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ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
デスクセットアッパーの翁(@okinalog)です。
BenQからアップグレードされたモニターバーライトScreenBar Halo 2が登場したということで我が家にもやってきた。
既に3週間ほど使用してみているんだけど、ScreenBar Halo 2は遂にモニターバーライトとして完全無欠になったなという印象。
過去モデルも一部触れてきたし、他社製品も使ったりもしたけど、ScreenBar Halo 2はもう一線を画す。
使い勝手・光の質・操作性・筐体クオリティ、どれを切り取っても完成度が高い。
ただし、販売価格は現時点26,900円。
モニターバーライトに26,900円!?酒に酔ってても買えない値段。「とりあえず買っとけ」とは言えない価格帯。
だからこそ今回は、この製品を【買う】【買わない】をどう判断すべきか、ガジェットブロガー目線で“論理的に”判定できるよう深掘りレビューしていこうと思う。

商品提供:BenQ Japan
モニターバーライトに触れたことあるユーザーにこそ刺さる!ScreenBar Halo 2

先に結論から言うとScreenBar Halo 2は、従来のモニターバーライトの弱点を根こそぎ克服したフルモデルチェンジ版になっている印象だ。
過去モニターバーライトを持ったことがあり「ん~なんか、ここ微妙だな…」と感じたことがある人にこそ刺さる製品だ。
具体的にScreenBar Halo 2は大きく分けて5つの不満や悩みを解消する見込みがある。
- 眼精疲労を実感してきた・作業効率の低下・生産性の低下を実感している
- 湾曲または大画面ウルトラワイドモニターを使っていて、合うバーライトがないって思ってる
- 使用感だけでなくデスク写真も映えるよう撮影したいと思ってる
- リモコン操作が面倒で調光機能を持て余してしまう
- 明るさ・色温度を細かく調整したい
翁自身いくつかのモニターバーライトを導入したけど「なんか違うな」感から最近までモニターバーライトを除外したデスクセットアップで過ごしていた。
にもかかわらず、ScreenBar Halo 2を導入してからは非常に満足感がある。
強化された前後デュアルライト構造

ScreenBar Halo 2は【非対称配光フロントライト】と【独自3ゾーン型バックライト】を採用したバーライト。
単なるライトとしてだけでなく眼精疲労を軽減する設計となっている。
ScreenBar Halo 2導入以前、僕が眼精疲労を実感しだしたときにChatGPTに聞いたことがあって、そのとき提示してもらったのがこのJIS規格の証明基準
4.4.1
一般
グレアとは,視野内の不適切な輝度分布又は極端な輝度対比によって生じる感覚であり,不快感及び見
る能力の低下を伴う。グレアには,その生じ方によって直接グレア,反射グレア及び光沢面によって生じ
る光幕反射がある。これらのグレアは,作業上の誤り,疲労,事故などの原因になるので,抑制する。
これによると、「直接グレア→目に直接光源があたること」「極端な輝度対比→画面の明るさと背景の暗さの差」が視る能力の低下・疲労に繋がるという。
つまり明暗差があることで無意識に瞳孔が開いたり閉じたりすることで、眼球が疲弊する。
となれば視界に入る明るさは均一なのがベター。
ScreenBar Halo 2はここをしっかり抑えた設計となっている。
非対称配光の設計(モニターに光が反射せず目に直接光を当てない設計)については、ScreenBarシリーズ自体前々から導入していて直接目に光源が照らされないから眩しくないのは実感していた。

加えてScreenBar Halo 2はバックライトも強化されている。
上・下・横3方向、最大58×40cmの範囲(従来モデルより4倍以上広範囲)を50~450nitの明るさで照らす仕様にアップグレード。
これにより驚くほど“画面と背景の明暗差”ができにくくなった。




たしかに前面背面どちらも明るくしたほうが2時間ほどの作業のあとだと確実に目の疲れが軽減されたと思う。
翁みたいに、「夜中こうこうと部屋の電気をつけるわけにはいかないけど、画面周りは明暗差つけずにしっかり照らしたい」っていうニーズを持ったユーザーには刺さる設計だ。
写真映えさえさせるナチュラルな光

