Panasonic『ER-GC72』レビュー 38段階調節可能の防水バリカン

ER-GC72本体デザイン

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無駄に美容室代をかけずに、出費を抑えてくれるセルフカット。

ただ、セルフカットはたとえボウズであっても初心者にはハードルが高いのが現状です。

失敗すれば虎刈りのダサい髪形で出勤しなければいけない羽目になりますからね。それは誰でも嫌なものです。

ですが、初心者でもカンタンに扱えるバリカンがあります。

それが、2016年のPanasonic製ヘアカッター『ER-GC72』です。

  • お風呂でもガンガン使える
  • カット長さを38段階調節可能
  • 0.5mmからカット可能
  • コードレスで最大40分間使用可能
  • 切れ味抜群

まさにボウズの味方なバリカンです。

Panasonic製メンズヘアカッター『ER-GC72』

ER-GC72パッケージ写真

『ER-GC72』は、2016年に日本の誇る家電メーカーPanasonicから発売されたメンズヘアカッターです。

お値段は、5,960円。

鋭い切れ味で刈り上げもキレイに仕上がり、髭の手入れも可能なバリカンで、最短0.5mm~20mmまで長さ調節が可能となっています。

昨今、中華製バリカンも登場しだしたなかで日本の名のあるメーカーのバリカンであれば信頼度もあって、もしものときのサポートも期待できるので安心です。

そんな『ER-GC72』の主な仕様は以下です。

電源方式8時間充電・交流式
電源AC100~240V(自動電圧切替付)
消費電力約5W(交流式使用時)
約0.5W(充電時)
連続使用時間フル充電時約40分間
水洗い〇(IPX7防水規格)
本体寸法高さ17.3×幅5.1×奥行4.4cm
本体重量約155g(アタッチメント含まない)
生産中国
販売メーカーPanasonic
カット長さ0.5mm~20mm
海外使用
カット前のボウズ
カット前のただのボウズ

超剛毛直毛という髪質の僕でさえ、たったの30分でバリっと仕上げることができます。

ER-GC72でカット後のボウズ
ER-GC72でカットした後のBOWS

パッケージ内容(付属品)

ER-GC72付属品
  • ER-GC72本体
  • アタッチメントA(1~10mm)
  • アタッチメントB(11~20mm)
  • ナチュラルアタッチメント
  • オイル
  • 掃除用ブラシ
  • 充電アダプター
  • 取扱説明書
  • 持ち運び用ポーチ

外観

ER-GC72本体前面

個人的に『ER-GC72』は、美しい曲線を描いたフォルムなので見た目デザインとしても好み。美光沢なシルバーが上品でいい。

下手なデジタル表示なんていりません。バリカンはシンプルに、原始的な設計でいいんです。

ER-GC72本体側面

アーチを描いていてキレイ。

ER-GC72充電部分
ER-GC72本体裏面
ER-GC72本体裏面拡大

裏面には、凸凹と持ちやすい設計になっているので使っていて手が滑ることはほとんどありません。

ER-GC72本体デザイン

大きさも【高さ17.3×幅5.1×奥行4.4cm】と小さすぎず大きすぎず、持った感じも手になじむので扱いやすい。上部の方が重たくて重心がうまく刃に集まるのでカットしやすそう。

お風呂でも40分間使用できるER-GC72の防水性能

ER-GC72パッケージの表示

『ER-GC72』は、ウォータースルー洗浄が可能なIPX7防水設計となっていて、完全にお風呂で使用することが出来ます。

IPX7防水規格とは

「水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない」という検査基準を満たした優れた防水設計のこと
つまり、お風呂にじゃぶじゃぶ浸けても大丈夫な設計ということ

お風呂で使えれば、刈った毛をサッと流すことが出来るので切れ味も保つことが出来るし、毛がチクチク刺さる心配もありません。

ER-GC72は付属アタッチメントで0.5mmから20mmまで38段階の長さ調節が可能

ER-GC72にアタッチメントを着けた様子

ダメなバリカンでよくあるのが、長さ調節幅が少ないもの。
ボウズにとっては、1mmの差でも全く違う見た目になってしまうので、長さ調節は神経質になるポイントですよね。

ですが、『ER-GC72』はアタッチメントごとに0.5mmから20mmまで0.5mm単位で調節が可能となっているので、ボウズでもキレイな仕上がりになります。

調節は付属のアタッチメントごとに適応長さが違うので、それぞれ付け替えて使用します。

ER-GC72アタッチメントすべて
ER-GC72にアタッチメントを着ける様子

スライドアタッチメントを付けて、ダイアルを左右に回すだけ。

各アタッチメントの長さ調節幅は、以下

アタッチメント調節可能長さ
スライドアタッチメント(A) 1~10mm
(0.5mm刻み)
スライドアタッチメント(B) 11~20mm
(0.5mm刻み)
アタッチメントなし0.5mm

