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UGREEN様よりUSBハブを提供していただいた。
USBハブとは、MacbookやChromebookなど昨今のポートの少ないノートPCに接続することで、機能を拡張することができるガジェットだ。
なかでもUGREENのこのUSBハブは、HDMIからUSB-C、USB-A×2ポートとメモリーカードスロットを備えた”6-in1”モデル。
このコンパクトな見た目で6つのポートを備えているから、先日購入したChromebookも機能を拡張して簡易デスクトップ化できる。
ということで、この記事ではUGREENの便利な6-in1USBハブの使い勝手をレビューしていく。
便利で幅広いデバイスと互換性のあるUGREEN 6-in-1USBハブ
UGREENの6-in-1USBハブは、HDMI,USB-C,USB-A,SD,MicroSDカードスロット(計6口の差込口)を接続できる拡張アダプターだ。
ノートPC環境では、外付けSSDやメモリーカードなどストレージの拡張やデータ転送に加えて、使い勝手を良くするマウスやキーボードなども拡張して装備することがある。
そこにUGREENの6-in-1USBハブを取り入れることで、拡張に必要なアイテムを1つに集約することができる。これが利点だ。
本機のUSB-A端子は、USB3.0の5Gbpsでやりとりができるので、比較的高速データ転送が可能だ。
また、本機はMacbookをはじめiPad、WindowsPCやChromebookまで幅広いデバイスと互換性があるので、大概のデバイスで上記の利点を活かすことができる。
公式に公開されているデバイスは以下。
Apple:MacBook 2018/2017/2016/2015, Macbook Pro 2019/2018/2017/2016 13″ 15″, MacBook Air 2019/2018, iMac 2019/2017, iMac Pro 2019, Mac mini 2018, New MacBook with Thunderbolt 3
HP:EliteBook 840 G1/840 G3/Folio G1, Spectre X360/Spectre 13, ENVY 13/X360
Lenovo:Legion Y530/Y740, ThinkPad X1 Carbon (6th Gen/5th Gen)/X1 Carbon extreme, ThinkPad T480s/T480, Yoga 920/910, Ideapad Air 12, Miix 630
DELL:XPS 13/15/12 9250, Inspiron 13 15 7000/5000, Precision 5510, Latitude 7285
Microsoft:Surface Go/Book 2
Samsung:Galaxy Tab S4/S5e/S6, Chromebook Pro/Plus, Galaxy Book 12″/10.6″/Tab Pro S 12″,Galaxy S10/S10 +/S10E/S9/S9 +/S8/S8 +/Note 10+/Note 10/Note 9/Note 8
ASUS:Chromebook Flip, ZenBook3, ASUS ZenBook Pro, Asus ZenBook Flip, ASUS Transformer 3 Pro T303UA
Acer:swift 7, Acer Chromebook
Google:Pixelbook, Chromebook Pixel
Huawei:MateBook X/E/X Pro,Mate 20 X/P30/P30 Pro/P20/P20 Pro/Mate 20/Mate 20 Pro/Mate 10/Mate 10 Pro
Sony:Xperia 1, Lumia 950/950 XL
HTC:U11/U11+/U12+/10/U Ultra
LG:V50/V40/V30/V20/G8/G7/G5
UGREEN(ユーグリーン)は、2012年に設立された中国深センに本社を持つ充電機器やイヤホンなどコスパに優れた製品を生産販売しているガジェットメーカー。
世界100カ国4,000万人のユーザーに利用されているグローバル企業で、充電器やモバイルバッテリーなどの受賞歴もある実績を持つ。
