Gravastar Mercury X Proレビュー。ビジュアルの重厚感とは反した49g超軽量8Kマウス

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ちぇっす、翁(@okinalog)です~。

SFチックなビジュアルのガジェットを展開するGravastarから新たに「Mercury X pro」を提供してもらったので実機レビューしていく。

前回レビューしたM1の上位モデルということで、M1自体もデスクに置くだけで映えるビジュアルのマウスだったんだけど、X Proは大幅にアップグレードされている。

  • 8,000Hzポーリングレート
  • 最大32,000DPI対応PAW3950センサーを採用
  • Bluetooth、2.4GHz、有線対応
  • 重量わずか49g

注目すべきはPAW3950センサーを搭載した高精度トラッキング性能と公称わずか49gという超軽量ウェイト。

見た目だけじゃなく性能面でも実用性が増したスペックとなっている点。

そのほかM1との細かい違いについても比較しながらみていこう。

この記事の著者

ネオジャパンデスクセットアッパー

翁(おきな)

オッキーナ

プロフィール

ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

この記事は、メーカーからの提供品を基に敬意を持って忖度なし正直に実機レビューしていきます。調べもの以外の記事製作には一切AIは使わず、また、メーカーとの金銭のやりとりや記事内容への指示も一切受けておりません。

Gravastar Mercury X Proについて

Gravastarは充電器とかキーボードなど他とは一風変わったビジュアルのガジェットを展開する中国のメーカー。

このブログでも充電器とマウスはレビューしたことがあるんだけど、スピーカーとかすごいインパクトあるデザインしてて目を見張るよ。

今回レビューするX Proはゲーミングマウスで現状最新モデル。

ブラックとシルバーの2色展開で販売価格は20,980円となっている。マウスとしては割高だ。

スペック

サイズ:124.6×63.5×40.5mm

光学センサー:PAW3950

接続方式:Bluetooth 5.1、2.4GHz、Type-C

最大ポーリングレート:8,000Hz

最大DPI:32,000DPI

バッテリー:400mAh

パッケージ

4Kドングル
グリップシール

実際の使用感レビュー

本体デザイン

X Proの本体はこんなかんじ。イメージ写真との相違はない。

ただ想像をはるかに超えて軽い。それがいちばんさいしょの印象。

実測値は約50g。M1は88g程度だったのでおおよそ半分。

M1を持った時に重たいなと感じた人にとっては朗報だ。

シェルはマグネシウム合金フレームを採用していて、相変わらずSFチックなビジュアル。

細部まで完成度高いなあ。

M1と同じく全体的に肉抜きされているから通常のマウスと比べると通気性がよくて手汗がまったく目立たない。

底面はこんなかんじ。

センサーはど真ん中にあり接続切替スイッチとDPI切替スイッチが隠れている。

その他、M1とのハード面での違いは以下のとおり。

  • M1よりもくびれが浅い
  • M1よりもメインボタン面積が広い
  • M1よりもホイールの堀が浅い
  • M1にあったホイール下DPI切替ボタンがなくなった

握り心地

M1よりもくびれ部分が浅くなった分、両サイドの指のひっかかり感が薄まっている点が最も違いを感じた部分。

ただ、本体重量が超軽いということと、サイドにスリットが入ってることで操作性をカバーしてはいる印象。

1週間もつかえば慣れてくるため気にはならなくなるけど、

シルエット的にも左右対称だし、サイズ感もラージに分類されることから、包み込むように持つかぶせ持ちスタイルのほうがすんなりと受け入れられそうだ。

触れた感じは金属だったM1のように冷たくないし、本体重量もM1よりも圧倒的に軽いから手首への負担もすくなく軽いちからで操作ができる点はよりゲーミングマウスらしくアップグレードされている。

クリック感

X Proのメインボタンのクリック感はけっこうクセがある。

ボタン自体は面積はM1よりも広く押しやすい広さをしているんだけど、先端部分と付け根部分で荷重とストロークの差が激しいように感じる。

翁はつまみ持ちタイプで、ましてX Proは本体が縦長なのでマウスを浅く持つ翁からするとあまりクリックしやすくはない。

しかも付け根部分は軸がけっこう左右にぶれる。

さらにはスイッチが平坦であるがために押す位置が定まりにくい。

M1と比較してみると、M1は付け根部分が狭く外側が沿ってることでおのずと押す位置が中心をとらえやすかったのに対してX Proは平坦。

(左)X Pro(右)M1

FPSなどでガッチガチに集中している状況であればそこまで気にはならないかもしれないけど、プレイには影響するかもしれない。

翁としてはM1のほうがクリックしやすい印象だ。

ただ、先ほども言ったようにつまみ持ちをしないのであればこれらの点は気にならないだろうからX Proはやっぱりかぶせ持ちユーザー向けと言える。

性能

X ProはPAW3950センサー搭載ってことで最大8,000Hzのポーリングレートと解像度50~32,000DPIとなっている。

正直、翁くらいのほぼゲームしないユーザー目線で言えば凄みがそこまで分からないんだけど、実際使ってみるとたしかに遅延は一切感じられない。

付属の4KドングルをPCに繋いで2.4GHzで使ってるけど、ほぼ有線。

バッテリーも400mAh積んでて普段使いには十分なバッテリー持ちってところのほうがありがたいかもしれん。

まとめ

結論、X ProはというかGravastarのガジェットはやっぱり完成度が高いの一言に尽きる。

これだけクセのあるビジュアルをよくここまで実用性と掛け合わせることができるなと。設計・デザイナーの創りこみ半端ないで。

ぱっと見こそM1と変わりないようで細部はまったく別物だし、だいたい49gて…軽すぎるやろ(褒めてる)

センサーの型番的には最上位クラスとはいえ、一般使用ユーザーには必要十分な性能。

映え重視のゲーミングデスクをセットアップするならマストなマウスだと思う。

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