「名の知れない中華製メーカーの電子機器は、気を付けて購入をしなければいけない」そう、思わざるを得ない体験をしたという記事です。
先日、ifancierというメーカーのスマートウォッチをレビューしたBOWSです。
Apple watchよりも断然価格は安くて、必要最低限の便利機能を兼ね備えたもので個人的にはアリな商品でした。
一方で、公式サイトが存在しないことや、カメラの遠隔操作モードに関しての疑問なども紹介しました。
この直後、ほぼ同時刻。
僕のスマートウォッチを羨ましがった父親が、自分でスマートウォッチを購入したそうで、僕に報告してきました。
品定めのために、父親が購入したスマートウォッチをみてみると、僕の買ったifancierのスマートウォッチと全く同じ商品が届いていたんです。
しかも価格差2,000円。わお、びっくり。

右:Zagzogのスマートウォッチ

右:Zagzogのスマートウォッチ
INDEX
ifancierとZagzogのスマートウォッチは一緒?
因みに、開封してしまうと返品が受け付けられない可能性があったので、今回父親が購入した商品は開けて検証はしていません。
ただ、パッケージが同じ商品ってだけで個人的には衝撃的です。
前回僕が購入したスマートウォッチは、【ifancier スマートウォッチ フルタッチスクリーン 1.54インチHD画面 IPx68防水 天気 音楽 スマートブレスレット 活動量計 腕時計 Line/着信通知 ストップウォッチ カロリー 目覚まし時計 長座注意 日本語説明書 iphone&Androi対応 (ブラック)】6,380円
そして、父が購入したスマートウォッチが、【【令和最新版】フルタッチスクリーン 1.54インチHD画面 スマートウォッチ IP68防塵防水 長い待機時間 音楽制御 カメラ遠隔操作 着信電話通知/アプリ通知 消費カロリー 目覚まし時計 長座注意 日本語対応 iOS/Android対応】4,734円
サイドのボタンがちょっと違うけど、見た目・機能面・特徴すべて合致しています。違うのは値段の2,000円差のみ。
どういうことなのか?考察してみた
今回、同じ製品が届いたというのは個人的な見解では偶然ではないと考えます。
ifancierのスマートウォッチも、製品そのものにメーカー名の記載はありませんでしたし、パッケージにも名の刻印はありませんでした。
つまり、同じ工場で製造した商品を売り手だけが名前を変えて販売している(OEMかな)ということが考えられます。
にしても、価格差2,000円以上はえげつないですよね。ひどい。僕大損な気分です。
同じ商品が届くと何が怖いのか
今回、違うメーカー名のスマートウォッチを購入したのに同じ商品が届いたことで何が怖いかというと、「スマートウォッチに内蔵されているバッテリーの発火のリスクが増す」ということです。
よく、Twitter上でも「UFOキャッチャーでとったイヤホンが燃えた」とか、目にします。
消費者庁も、最近ワイヤレスイヤホンなどに対する注意記事をアップしたばかりで、火災事故件数は年々増加傾向にあると報告しています。
➡消費者庁https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_031
そして、先日僕がレビューしたifancierのスマートウォッチも、商品そのものにはPSEマークが見当たらなかったことを書いています。

そういった中で、万が一商品が発火した際に「メーカーの公式サイトもなく、問い合わせ先がハッキリしていない」というのは、いち消費者にとって不安材料でしかありません。
まとめ:今回の件で何を学んだのか
今回の件で僕らが学んだのは、「万が一を備えて、電池を含む製品に関してはきちんとした製品を選ぶ」ということです。
ここでいうきちんとしたというのは、
- メーカー公式サイトが存在する
- 名の知れたメーカー
- 製品または製品内の情報項目にPSEマークが記載されている
- 製品にメーカー名が記載されている
このあたりでしょうか。
名の知れたメーカーはおのずと公式サイトを立ち上げているでしょうから、まずは気になった商品の公式サイトをみてみるといいかもしれません。
zagzogのスマートウォッチは開封もせず返品処理をしたので、幸い火災事故にもトラブルにも巻き込まれたわけではないわけですが、正直同じ製品で2,000円も高く払って購入した僕はいい気分ではないのは確かです。
中華製無メーカー商品には、今後注意します。
スマートウォッチなら、4,000円以下のシャオミ「Mi スマートバンド4」が安くて公式サイトもある大企業だし安心ですね。