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ども、最近キーボードにハマりはじめた翁（@okinalog）です。
はじめてのキーボード選びって、けっこう悩むよね。
「お、いいなこれかっこいい」って思っても実際には予算オーバーだったり、ゲームしないのにゲーミングだったり。
- 入力作業用の手頃なキーボード
- キーボードとマウスのデザインを揃えたい
- 1万円以下で、でもチープ感の少ないコスパがいいキーボード
- 職場用のサブキーボード
この辺を探している迷える子羊には、このKOPEK JAPANから提供していただいたキーボード・マウスセット「B33 Wireless Combo」がおすすめ。
いまや日本でキーボードといえばなメーカーKeychronが出したライトユーザー向けのお得セットなんだけど、これがまた単に安いキーボードセットじゃなくてしっかりできたセットだったのよ。
たぶんコスパのいいキーボードが好きなトーマス氏とかにハマると思う。（「マウスは要らん」とか言いそうだけど）
そのくらい、このキーボードは抑えるとこしっかり抑えてる。ふだん3万円ちかくするキーボードを使ってる翁が言うんだから間違いない。
ってことで、実機レビューいきまーす。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁（おきな）
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳／ ブロガー歴7年／ レビュー数330品以上（うちイヤホン180種類以上）／ Xフォロワー数5,100人突破／ YouTubeチャンネル開設（奮闘中…）／ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中／ 普段はサラリーマン／ 4児の父／ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
商品提供：KOPEK JAPAN
気になるポイント3つ
冒頭で既にこのキーボードがいいって言うのは述べたんだけど、まず大前提として知っておくべきことだけ伝えとく。
- キーキャップの交換はできない
- バックライト非対応
- ゲームでは使えない（性能的に）
キーボード初心者でもキーボードを吟味しているなら昨今キーキャップが交換できる“ホットスワップ対応”モデルが多く存在することは頭に入ってるはず。
ホットスワップ対応モデルは基本的にメカニカルキーボードのひとつの魅力で、キーキャップをカスタマイズすることで独自性を付与したりできるんだけど、このB33はそういったことには対応していない。
また、バックライトも搭載していないから夜中真っ暗な部屋で入力作業をしたいユーザーにもおすすめできない。
もはやバックライトの必要性って色気を出す以外であんまり実用性ない機能だからあまり気にしなくてもいいとは思うけど。
さいごに、本機はどっちかというとオフィスでの入力作業向けに静音化されたキーボードなので、ゲームには向かない。有線接続ならまだいいとは思うけど、ワイヤレスでは遅延が出るだろうからゲーム目的ならほかを当たろう。
スペック
| B33 | スペック |
|---|---|
| サイズ | ヨコ357.12mm×タテ130.95mm 前面高さ16.48mm 背面高さ26.04mm |
| ポーリングレート | 1000 Hz (2.4 GHz & Wired)/125 Hz (Bluetooth) |
| 傾斜角度 | 6.5° / 9º |
| 重量 | 550 ± 10 g |
| 本体素材 | ABS樹脂 |
| バッテリー | 800mAh リチウムポリマー充電式 最大約320時間 |
| キーキャップ | ABS |
| MCU | Telink TLSR8258 |
| 接続方式 | 2.4GHz / Bluetooth / Type-C 有線 |
| Bluetooth | バージョン5.2 |
| BM25 | スペック |
|---|---|
| 素材 | 本体・グリップ：ABS樹脂 |
| センサー | PAW3212 |
| DPI | 100 – 2,400 |
| IPS | 30 |
| ポーリングレート | Max 1000 Hz (2.4GHz / Wired mode) Max 125 Hz (Bluetooth mode) |
| MCU | Telink TLSR8258 |
| 接続方式 | Bluetooth / 2.4GHz / Type-C Wired |
| Bluetooth | バージョン5.2 |
| スイッチタイプ | Huano マイクロスイッチ |
| クリック寿命 | 1000万回 |
| バッテリー | 600mAh 最大98時間 |
| マウスソール | Teflon / PTFE |
「これでいい」を超える快適タイピング体験