(僕もスマホ充電用に直角タイプのUSB-Cケーブルを愛用している。)
実際に使ってみた感想をレビュー
ここからは、実際にUGREENの6-in-1USBハブを使ってみた感想をレビューしていく。
見た目はシンプル。使い勝手よく考えられたポート位置
実にシンプルなデザインだ。
ワンポイントにアルミの無機質な雰囲気。
この薄いなかにHDMI,USB-C,USB-A,SDカードスロットがキュッと詰まっている。
裏面をみると各ポートの種類を表記しているので分かりやすい。
さらに、個人的にはこの各ポートの配列がいいと思った。
挿しっぱなしになるUSB-CとHDMI端子は邪魔にならない奥側で、抜き差しがしやすい角にはSDカードスロットが配置されている。
ユーザーの使い勝手のいい配置となっている。
USB-CポートはPD100Wの出力が可能な充電器代わりにもなる
本機はPD(PowerDelivery)最大100Wの出力が可能で、スマホやChromebookを急速充電ができる。
100Wもあれば大概のPD対応デバイスは急速充電ができることになる。
しかも、それでいて多ポートなので同時に複数のデバイスを充電しても電力不足になる心配がない。
たとえば僕の手持ちデバイスで言うとスマホ(Pixel4a)は18W、ノートPC(Chromebook 712)は45Wなので、余裕でカバーできることになる。
多ポート充電は時短において正義だから効率性を考えるなら取り入れて損はない。
HDMI接続でノートPC(Chromebook)がデスクトップに早変わり
実際に僕の愛用するAcer Chromebook 712に、HDMI接続で別のモニターに出力してみた。
このUSBハブは、最高で4K UHD(3840*2160P-30Hz)の出力が可能。その他Full HD 1080p、3Dビデオ/ファイルをサポートしている。
※モニターとデバイス側両方が4Kに対応していればの話。
まずは、ミラーリングで出力。
これでMacbookで言うところの“クラムシェルモード”が利用できるようになるわけだ。
ノートPCをデスクトップ化できれば作業効率もグンと上がるのでやらない手はない。
もちろん、デバイス側で“拡張モニターモード”を設定すればモニターとノートPCで別々の映像を出力できるので、これはこれで作業効率アップに繋がる。
ただ、ひとつ気になったのはHDMI接続時のハブ本体の発熱。
ある程度大容量のデータをやり取りしているからなのか、本体が体感50度くらいの熱さまで発熱していた。
たとえば、HDMIとUSBによる充電を同時に行うとすると内部に影響が出そうなくらいに熱くなるので、同時利用はおすすめしない。
メモリーカードも使えるからストレージの少ないChromebookの拡張にはちょうどいい
UGREENの6-in-1USBハブは、MicroSDカードの差込口も用意されているので、データのやり取りやストレージの拡張に便利。
特にChromebookはもともとストレージがWindowsPCに比べて少ないので、メモリーカードでカバーできるとなにかと助かる。
ちなみに本機は、SDカードとMicroSDカード両方のポートを用意しているので、電子ファイルだけでなくカメラで撮影したデータをすぐにPCに取り込むこともできる。
僕もはやくカメラが欲しい…。
低価格ながらコスパに優れたUSBハブ
この記事では、UGREENの6-in1USBハブについてレビューしてきた。
4K対応HDMIに100W急速充電が可能なUSB-Cポートを備えていながらコンパクトなサイズで、デスクをスマートに使うことができるガジェットとなっていた。
Chromebookにもきちんと使えることが実証できて安心した。
これで3,000円なら安い。さすがはUGREEN、コスパがいい。
- 3,000円台とお手頃価格
- 4KのHDMI出力に対応している
- 100WのPD充電が可能
- 持ち運び便利で場所を取らないコンパクトサイズ
- 各ポートの配置がいい
- HDMIとUSB-Cによる充電時には発熱が目立つ
- ケーブルの長さ(15cm)は好みが分かれそう
アウトプット:USB-A(USB3.0)×2、USB-C(PD100W対応)×1、HDMI映像出力(4K・3D対応)×1、SDカードスロット×1、TFカードスロット×1
インプット:USB-C
サイズ:115mm×36mm×12.5mm
ケーブルの長さ:150mm
▶参考:UGREEN公式サイト