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いまやAnkerとならぶほどコスパ面で評価の高いEarFunから最新モデルが登場した。
「Air Pro 4」だ。
僕としては初代から歴代Air Proシリーズに触れてきたなかでAir Pro 4がもっとも度肝を抜かれた。
1万円以下としてはあり得ないほど、他を圧倒するクオリティだよほんと。
1万円以下TWSの常識を覆してきてる。
さあ、はじめようか。
ジャパニーズガジェットブロガー
翁
おきな
ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
この記事は、メーカーからの提供品を基に実機レビューしていきます。
毎度おなじみコスパの代名詞といえば、Anker、SOUNDPEATS、最近出てきたQCY、そしてEarFunだ。
今回のAir Pro 4はその最たるもので、スペックだけみてももはや1万円以下か!?と言いたくなるほど充実した機能を盛り込んでいる。
もう、抑えておきたいところを抑えている以上に「おっ!」と思えるくらいに充実の機能を搭載している。
ザっとリスト化すると下記のとおり。
- LDAC・aptX Lossless・Snapdragon Soundに対応
- Google Fast Pairに対応
- ワイヤレス充電・急速充電に対応
- ゲームモード搭載
- マルチポイント接続できる
- ハイブリッドアダプティブANC搭載
- Auracastに対応
- スマホアプリ対応
これだけの機能を備えておきながらの1万円以下なのがすごいのよ。
Bluetoothは最新のバージョン5.4。
コーデックはハイレゾ認証を受けたLDACと、さらに上にaptX Losslessにも対応しているほかSnapdragon Soundにも対応している完全っぷり。チップはクアルコムのQCC3091を採用している。
バッテリーもイヤホン単体で最大11時間、ケース併用だと最大52時間とロングバッテリーだ。
EarFunならではの強力なANCも期待できるし、もちろんワイヤレス充電にも対応してくれている。
Google Fast Pair(Androidデバイスとイヤホンを近づけるだけで自動的にポップアップが表示されてカンタンに接続ができる仕組み)があるだけでも高品質感が感じられるのに、さらにAuracastまで対応しているのが魅力的だ。
AuracastとはBluetoothの新機能で、公共の場なんかで自分のスマホ以外の対応デバイスとカンタン接続することができるサービス。
たとえば、空港でフライト情報なんかを受信できたり、美術館で作品の通訳と解説を聴くことができたり、複数のイヤホンで音楽をシェアしたり。
対応しているデバイスがまだ少なかったりだけど、これから普及が進めばかなり生活を一変させる可能性のある機能を先どってる。
と、ここまでで既に買うに値する。
使用感は正直もうあと褒めるしかない。
唯一僕が感じた残念な部分というものはある(後半あたりに記載)けど、絞りだしたものだから買う買わないの材料にはならないと思う。
今回は、Nothing Phone 2aとaptX接続して使ってみての感想をレビューしていく。
快適な装着感
実際に装着した様子がこちら。
ちょうどいい角度にイヤーピースがあるので装着感がいい。
これだけフィットしてればジョギングにつけても問題ないだろうし、ANCの効力も最大限発揮できると思う。
しっかりLDACハイレゾ音質。文句なし
音質に関しては一聴して文句なしのクオリティ。
このクオリティに文句を言うとしたら3万円クラス以上の有線イヤホンに聴きなれたオーオタだろうよ。
ボーカルも至近距離ではっきり聞き取れるし、各音域の分離具合も明確で奥行を感じられる。
中音が気持ち凹み気味で、伸びのいい高音と迫力のある低音が楽しめる。
ミッドベースもサブベースもしっかり聞き取れて重厚感バツグンだ。
また、音質についてはアプリ内イコライザー設定からのカスタマイズも可能。
プリセットも数種類用意されているし、手動カスタムもできるうえに自分の聴力に最適化させる【適応イコライザ】も用意されているのでここをいじるだけでもかなり遊び甲斐がある。
1万円以下でここまでのANCクオリティを体験できるとは
Air Pro 4のANC性能はアンダー1万円完全ワイヤレスイヤホンのアクティブノイズキャンセリング性能の基準を1段上げるくらいに強力だった。
さすがに宇宙空間に放り出されたレベルではないものの、耳に装着した瞬間にサッと静寂になる。
この感動具合はSONYのWF-1000XM4を体験したとき以来。(同レベルという意味ではない)
これだけノイズを低減できるなら音楽を流さず勉強や読書に活用しても集中力は上がるはず。
また、ノイキャンモードもバランス・AI適応モード・AI聴覚適応モード・ウィンドカットモードと実に豊富な種類のモードをラインナップしている。
- バランスモード:圧迫感なく、かつ強力ノイキャン
- AI適応モード:外音に合わせてノイキャン
- AI聴覚適応モード:個人の耳の形状に合わせてノイキャン
- ウィンドカットモード:風切り音ノイキャン
環境に合わせてノイキャンレベルを微調整できるのは求めている人にはありがたい機能だろう。
ケースにチープ感はある
ケースがプラスチックで安っぽい。
開け閉めもプラスチックケースならではの質感だ。高級なヒンジの重厚な動作感はない。
唯一、開けて内部がピカッと光る仕様はちょっと特別感を感じられて優越感に浸れるから、そこは好き。
ただ、1万円以下のTWSのケースに高級感なんてだれも期待してないよね。
この価格帯に必要なのは使い勝手の面での高級感。つまりEarFunは正しいよね。
その分内部品質に注力してくれてるEarFunにありがとうといいたいところ。
メリットデメリット
こんな人におすすめ
冒頭でも言ったけど、もうこれ1万円くらいで完全ワイヤレスイヤホンを探している人全員にこれ買っとけといいたいくらいおすすめ。
性能もさることながら、機能面でも期待以上ってなかなかの満足度だと思う。
強いて言うならEarFunのロゴがちょっと可愛すぎるから、もうそろそろカッコイイ雰囲気のフォントに変えていいんじゃないかなと思うってくらい。