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家電やインテリアに詳しい人なら既に知っているかもしれないけど、ここ数年でじわじわ需要が高まっている「電動スクリーン」。
一昔前は手動が当たり前だったロールスクリーンやブラインドがいまや電動モーターで開け閉めを行えるように進化してきている。
見た目と利便性の両立だ。
今回レビューするのはそのひとつ、Moodifyというブランドが打ち出した電動ハニカムシェードだ。

- 完全電動昇降式
- シンプルデザイン
- 完全遮光+レースの1台2役
- Google Homeやアレクサと連携可能
- 突っ張り式・ネジ打ち付け式の2種類から選べる
と、スタイリッシュの極みともいえるスペックとなっている。
既にMakuakeではクラウドファンディングが実施されていて、大好評らしいんだけど、言っても高価なアイテムの部類。
実際のところどうなのか、気になる人もいると思うので書斎に設置してみた感想や使用感を体験レビューしていく。
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ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
この記事は、メーカーからの提供品を基に実機レビューしていきます。
使い勝手のいいハニカムシェードがまさかの電動で
ハニカムシェードとは?
そもそも、ハニカムシェード(cellular shade)ってどういうものなのっていう人のために軽く解説すると、ハニカムシェードとは「断面がハチの巣状(ハニカム)になっている形状のブラインド」のことを指す。
カーテンのように横に開閉ではなく、上下に昇降させるブラインドの一種だ。

なかでもハニカムシェードの特徴は以下のとおりとなっている。
- 断熱性が高い:夏は外の熱を遮断し、冬は室内の暖気を逃がしにくい
- 遮光効果:メーカーと生地によるけど、完全遮光なものも登場している
- 厚地・レースを搭載:ツインタイプだと、1台に厚地とレースの両方を備える
- デザイン性:シンプルなビジュアルで、インテリアにも馴染む
ロールスクリーンにも似ているタイプだけど、開けるか閉めるかしかできないロールスクリーンと違って調光機能の点でハニカムシェードのほうが使い勝手がいいのが特長だ。
また、カーテンと比べてもデザイン性が高く、しかも電動ともなると利便性としても優れている。
特段、Moodifyのハニカムシェードは、「電動モーター+スマート操作」を組み合わせているのにあわせて、工事不要で設置ができたりコンセント要らずだったりと最上級クラスとなっている。
Moodify電動ハニカムシェードのここがすごい
Moodifyの電動ハニカムシェードで特に個人的に魅力だと思ったのは以下の5点。
- オーダーメイドだから窓サイズにジャストフィット
- 突っ張り式だから工事不要
- バッテリー式だからコンセント要らず
- ソーラー給電もできるから充電要らず
- 完全電動式だからこどもがチェーンをいじったりして破損するリスクが少ない
有名どころで言うとタチカワブラインドが電動のハニカムシェードを製作可能だけど、あちらは工事は必要だしコンセントが必要で定価は本体代だけで10万円をゆうに超える。
工事が必要となれば、業者に設置してもらう工事費もかかるし、木枠や壁に穴を開ける必要もある。

そのてん、Moodifyの電動ハニカムシェードはセルフで設置ができるうえにコンセント電源がなくても導入できて10万円以下で買うことができるのでハードルがグッと低いのが強みになる。
Moodifyの電動ハニカムシェード体験レビュー
クセのないシンプルデザインがよき

これが実際にMoodifyのハニカムシェードを設置した様子。
今回は窓木枠内に突っ張り式で設置してみたんだけど、このおさまり具合、最高じゃないですか!?


木枠の出幅と本体出がフラットにおさまっていてスッキリ。シンデレラフィットとはこのこと。
デザインも非常にシンプルというか完全無地でクセもなく、右上に小さく”Moodify”と書いてあるだけで、柄もなくシンプルなプレーンホワイトにライトグレーのツートン。

平坦なロールスクリーンにくらべてじゃばらがほどよいテクスチャ感を出していておしゃれな雰囲気をだしている。

昨今の新築家庭は白・グレーベースの組み合わせが多いので、浸透率は非常に高いといえる。
充電・ソーラー給電がまじでいい
Moodifyの電動ハニカムシェードで個人的に推したいのは、バッテリー式でなおかつ充電すら不要ってこと。
具体的には、充電は必要ではあるんだけどソーラー給電システムを採用していて、付属のソーラーパネルを本体Type-C端子に接続して窓に貼ることで充電を省けるってこと。
これ神ってるでしょ。

日光が当たりにくい北向きの窓には不向きだけど、それ以外の方角であればまず実現可能。
コンセント不要ってだけでも便利なのに、充電も省けるって最高じゃん。
優れた調光機能
Moodifyの電動ハニカムシェードは「厚地」と「レース」を1台に兼ね備えたツインタイプ。
上がレース生地で、下が厚地生地だ。


- 日中植物の光合成のために光を入れたいけど、目隠しはしていたい→レース
- 夜、光が漏れないようにしっかり閉めたい→厚地
といった具合で手軽に切り替えることができる。
しかも、Moodify電動ハニカムシェードのいいところは、
- レース生地:遮像タイプ
- 厚地生地:完全遮光タイプ
の組み合わせなところ。

一般的なレース生地はミラーレースであっても夜になるとどうしても透け感が出てくるんだけど、Moodifyの電動ハニカムシェードのレース生地は遮像タイプといって、夜でもうっすら影しか見えない程度の透け感なのでプライバシーの観点でも安心度が高い。

