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EDIFIERから新たにオープンイヤーイヤホン「R1」が登場したということで実機をレビューしていく。
本機は12mmのチタンコーティング振動板とBluetooth5.4、マルチポイント接続とIP56防水設計を備えた硬派な仕様。
目を見張るような突出した機能はないものの、シンプルなデザインとEDIFIERならではのチューニングを武器としているようだ。
実際、耳を塞がずによくもここまでの音を再現してくれるなと。
ぶっちゃけカナル型完全ワイヤレスイヤホンのソレとはまだ比べられないクオリティではあるんだけど、それでも実力差はかなり小さくなってきているなと。
そう、感じさせるクオリティよR1は。
スペック
Bluetooth:バージョン5.4
ドライバー:チタンコーティング12mmダイナミックドライバー
マイク:ENC通話ノイズキャンセリング
防塵防水:IP56
連続再生時間:イヤホン単体7時間/ケース併用最大28時間
充電:Type-C(15分で3時間再生可能急速充電)
マルチポイント接続:対応
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
この記事は、メーカーからの提供品を基に敬意を持って忖度なし正直に実機レビューしていきます。
12mm口径ドライバーが攻めてるサウンド
前提のはなし、従来のオープンイヤーイヤホンというか空気伝導タイプのオーディオの特徴として厚みがない軽薄なサウンドになりがちなものが多かったんだけど、R1はしっかり低音まで出力されている。
大口径12mmのダイナミックドライバーを採用することで迫力のあるサウンドを実現してきている。
攻めてるねEDIFIER。
ボーカルも埋もれず前面に出ているし、低音のパンチもあるし高音の伸びすら感じることができる。
芯のある太めのドンシャリ傾向だ。
これならポップスだけじゃなくR&Bとかヒップホップも楽しめる。
唯一出力不足を感じたのはロック。
ONE OK ROCKやB’zなどハードな楽曲になると音の混在が目立つ感じだ。
あと一歩分離感と出力がほしかったところ。
激しめロックを中心に聴くという人は無難に完全ワイヤレスイヤホンを買った方が満足度は高いだろう。
そうでなければ、映画もリアルに聴こえるし動画視聴など問題なく楽しめるだろう。
Bluetooth5.4、IP56防水、マルチポイント対応と抑えるところは抑えたスペック
性能の面でもR1しっかり抑えてきている。
Bluetoothは現時点最新のバージョン5.4に対応。通信もはやく途切れることなく使うことができた。
マルチポイント接続にも対応しているからPCで音楽を楽しみつつスマホへの着信に即座に対応することができる。
本体もIP56とハイドロポンプにも耐えうる防水設計となっているのでアクティブに使いたいニーズには応えてくれる。
正直音質がよくてこれだけの性能を持っているのであれば他にはなにも求めないだろう。
Qi充電・LDACには非対応
欲をいえばワイヤレス充電とLDACコーデックには対応していてほしかったというのが正直なところ。
この手のウェアラブルデバイスは使い勝手がよくてなんぼ、置くだけワイヤレス充電ができるのとできないのとでは充電にかかる手間がダンチだ。
LDACコーデックはAndroidユーザーにとっては聴きなれた仕様。
ハイレゾサウンドを楽しめるLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンが多いなかAAC接続は気持ちの面でちょっと物足りなさを感じてしまう。
ただ、実際の音質はオープンイヤーイヤホンとしては不満はないので、あくまでも“あったらよかった”機能だ。
特殊な機能はないもののポイントは抑えたバランス型
ということでEDIFIERの空気伝導イヤホン「R1」について実機レビューしてきた。
イヤーカフイヤホンが多数輩出されているなか音質で勝負してくるEDIFIERはさすがの一言。
ファンが多いわけだ。
突出した機能がないっていう見方もあるけど、そもそも文句のつけようのないスペックならこの値段でもじゅうぶん。
家事のモチベーションをワンランクアップさせるツールや外出時用のサブイヤホンとして活用するに適した品質だ。