.0を採用しています。
これにより、スマホとのペアリングがカンタンで尚且つ音とび・音切れが最小限に少なくなっています。
ペアリング方法は、BW-FYE8本体をケースから出し、スマホのBluetooth設定画面で「BW-FYE8」を選択するだけ。

次回以降は、ケースを開けるだけで自動でペアリングが実行されるので初心者にも扱うことができます。
また、『BW-FYE8』は左右独立型なのでヘッドセットとして片耳のみで利用することも可能。片方のみケースに入れたままでもう片方で通話もできるのが利点です。
操作はとてもシンプルで、本体上部にあるマルチタッチキーをタッチして操作します。
- 電源ON:マルチタッチキーを1.5秒長押し
- 電源OFF:マルチタッチキーを10秒長押し
- 再生/停止:マルチタッチキーをタップ
- Siri・Googleアシスタント起動:左右どちらかのマルチタッチキーを3回タップ(デバイス側で設定が必要)
- 着信受話:マルチタッチキーを1回タップ
- 着信拒否:マルチタッチキーを2回タップ
- 着信終了:マルチタッチキーを1回タップ
- 次の曲:右マルチタッチキーを2回タップ
- 前の曲:左マルチタッチキーを2回タップ
- 音量+:音楽再生時右マルチタッチキー長押し
- 音量-:音楽再生時左マルチタッチキー長押し
マルチタッチキーは、比較的感度も高いですがタッチから反応まで一息あるのでせっかちな人にはあまり印象が良くないかも。
一方で、BW-FYE8はイヤホン側で音量調節が可能です。先日レビューした「Zolo Liberty」では、イヤホン側で音量の調節ができずちょっとマイナスでしたから、音量調節がイヤホンで出来るのはポイントです。
『BW-FYE8』音質チェック

『BW-FYE8』は、重低音よりも中音域に特出したステレオサウンド仕様となっています。
正直、重低音のレベルは5段階の【スン】<【オン】<【ヌン】<【ズン】<【ボン】 でいうと、【オン】レベルなので弱め。
ロックなどのドラムやベースを心臓にバクバク響かせたい人にはちょっと物足りないかも。
高音も、若干弱い印象です。ボリュームを上げると音が割れ気味なところがありました。高音に関しては広がりはほとんどないです。
ただ、一方で中音域はクリアに楽しむことができます。なので、重低音よりもボーカルボイスや中音域を楽しみたい人向けですね。
落ち着きのあるバラードやR&B、アコギのサウンドなどはまろやかに美しく奏でてくれました。

『BW-FYE8』の最大の特徴ともいえるのが、この内部に搭載された6mmグラフェンデュアルダイナミックドライバーです。

このデュアルダイナミックドライバーが搭載されていることで、よりクリアなステレオサウンドを実現しています。
個人的には、EDMや90年代あたりの楽曲は特に音の広がりを体感することができました。
- HUAWEI mate10pro
- iPhone7
また、コーデックにQualcomm「aptX」を採用しているため、Android端末と相性が良くiPhoneのAACコーデックよりも、より高音質・低遅延を実現できます。
Youtubeで動画を観るときも遅れは約0.2秒程度とストレスなく利用することができます。
音質は好評まではいきませんが、低遅延さがカバーしてくれているかなと。2~3,000円台の音質で低遅延さがプラスされているといった解釈がベストかな。
BlitzWolf®『BW-FYE8』レビューまとめ

“Androidユーザーにおすすめ”
コスパに長けた中華メーカーBlitzWolf®のハイエンド完全ワイヤレスイヤホン『BW-FYE8』についてレビューしてきました。
QualcommのQCC3020チップを搭載し、Bluetooth5.0接続&aptXコーデックで高音質・低遅延を実現。
加えて、デュアルダイナミックドライバーの恩恵で中音域に強くクリアなステレオサウンド。
それでいて、5,000円以下というお手頃価格なのは、もはやコスパが良いとしか言えないですね。
- 安くて遅延が少ない完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
- 「重低音ガンガン」より「サラッと中音域」を楽しみたい人
- バッテリーが長持ちする低価格イヤホンが欲しい人
- 5,000円以下のaptxコーデック対応機種を探しているAndroidユーザーの人
などにおすすめの完全ワイヤレスイヤホンです。
以下のリンクから、BW-FYE8を低価格で購入するとが出来ます。(AliExpress)もし、気になるのであればご覧になってみてください。