B33の打鍵感は単なるライトユーザーのための単なる安いキーボードじゃなくて、しっかり打鍵感がいいのが最大の魅力。
チープさは全然感じられずにしっかりとした快適な打鍵感となっている。
実際にこの文章はB33でタイプして入力しているんだけど、サクサク入力が進んでいて楽しいすらある。
本機はシザースイッチというものを採用していて、これが快適な打鍵感を実現している。
一般的にノートPC（ThinkPadとか）に採用される構造のスイッチタイプで、内部のハサミのようなパーツがキーを上下に支えていて、【薄い】【軽い】【静か】【クセがない】のが特長。
キーの押し込み深さ‟ストローク”も、ロープロファイルキーボードとメカニカルキーボードのちょうど中間ほどの浅さで、軽い押し込みで入力することができる。
めっちゃ楽。
それでいて、独特のカチャカチャ感というかサクサクとした一昔前のキーボードをタイプしているようなレトロ打鍵音があるから、しっかりタイプしている感も味わえるし静かすぎて物足りないって感覚もなりにくい。
コンパクトで実用的な筐体デザイン
B33は低価格だから本体デザインに正直高級感はないけど、使い勝手はいいように設計されている。
まず、本体が薄い。
ロープロファイルキーボードとまではいかないけど、それに近いくらいに薄い。
さらには傾斜角度をつけるための脚フレームも内蔵。
しかも6.5度と9度の2段階調節が可能。
この薄さと角度調節でパームレストなしでもしっかり快適にサクサクタイピングができるデザインなのがお財布にも手首にもうれしい。
3種の接続方式をカバーしている
B33は、【USB有線接続】【Bluetooth接続】【2.4GHz接続】の3種類の接続方式を切り替えることができるっていうのも魅力のポイント。
自作PCとかだとBluetoothに対応していないものもあるし、2.4GHzにも対応しているのはありがたい。
レシーバーをノートPCに挿せばすぐに接続されるし、遅延も体感少ないから外出先でもオフィスでも接続には困らないだろう。
Bluetoothはバージョン5.2をカバー。
本体上部のトグルをBluetoothに切り換えてFnキー+「ぬ」「ふ」「あ」の各ボタンを押すことで3台のデバイスを登録することができる仕様となっている。
ウェブアプリでキー割りあてなど設定変更が可能
B33は低価格キーボードセットとしてはうれしいキーマップの割り当てやマクロなどの設定をカスタマイズするランチャーを用意している。
しかもWEBアプリなのでソフトをダウンロードせず使うことができる。
→https://launcher.keychron.com/#/keymap
特にオフィスなどで活用するのであれば、ショートカットキーの変更などができると作業効率も上がるので便利だ。
付属するマウスもまたふつうに高品質
本パッケージに付属するマウスは単体で別売りもされている「BM25」というモデルのマウス。
キーボードと同じくBluetooth・2.4GHz・有線の3接続方式に対応していて最大98時間のロングバッテリーを内蔵している。B33同様、このマウス自体もランチャーアプリからキー割り当ての設定変更を行うこともできる。
品質も単体販売されているだけあって、ふつうにしっかりしたマウスで使い勝手は悪くない。
センサーは実績のあるPAW3212を採用していて握りやすい左右非対称なエルゴノミクス形状になっている。
翁はふだんメインデスクでは50g以下の軽量ゲーミングマウスを使ってるから違和感しかないけど、80g程度のよくある重量感のマウス。
ただし、Keychron独自の静音スイッチを採用しているおかげでカチカチとした安っぽいクリック音が一切なくて「ポコポコ」と低い音の鳴る滑らかなクリック感になっているのが好印象。
本体カバーを開ければ2.4GHzレシーバーが内蔵できて、コレ単体での2.4GHz接続もできるから、B33キーボードから離れた環境でBM25単体で使えるのもよきポイントだ。
パッケージにつきレシーバーは1つしか付属していません
はじめての日本語配列の静音キーボード、マウスも付いてくるなら御の字
1万円以下でここまで打ちやすいキーボードとマウスのセットが買える時代が来るとは思ってもみなかった。
Keychronのキーボード自体今回はじめて触れたけど、この品質で1万円以下を実現できるならそれは人気がでるわけだ。
デザインカラーもクラシックで洒落感もあるし、ランチャーソフトでキー割り当てとかもカスタムできるのはコスパがいいわ。
- 職場用のサブキーボードをどれにしようか迷ってる
- 打鍵感がとにかく静かで打ちやすいキーボードがほしい
- ワイヤレスに対応したキーボードがほしい
- 日本語配列で静音タイプのキーボードを探している
- マウスを選ぶのが面倒くさいからセット買いできるやつがいい
- 1万円以下で買えてキー割り当てなど細かい設定もいじれるキーボードがほしい
上記に当てはまる人におすすめできるキーボードとなっている。
