Cheeroの寝ホン「NEM Plus」感想をレビュー。睡眠導入機能付きTWS

Cheero「NEM Plus」をレビュー。睡眠導入機能付きの完全ワイヤレスイヤホン

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Cheeroの「NEM Plus」は【睡眠モードと仮眠モード】の2種類の快適音源を本体に内蔵した睡眠導入機能が付いたプレーヤー。

寝ホンだ。

また、おもしろいことに本機はQualcommのQCC3020プロセッサを搭載しaptXコーデックにも対応している高音質仕様の完全ワイヤレスイヤホン(TWS)でもある。

Cheero NEM Plusイヤホン本体

一風変わったTWSということで気になった僕がその気持ちをツイートしたところ、Cheero様(@cheeromart)が快く提供してくださった。Cheero様ありがとうございます。

この製品を実際に使用してみたところ、僕の夜の睡眠の濃さが増し眠りにつくまでの時間も早まった。ピークを過ぎてしまって朝まで眠れないなんてことはなくなったから効果はあった。

この記事では、「NEM Plus」を2カ月ほどがっつり使ってみた感想をレビューしていく。

睡眠の質が低く悩んでいる人には改善のきっかけに参考にしてみてほしい。

自然音プレーヤー×完全ワイヤレスイヤホン「NEM Plus」

こちらがCheero NEM Plus。

本機は完全ワイヤレスイヤホンでありながら、ケース本体に用意された快適音源を有線無線で再生することができるウェアラブルデバイスだ。

製品を手に取ってから知ったのだけど、この製品は既に同社から発売されていた「CHE-627」という完全ワイヤレスイヤホンと「NEM」というプレーヤー単体が合体した製品のよう。

連続再生時間は、1回8~10時間。大容量2200mAhのリチウムイオンバッテリーを併用するとそれを約15回分充電して使うことができる。

デバイスはAndroid,iOS,WindowsなどだいたいのOSで接続が可能で、Bluetoothは最新のバージョン5.1をサポート。QualcommのQCC3020プロセッサを搭載していてAndroidと相性の良いaptXコーデックに対応している。

カンタンに言うと安定して低遅延で音楽を楽しむことができる。TWSとしても割と優秀なスペック

製品仕様

商品名:NEM Plus
型番:NEM-002
本体部寸法:約 79 × 52 × 32 mm
イヤホン部寸法(本体):約 24 × 29 × 20 mm
イヤホン端子:Φ3.5mm
BluetoothVer.:Ver. 5.1
防水規格:IPX5
通話:可能(ノイズキャンセリングCVC8.0 ※通話時のみ)
対応コーデック:SBC, AAC, aptX™
再生時間:約 4~6 時間 (通話のみ) / 約 8~10 時間(音楽再生のみ)充電時間約 1.5 時間

その他詳しい製品仕様は公式サイトを確認してほしい。【https://cheero.net/nemplus/

実際に触れてみる

Cheero NEM Plus全体画像

ケース自体にディスプレイがあってこれまでレビューしてきた完全ワイヤレスイヤホンとは一風変わった外観で、白と水色のツートンで清潔感のある配色。

充電はUSB-Cに対応。ワイヤレス充電には非対応のよう。

USB-Cポートの隣にあるボタンを長押しすればケースの電源のON/OFFを切り替えられる。

イヤホンとのペアリングは、スマホとのペアリングなのかケースとのペアリングなのかで手順が異なる。

スマホとのペアリングの場合、ほかのTWSと方法は変わらない。

本体をケースから取り出すとペアリングモードに入るので、スマホのBluetooth設定画面からONにして接続可能なデバイスを検索。[NEM Plus Earphones-L]を選択すればスマホとの接続が完了する。

また、ケースとのペアリングの場合はケースから本体を取り出しケースの電源をONに。ディスプレイの[BT]の項目を選び[Bluetooth On/Off]のOnをタップ。[Search for device]の項目から[NEM Plus Earphones-L]を選択すればケースとイヤホンの接続が完了する。

あとは、ケースディスプレイのホームボタンからトップ画面に戻って、[SLEEPモード][RESTモード]かを選択するだけで、イヤホンから快適音源が再生される。

NEM Plusのいいところと、残念なところ

CheeroのNEM Plusを2か月間使ってみて感じた本機のいいところと、逆に残念なところを紹介する。

いいところ

Cheero NEM Plusのイヤホン

布団に横になって音楽を聴きながら眠りにつきたいときがたまにあるけど、どうしてもイヤホンが飛び出ている分耳に圧力がかかって長時間横になれない。という悩みを僕は感じたことがある。

でも、NEM Plusはこれまで触ってきた完全ワイヤレスイヤホンの中でも特に小型となっている。そのため、装着したまま横になってもこれまでのように痛くない。(まったくではない)

