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耳を塞がず周囲の音をきけて安全性も担保しつつ高音質を楽しめるオープンイヤーイヤホン
もうずいぶん浸透しているようで、土木系のニキとか、ジョギングしている美形ネキとかみんなこぞってShokzっぽいギアをこめかみから後頭部にかけて引っかけてるのを見かけないだろうか。
そんなオープンイヤーイヤホンに新しいカタチが登場した。
それがACEFITの「ACEFIT NEO」だ。
- 空気伝導
- Bluetooth 5.3
- 14.8mmダイナミックドライバー搭載
- 最大30時間バッテリー
- ワイヤレス充電対応
今回実機を提供してもらったので、実際の使用感をざっと紹介していこう。
さあ、はじめようか。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
この記事は、メーカーからの提供品を基に実機レビューしていきます。
ACEFIT NEOはこの形状で実はオープンイヤーイヤホンに類する。
オープンイヤーイヤホンというと耳に掛けるフックタイプのものが多いなかACEFIT NEOは着け方がインナーイヤーに近くそれでいて開放的なのが特徴であり強みだ。
具体的には、勾玉のようなシリコンチップを耳介にはめ込んで装着する。
耳掛け式のように耳の上のほうが痛むこともなく、メガネやサングラスとも干渉しないってのは意外とポイント高い。
装着感は慣れるまで少し時間がいるけど、慣れるとすごく快適だ。
操作は本体前面にあるタッチセンサーにタップすることで行う。
センサー部は2.5cmと広くタップに対するフィードバック音もあるから使用感は悪くはない。
右イヤホン1回タップ:音量+
左イヤホン1回タップ:音量-
右左イヤホン2回タップ:再生/停止/受話/拒否
右イヤホン3回タップ:次の曲
左イヤホン3回タップ:前の曲
感度は高めで、アプリなどによるコマンドカスタマイズには対応していない。
ただ、個人的には昔からタッチセンサーよりも物理ボタン式のほうが好きなので、タッチセンサーのメリットは特に思いつかないな。
ふだんカナル型有線イヤホンばかり聴いている僕からするとACEFIT NEOのサウンドは解像感に欠けるところがある音質だ。
ただ、音場の広さはさすがにオープンイヤー。
ヘッドホンで聴いているかのような壮大さを体感できる。
傾向としては暖色系フラットサウンドで、いい意味でクセがない。
低音はベースラインがしっかり出ていて、骨伝導イヤホンのようにくすぐったくもないし、大口径ドライバーの恩恵か迫力がある。
中音についても凹むことなく、もっさりもしてなくて聴きやすい。
音の分離も意外としっかり分かれていて、ぜんたいてきに滑らかで心地いいサウンドに仕上がっている。
ポップスやヒップホップ、R&Bなど力強いジャンルならACEFIT NEOに搭載した大口径ドライバーの強みを最大限に発揮できるだろう。
やはりポイントとなるのは耳にかけないオープンイヤーというほかにない形状。
ただ、既に世間では
オープンイヤーイヤホン=耳掛け式
が常識づいてしまっているので、ACEFIT NEOに手を出すにはすこし反逆的精神が必要かもしれない。
ただ、下記にあてはまる人には唯一無二のつよい味方になりそう。
- オープンイヤーイヤホンが気になるけど、骨伝導独特のこめかみへの振動が好きじゃない
- ワイヤレス充電対応のワイヤレスイヤホンがほしい
- カナル型イヤホンの圧迫感が苦手
- オシャレなワイヤレスイヤホンがほしい
音質についても音場が広く解放的なサウンドなので好きな人にはぶっ刺さる異色のイヤホンだと思う。