また、厚地についても完全遮光生地を採用しているから、直射日光の激しい西日の窓であっても閉めてしまえばたちまち真っ暗になるレベル。
日中プロジェクターで映画鑑賞したいねんって人が歓喜する暗さを提供してくれる。
スマホ操作がまじで神ってる

無料のアプリをインストールすれば、スマホから操作ができる。これがMoodifyの電動ハニカムシェード最大の強み。
ロールスクリーンやハニカムシェードもそうだけど、チェーンや紐で手動上げ下げが一般的。
それがスマホで操作できるっちゃあ、そりゃあラクもラク。超ラク。


UIも直感的で、上げ下げをスワイプするかポチポチするだけのシンプルなつくり。
昇降具合も1%刻みで無段階に切り替えられるし、中途半端なところでも止められるのが便利。


外出先からも操作ができるから、「急に晴れたから植物に日光あてたいなー」ってときは外からでも光合成させられる。


しかも、タイマー機能も搭載しているから指定した時間になれば勝手に開ける・閉めるが設定できる。
もう完全無欠。
操作音が静か
肝心な可動音は、非常に静か。
たとえるなら電動昇降デスクと似た具合の音レベル。
「ウィーーーーーン」ってかんじの“決してうるさくはないけど、しっかり動作音”ってかんじの音。
この程度なら寝ているこどもを起こすことも全然ないし、隣人にご迷惑をかける心配はいらない。
断熱の程度は顕著
ハニカムシェードといえば断熱とよく言われるんだけど、本機も例外ではなく体感レベルでしっかり断熱できている。
特にエアコンのない僕の書斎は窓からの熱が激しくて困っていたけど、ハニカムシェードなしとありとでは手に伝わる熱がぜんぜん違う。ほぼシャットアウト。

これが冬になれば冷気を遮断してくれると考えると今年の冬は凍えることもなくなりそうだ。
冷房・暖房のある部屋ならその効果は絶大だろう。電気代も抑えられるかもしれないし、省エネにもなる。
導入に際して知っておきたいポイント(気になる点も)
しっかりと採寸するべし
Moodifyの電動ハニカムシェードは取付業者を挟まない分コストは抑えられるけど、そのぶん採寸の正確さが最重要。
Moodifyの電動ハニカムシェードに限らずだけどブラインド系は採寸するべき箇所が2パターンある。
- 窓枠内にすっきりおさまるように‟内付け”
- 窓を覆うように‟外付け”
‟外付け”は窓よりもひとまわり大きくても問題にはならないけど、‟内付け”は特に採寸をシビアに行わないと、「買ったはいいけど枠内に収まらない」なんてことになりかねないので注意しよう。
採寸方法については、Moodifyから採寸ガイドが出ているのでしっかりと確認して、2人体制で行おう。
一応、Moodify側はユーザーが提示した採寸寸法から5ミリ小さく本体を製作するようなので、おぼえておこう。
【PDF】採寸ガイドはこちら
突っ張り式かねじ打ち式かしっかりと見極めよう
Moodifyの電動ハニカムシェードは突っ張り式を選べるのが魅力だけど、突っ張り式は万能ではない点について知っておいてほしい。
- 窓枠内が空洞
- 木枠がもろい。または薄い。
- 窓枠内側奥行が6cmもない
こういう場合、突っ張り式だと窓枠が圧力で破損したり凹んだりきちんと昇降できない可能性があり危険。
また、ねじ打ち式の場合はねじを打ち込む予定の箇所にしっかりと下地が入っていることを確認する必要がある。
壁のなかに下地が入っておらず空洞であればねじを打ち込んでもスカして本体を固定することができないので取付は難しい。
ドアをノックするように壁をノックして反響音がするようであれば空洞の可能性が高い。一般的に窓両サイドと真ん中の上部には下地がある可能性が高いけど、ノックだけでは分かりづらい。市販の「下地探し」というツールを購入して事前にチェックしておこう。


特に築30年以上の家などだと下地の入り方が不規則だったり、窓枠が薄かったりするので要注意だ。
不安な場合は事前にMoodifyに問い合わせたりYouTubeで「窓 下地」などで検索して動画で確認することをおすすめする。
電動=高額
既存の電動ブラインド等に比べて低コストとはいえ、Moodifyの電動ハニカムシェードの一般販売予定価格は最大約9万円と決して安くはない。
ホームセンターの既製品カーテンとは雲泥の差。
「ほんとうにその窓に電動ハニカムシェードが必要なのか」をしっかり吟味して購入に踏み切ろう。
まとめ|Moodify 電動ハニカムシェードはこんな人におすすめ

窓まわりの装飾品はそうそう買い替えるものでもないし、ことデザイン性が高いものであればバッテリーが破損しない限りは長くつかえるだろう。
特にスマホ操作が可能な点においては、QOL爆上がり必至なので投資の価値はある。
Moodifyの電動ハニカムシェードは以下に当てはまるユーザーにとって期待に応える製品だろう。
- ずっとカーテンだったから気分転換に上げ下げ系ブラインドを検討している人
- 賃貸だけどオシャレなブラインドを設置したい
- 在宅ワークでつかう書斎が西日でまぶしい
- 日中プロジェクターで映画鑑賞をしたい人
- 身の回りのガジェットを電動にしたい
- 夏・冬の冷暖房効率を高めたい人
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