お気に入りのデスクを写真におさめたいニーズにもScreenBar Halo 2は対応。
高演色フルスペクトラムLEDチップなるものを採用することで、太陽光に近いカラーを実現。より自然な光を放つ。
これによって撮影した写真に写るモノも本来のカラーを再現でき、自然でリアリティのある写真にすることができるんですよ。

さらには、色温度も2700Kから6500Kという広範囲で無段階調節ができる。
その日のテンションや好み、雰囲気に合わせて自由度高く合わせることができるのもありがたい。



使うだけの空間としてだけでなく、魅せる空間としても仕上げたい人にとってScreenBar Halo 2の光は地味ながらもかなり強力な武器になると言える。
完成されたワイヤレスリモコンで放置調光

ScreenBar Halo 2でもっとも分かりやすくアップグレードされているのが、やっと充電式バッテリー内蔵タイプになったワイヤレスリモコンだ。
このリモコンは「いちいちリモコン操作するのが面倒くさい」と思っていた翁の心をがっちり鷲掴みにしてきたね。
まず、リモコン単体の筐体クオリティがバツグンに高い。
しかも満充電でバッテリーが3カ月も持つ。
そして、手動操作しなくても明るさを調節したり点灯・消灯すら勝手にしてくれる。

- 色温度
- 明るさ
- 前後切替
- 電源オン/オフ
- お気に入り
- AUTO
- 人感センサー
リモコンではこれだけの機能を操作することができる。
構造はタッチと無段階ダイヤルを組み合わせた独自設計で、調整したい項目をタッチで選択肢、ダイヤルを回転させて調整する。タッチセンサーの応答も素早く、ダイヤルも滑らかに回転する。

リモコン単体でも圧巻の完成度。高級品を扱っているなと実感できるほど所有欲を満たす筐体クオリティとなっている。
また、スクリーンバーライトのリモコン操作が面倒だと感じたことがある人は、ScreenBar Halo 2の自動調光機能・人感センサー機能には感動するだろう。
自動調光は昼夜問わず周囲の明るさに応じて自動的にキーボードあたりを500ルクスになるよう調整。いちいち明るさを手動で操作する手間を省いてくれる。

人感センサーは文字通り、ScreenBar Halo 2前の人物を検知し、デスクに座っていない時は消灯・デスクに座れば自動点灯が可能となっている。
従来のバーライトはミニマルながらリモコンや操作部があって、最低限点灯・消灯の手動操作が必須だった。
その点、ScreenBar Halo 2は操作せずに点灯・消灯をしてくれるし、自動調光と組み合わせれば完全に手放しでも完結する。最高じゃん。
しっかりと湾曲・ウルトラワイドモニター対応

ScreenBar Halo 2は湾曲モニターにもウルトラワイドモニターにも対応している。
従来のモニターバーライトは平面ディスプレイにしか設置できないなど制約があったり、湾曲モニター対応だとしてもバックライトまで搭載したモデルはなかった。
その点、ScreenBar Halo 2は強力なバックライトを搭載していながら特許取得済みクリップ設計のおかげで湾曲モニターや分厚いモニターでも設置ができるようアップグレードされている。
これけっこううれしい人多いんじゃないだろうか。

対応範囲は以下のとおり。
- モニターの厚さ:0.43~6cm
- 湾曲率:1000R~1800R
さらに湾曲モニターに設置したとしても画面に光が反射しないよう反射抑制設計になっているとのこと。
これ一個あればずっと使える

結局のところBenQのScreenBar Halo 2はスクリーンバーライトとしては最高級にして最高品質であることが翁のなかで証明された。
単に照明ってだけでなく、ビルドクオリティから使い勝手のよさまでしっかり造りこまれた製品だった。
特に、湾曲モニターを使っていてなおかつバックライト搭載モニターバーライトという条件では現状ScreenBar Halo 2一択。
モニターバーライトに触れたことがあり、微妙だと感じた部分が少しでもあるユーザーにこそ刺さるフラッグシップモデルになっていたと思う。
プロのクリエイターからブロガー、ゲーマーにもおすすめできる製品だ。
照明といえば特に流行り廃りもなく長く使えるものなのでそうそう買い替えるアイテムでもないし、そうなればある程度高品質なモノを導入して損はないだろう。













