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サウンドピーツからもイヤーカフイヤホンが登場したということで実機レビューしていく。
本機はBluetooth最新のバージョン5.4に対応していて、最大24時間の連続再生が可能。
Type-C急速充電（10分で2時間分）も対応してるし、マルチポイント接続もできたりと必要な性能は備わっている。
サウンドピーツといえばコスパのよさが魅力なわけで、CCは6,000円前後とイヤーカフイヤホンとしては標準かちょっと安い価格帯設定となっている。
正直イヤーカフタイプのイヤホンに9,000円も10,000円も出す勇気はない！っていうのが個人的な意見なんだけど、どうだろう、そうなるとCCは結構狙い目と言えるんじゃないかなと。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁（おきな）
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳／ ブロガー歴7年／ レビュー数330品以上（うちイヤホン180種類以上）／ Xフォロワー数5,100人突破／ YouTubeチャンネル開設（奮闘中…）／ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中／ 普段はサラリーマン／ 4児の父／ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
この記事は、メーカーからの提供品を基に敬意を持って忖度なし正直に実機レビューしていきます。
12mmWマグネットドライバーの軽快なサウンド
CCは12mmのデュアルマグネットドライバーを採用している。
イメージとしては反発を利用して振動板の反応を速めているかんじ。
パワフルさとキレのよさを追及した答えだろう。
実際、米津玄師の『Plazma』などのアップテンポな楽曲からアニソンまでキレよく出力する。
サブベースは勢いがあってテンポもいいし、ギターも弾力があり聴きやすい。
音の分離感も申し分ない。
その反面、ボーカルがやや遠いのと解像感が低いのが目立つ印象。
ロックになると余計に粒の荒々しさが気にはなる。
ロックには向かない。
専用アプリ「Peats Audio」のイコライザーカスタムで低音と高音を気持ち持ち上げることで分離感は多少矯正することができたけど、解像感は目をつぶるしかなさそうだ。
“こだわり”の装着感ゼロはほぼ本当
公称だと「装着感ほぼゼロ」とうたっていて、本体の重さも6.2gで形状も先日レビューしたQCYのC30と酷似しているから装着感のよさは期待どおりと思っていい。
軽い。
筐体の70％が液体シリコン製だから耳への接触部もソフトで心地いい。
ただ、翁（おきな）の右耳に対しては圧力がやや足りないかんじがある。
具体的には、左はしっかり横を向くほどホールドしているのに対して右はヘタッと垂れるかんじだ。
しっかり横を向くほどホールドしてくれているほうが音が鮮明に聴こえるから、耳の薄い人にはフィット感に物足りなさを感じるかもしれない。
とはいえ、CCのブリッジ部にはニッケルチタン製形状記憶合金ワイヤーを内蔵している。
だから記憶の付け方には個体差があるかもしれないから全部が全部ホールド力が弱い可能性は低い。
ということでホールド力の1点を除けば装着感は文句なし。
こだわりの装着感ゼロはほぼ本当だ。
イヤホンからは操作しない。だから“タッチ無効”が便利
翁（おきな）は完全ワイヤレスイヤホンの類は基本的にタッチ操作しない。
音量も変えないし、曲のスキップもしない。付けたら流しっぱなしを楽しむタイプ。
だから本体のタッチ操作無効設定があると非常に助かる。
で、CCもアプリを介してタッチ無効設定をすることができる。
誤操作の心配も無くなるし、気持ち的にスッキリするから勇気をだして一度試してみてほしい。
さすがコスパのサウンドピーツ
6,000円前後でこのクオリティはさすがのサウンドピーツ。
装着感、ビルドクオリティ、コンパクトさ、音のバランスどれも絶妙。
VGP2025コスパ大賞受賞するのも納得だ。
イヤーカフイヤホンの存在意義としてカナル型イヤホンとか有線イヤホンのサブ機に軽く使えるっていうところじゃないかと思う。
家事のときやジョギングのとき、私生活のふとした瞬間にサッと使えるサブBGMツールとして6,000円前後が妥当な価格帯じゃないかとケチな翁（おきな）は思うわけよ。
だから、サウンドピーツCCはちょうどいい。