Cheero NEM Plusイヤホン本体

本体の重量も5gと軽量でズレ防止のスタビライザーも付いているから、割と寝相が悪くても装着したままでいられるかも。

Cheero NEM Plusはタイマー機能付きだから装着したまま寝ても大丈夫

NEM Plusには睡眠モードと仮眠モードが備えてあり、どちらもタイマー機能が搭載されている。

  • SLEEPモード全20曲⇒1時間後に自動停止
  • RESTモード全25曲⇒25分後に自動停止

イヤホンを装着したまま寝てしまって朝目覚めたときに電池切れを起こしていたというプチストレスな経験があるけど、1時間後には勝手に停止してくれるので、その心配はいらない。

それに、音で目が覚めるということもなかった。

僕は今年に入ってから寝る前に気持ちの断捨離を兼ねて瞑想をするようになったんだけど、NEM PlusのRESTモードは、この瞑想にうってつけな1曲25分。

曲が終わると同時に気持ちを切り替えることができていい。1日の終わりにNEM Plusはいい。

個人的には[09.湖の岸辺]はさわやかでクセもなくネガティブさも消えてよかった。

残念なところ

変わり種TWSということで、やっぱり残念なところも存在した。

一番はやっぱり値段

本製品は税込みで13,200円する。イヤホンと快適音源がセットと考えると一見ん?となるが、再生できる音源は曲数も限られていて上書き等はできない。

となると、好みの曲がない場合には結局Youtubeで探したほうがいいとなってしまうかもしれない…。それなら、たった5曲でも上書き可能なプレーヤーを内蔵していたほうが面白みがあったのかもしれないと僕は思った。

  • SLEEPモード(各60分)
    • 01.うたかた(オリジナル)
    • 02.まどろみ(オリジナル)
    • 03.森の香り(オリジナル)
    • 04.広い海(オリジナル)
    • 05.ぬくもり(オリジナル)
    • 06.朝の訪れ(オリジナル)
    • 07.トロイメライ(編曲)
    • 08.カノン(編曲)
    • 09.G線上のアリア(編曲)
    • 10.ベートーベン「月光」から(編曲)
    • 11.シューベルトの子守歌(編曲)
    • 12.モーツァルトの子守歌(編曲)
    • 13.宇宙(オリジナル)
    • 14.オルゴール ブラームスの子守歌(編曲)
    • 15.オルゴール ショパン ノクターン(編曲)
    • 16.湖の岸辺(自然音)
    • 17.滝の音(自然音)
    • 18.小鳥のさえずり(自然音)
    • 19.朗読「おふとんのひみつ」日本語
    • 20.朗読「おふとんのひみつ」英語
  • RESTモード(各25分)
    • 01.うたたね(オリジナル)
    • 02.ゆらぎ(オリジナル)
    • 03.さまよい(オリジナル)
    • 04.やわらかな風(オリジナル)
    • 05.ベートーベン「月光」から(編曲)
    • 06.G線上のアリア(編曲)
    • 07.シューベルトの子守歌(編曲)
    • 08.ブラームスの子守歌(編曲)
    • 09.湖の岸辺(自然音)
    • 10.小鳥のさえずり(自然音)

また、NEM Plusは便利なことにケース側面に有線接続用の3.5mmのAUXイヤホンジャックが用意されていてスピーカーやヘッドホンへの出力が可能となっている。

ただ、残念ながらAUXケーブルはNEM Plusのパッケージに同梱されていない。僕はお気に入りのBOSEのSoundLink MiniⅡで音源を流しながら瞑想をしてみたかったが、AUXケーブルを持っていなかったので叶わなかった。

AUXケーブルが付属していたら嬉しかった。

まとめ

この記事では、Cheeroの睡眠導入機能付き完全ワイヤレスイヤホン「NEM Plus」を実際に使用した感想をレビューしてきた。

実際に使用してみるとわかるけど、寝る前の自然音はやはり眠りをさそうので処方箋感覚で持っておくと便利。

事実僕はこの製品を活用するようになってから定期的に一息つく時間を捻出することができている。NEM Plusで自然音を聴きながらKindleで読書をするとすぐに眠気がやってくるからおすすめの組み合わせ。

正直もう少しケースが小さければもっといいと思うけど、それならNEM Plusではなくプレーヤー単体の「NEM」という選択肢に目を向けるのもひとつの手。

デメリット
  • 値段が高い
  • AUXケーブルは付属しない
  • ケースが少し大きい
メリット
  • イヤホンが小型で装着したまま寝ても耳が痛くない
  • タイマー機能がうれしい
  • RESTモードの曲の長さが瞑想にちょうどいい

2点

公式サイト

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