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去年から今年のトレンドとも言えるほど各社から出ているオープンイヤーイヤホン。
耳を塞がない解放感と、向上してきた高音質具合、機種によってはANC搭載機まで登場しだしていよいよ発展目まぐるしいオーディオ機器なんだけど、HUAWEIからも初となる耳掛け式イヤホン「FreeArc」が登場した。

【スペック】
ドライバー:17×12mm高感度ドライバー
コーデック:SBC,AAC
Bluetooth:5.2(HUAWEIスマホのみポップアップペアリング対応)
防水規格:IP57
連続再生時間:本体最大8時間、ケース併用最大36時間
充電時間:約40分
今はまだ一般販売前の段階なんだけど、一足先に実機を提供してもらえたので魅力のほどを紹介レビューしていく。



ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
この記事は、メーカーからの提供品を基に敬意を持って忖度なし正直に実機レビューしていきます。
ミニマルさと高級感を兼ね備えた所有欲を満たすビルドクオリティ

デザインは非常に高品質で、全体的にマットでサラリとしていて決してチープ感はなく、あくまでもエッセンシャルさが溢れているHUAWEIのガジェットってかんじ。
低価格イヤホンにみられるやっすいプラスチック感は皆無。


このスタイリッシュさで最大8時間のバッテリーを積んでいるのも魅力だ。
ワイヤー部分は形状記憶合金を内蔵していてしなやかで装着していて耳への負担もぜんぜん感じない。


防水規格もIP57準拠で汗水耐性もしっかりしている。
これだけ実用性が高いスペックと装着感ならスポーツシーンでも頼れる相棒になるだろう。


先日レビューしたShokzの耳掛け式オープンイヤーイヤホン「OpenFit2」と比較するとケースも本体もほぼ同サイズ。
質感もすごく似ていた。
耳を塞がないイヤホンとは思えない立体的で明瞭なサウンド
FreeArcの音質は、オープンイヤーイヤホンとは思えない明瞭なサウンドになっている。
「ホントにコレオープンイヤーイヤホン!?」ってリアクションに尽きる。
これまでならカナル型イヤホンでないと味わうことのできなかったクオリティを圧倒的見通しのよさとともに体感することができる。
耳を塞がずにここまでの高音質を味わえるのはまじで革新的だ。

ボーカルは耳元、楽器との分離も定位も明確で広い音場を活かしてめちゃめちゃ立体的な空間を再現している。
ONE OK ROCKとかKISSとかレッチリとか、ハードロックでも潰れることなくキレイに出力してくるしモチベーションに直結するレベルの高音質だ。
唯一低音のサブベースあたりの迫力はあと一歩ほしいところではあるけど深さはほどほどにあるし、何より高音域の線が細くて明瞭具合が半端じゃあない。
アコギの線の細さもコーラスの層感も、めちゃ心地いい。
特にP!NKとかアリアナグランデ、Siaなどの高音を得意とする女性ボーカルと相性がいい。明瞭感・清涼感がたまらないのでおすすめだ。

過去触れてきたオープンイヤーイヤホン内で言えば、僅差でShokzのOpenFit2の次に高音質。
OpenFit2のほうが重低音の出力がやや強力といったところ。
それでもOpenFit2は25,000円前後するのに対してFreeArcは18,000円前後なので価格差を考えればFreeArcの完成度は非常に高い。
専用アプリはHUAWEI AppGalleryからインストール
本機唯一のデメリットとしてあげられるのは、やっぱりアプリ。

本機はHUAWEIのアプリ「HUAWEI AI Life」をインストールすることでイコライザーカスタムや低遅延モードへの切替などを行うことができるようになるんだけど、
ご存知な方もいるとは思うけど、HUAWEIのアプリはGoogleストアには存在していない。
だから、HUAWEI APPから自分でインストールする必要がある。
説明書のQRコードからカンタンにインストールすることができるけど、インストール時には何かあっても自己責任みたいな雰囲気が漂うからインストールには勇気がいる。
アプリをインストールしなくても全然使うことができるから無理にインストールする必要はないけど、ファームウェアアップデートには必要なのでおぼえておこう。
現時点で最強のオープンイヤーイヤホンのひとつに

オープンイヤーイヤホンも遂にここまで来たか~。
FreeArc、バケモノだ…。
18,000円前後で耳を塞がず解放的に、尚且つここまで高音質っていうのはすごくトキメく。
現時点では間違いなく最強のオープンイヤーイヤホン。
普段全然ANCを必要としない翁からするともう完全ワイヤレスイヤホンは要らなくて、オープンイヤーイヤホン×有線イヤホンの2種類だけでいい。
「満足のいく音質を持ったオープンイヤーイヤホンがほしい!」
「スポーツしながらでもめちゃいい音を聴きたい!」
「名の知れたブランドのイヤホンが欲しい!」
って人はぜひHUAWEI FreeArcを手にしてみてほしい。
FreeArcのHUAWEI公式サイトでの一般販売は21日の予定だ。