※10.5mmの長さだけはアタッチメントの構造上設定することができません

ER-GC72スライドアタッチメント

回したダイアルごとにアタッチメントがスライドして上下します。

ER-GC72はコードあり・コードなしどちらにも対応

ER-GC72充電時の画像

カット代コストを抑えたいボウズにとって、セルフカットは必須スキルです。
ですが、コード式限定バリカンは充電の手間を省ける反面セルフカットを行う上でかなり扱いずらいという難点があります。

その点『ER-GC72』は、交流・充電式どちらにも対応した仕様なので用途にあわせてコードありかコードなしかを選ぶことが出来ます。

交流・充電式とは

電源から電気を供給して使用する→交流式
内蔵バッテリーで使用する→充電式
交流式はコードが邪魔な反面フルパワーで使用することが出来る
充電式は、パワーは半減するがコードレスで使用することが出来る

コードレスで使えば、右手左手にこまめに持ち直しても阻害するコードがないのでストレスフリー。持ち方も自由自在です。

僕は髪質的に手に毛が刺さるほど髪が硬いんですが、それでもコードレスで十分キレイに仕上がるので、コードありで使うことはほとんどありません。
しいて言うなら、髭の手入れの時くらいです。

海外でも使える「自動電圧切替機能」付き

電源に関して言うと、海外出張の時にも『ER-GC72』は便利です。

AC100~240Vの範囲内であれば、電圧を自動で切り替えてくれるので、アダプターさえ用意すれば、海外にも安心して持っていけます。(あらかじめ行く先の国の電源は調べておく必要があります)

付属のポーチがまた絶妙な大きさで持ち運びやすく、用意もしやすいです。

ただ、海外出張の際はシェーバーは別で持っていく方がいいです。
『ER-GC72』は髭の手入れもできる使用にはなっていますがあくまで手入れレベルだし最短0.5mmまでなので、剃り仕上がりはシェーバーには劣るからです。

切れ味を落とさないためのER-GC72メンテナンス方法

バリカンやシェーバーは意外と手入れをしないと切れ味が落ちてしまうものです。
ですが、『ER-GC72』は手入れも比較的カンタン。付属のオイルを刃の周り3か所に垂らすだけでいいんです。

手入れ手順を写真付きで紹介します。(使い終わったらまずは手入れの前によく乾かしておきましょう。)

本体から刃を取り外す
ER-GC72手入れ手順1
まずは本体から刃を取り外す
ER-GC72刃を外した様子

表から裏に向けて刃を倒すだけで刃が外れます。

注油箇所を確認
ER-GC72の刃注油部分

注油のポイントは金属の摩擦が起きる箇所に注すこと。

スライドさせて注油
刃に注油
1滴だけオイルを垂らします。
スライドさせることができる
スライドさせると反対側が出てくる

さきほど注油した反対側(右に注したなら次は左)に注油します。
刃は手でスライドさせることができます。

本体側をブラッシング
本体側

本体側には、刈り上げた毛が残らないように付属のブラシでブラッシングをしておきましょう。

手入れ完了!
本体がきれいになった

これで手入れは完了です。次の出番を待ちましょう。

こまめにオイルを垂らしてあげないと金属部分が錆びてしまい、切れ味が落ちてしまうので少なくとも2回に1回はオイルを注してあげましょう。

オイルも、刃もそれぞれ単体で販売もしているのでもしものときも安心です。

『ER-GC52』と『ER-GC72』との比較

今回レビュー紹介した『ER-GC72』には、兄弟分として『ER-GC52』というものが存在します。

同じPanasonic製ヘアカッターである『ER-GC52』は、見た目も酷似しています。

では、両機の違いはいったいなんなのかというと、実は基本的に仕様は一緒です。

ただ、1点付属するパーツが異なります。『ER-GC52』には、スライドアタッチメント(B)の11mm~20mm仕様のものが付属していません。

つまり、『ER-GC52』は0.5mm~10mmまでしか長さ調節が出来ないということです。

それなのに、金額的には大差がないので『ER-GC72』と『ER-GC52』で選ぶのであれば0.5mm~20mmまで長さ調節が可能な『ER-GC72』の方が断然お買い得です。

評価まとめ:落ち度なし!ボウズの味方『ER-GC72』

ER-GC72にアタッチメントを着けた様子

“最初にコレを買えば大正解”


お風呂でもガンガン使えて、多段階切替が可能なうえにコードレスで切れ味抜群。さすがは日本メーカーPanasonic製。

手入れもしやすくて、値段的にも良心的な価格なのではじめてのバリカンには扱いやすくておすすめです。セルフカットで1円でもおおくカット代を抑えたいという人は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

以上、パナソニックの自動ヘアカッター「ER-GC72」レビューでした。

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