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遂に発売されたiPhone17シリーズ。
今年は数年ぶりにメインスマホとしてiPhoneへの乗り換えを決意して、人生初となるProシリーズを購入した。
GoogleのPixel8Proからの機種変更だ。
正直eSIM縛りにはビビったけど、ワイモバイル物理SIMからeSIM→iPhone17Proへの移行は比較的スムーズに行えたので、2日間つかっての感想をレビューしていく。

特にAndroidスマホからiPhone17Proへの乗り換えを検討しているユーザーにとってはリアルな内容になると思う。ぜひ参考にしてみてほしい。

ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ


その後導入したアクセサリーたち!
結論|iPhone17Proはこんな人におすすめ

- iPhone16シリーズユーザー:待機でいい
- スマホでゲームガンガンプレイする人:イケる
- Lightroomで画像編集とかしちゃう人:おすすめ
- 毎日2~3時間以上SNSを見ているツイ廃:激推し
- LINE打ち終わったあとスマホポーンしちゃう人:ケースとフィルム必須
- 旅行好きで思い出ガンガンオシャレに撮影したい人:ケースとフィルムさえ買えばよし
- 運動会用カメラ要員としてスマホ検討してる人:イケるけど、iPhone17Pro行くくらいならカメラ買おう
- 2~3年前のAndroidスマホを使っている人:劇的に操作性向上する
ぶっちゃけ品質としてはやっぱりiPhone。いいよ。
いいけど、ことiPhone17Proにおいては取り扱いに際して注意すべき点がひとつあるからしっかりと認識したうえで買ってほしい。
何年ぶり?メインスマホにiPhone17Proを選んだ理由

まず、大前提として僕自身iPhoneシリーズをメインスマホとして導入したのはiPhone4s以来となる。
それまでは、HUAWEI Mate10Pro→Pixel4a→Pixel7→Pixel8Proという順に乗り換えてきた。どれも不具合が起き出して買い替えてきたかんじだ。
なぜ今日までAndroidスマホをメインとして使ってきたのか、単にiPhoneが高かったから。いや、Androidスマホのほうが安かったからといったほうが正しい。
正直、スマホに10万円も出すなんてちょっと前まであり得なかったんだけど、本格的にガジェットをレビューしだしてYouTube動画も撮りたいと思いはじめた頃から、ようやくスマホに投資するって考えが芽生えだした。

ただ、いちどiPhoneばなれをするとデータ移行やら設定同期とかUIなど使い慣れたAndroidを引き継ぐほうが楽で、高い金を出してiPhoneに戻す動機は年々薄れていってた。
ではなぜ今になってiPhoneに、しかもProをチョイスしたのか。
- 現Androidスマホが不調になった
- そのタイミングで新型iPhoneローンチ
- ブログ用写真・YouTube動画をキレイに撮りたい(継続)
- レビューの幅を広げたい
- 長く使いたい
- Unibodyに惹かれた
- Pixel8Proの大きさに飽きた
- Androidスマホも高額になってきた
このあたりが理由になる。

2カ月ほど前からメインスマホPixel8Proに不具合が出ていて、Googleのサポート曰く「初期化しか勝たん」の1点張りでどうするか手をこまねいていたタイミングでiPhone17シリーズが発表され、しかもPixel10Proとそんなに価格変わんねぇじゃんってなったのが大きい。
- Pixel10Pro:174,900円
- iPhone17Pro:179,800円
最近はAndroid→iPhoneのデータ同期もかなり簡単になったと聞いてはいたし、Androidスマホを使っての使用感レビューだけでなくiPhoneを使っての使用感レビューもできればレビューの幅も広がるし引き出しも増える。


性能面でも、3つのカメラぜんぶが48MPで?マクロいけて?セルフィも18MP?しかも使い勝手もよくなった?望遠は…8倍光学品質?(ナニソレ)動画も“かつてないほどにプロ仕様”ってんなら、期待値は上がる。

さらには宣伝動画でもみんな連呼してた“ユニボリィ”
極めて軽量で熱伝導率もバツグン。パフォーマンスとバッテリーのために最適化された“ユニボリィ”

18万円出せばエニバディプロ気分を味わえるiPhone17Proイエア!ってテンションになった結果、購入を決意したのだった。(浅)もうこの辺から金銭感覚はやや壊れていたと思う。
ワクワクの着弾!実際にメインスマホとしてiPhone17Proを使ってみた感想レビュー

iPhoneにも詳しくないし、スマホ自体もそんなに詳しいわけじゃあないけど、2日間4日間使ってみての感想とちょっとした比較をお伝えしておこうと思う。
バッテリーの持ちがいい
まず、開封から2日経った現時点バッテリーの持ちは過去iPhoneに抱いていた漠然とした「バッテリーの持ち悪い」を覆してきている。
外に出ている12時間しっかりとカメラやX閲覧をしまくっても夕方まで半分は持つ印象。

デフォルトの状態でも申し分ないけど、設定でアニメーションやApple Intelligence、ディスプレイの常時点灯などをオフにしてしまえばもっとバッテリーの持ちがよくなるだろう。
充電も16~30W前後で急速充電できて速いし、Type-C端子だからケーブルも余分に買う必要がないのはうれしい。(充電ケーブルは本体に付属してくるしね)
ちょっと前にデスクに導入したAnker Nano Charging Stationが引き続き活かせるのはうれしい。
手に取りやすいサイズ感

ちょっと前までiPhoneのProシリーズはでかい!持てない!くらいのイメージだったんだけど、iPhone17Proは6.3インチと片手持ちにちょうどいいサイズ感。
これまでメインで使ってきたPixel8Proは6.7インチと片手操作がしづらくて嫌気がさしていた。

iPhone17Proは冒頭でも触れたようにアルミニウム合金製によるUnibodyを採用しているから意外と本体が軽い。重量206gでiPhone14Proとまったく同じ重さとなっている。
まあ6.3インチサイズに対して206gなら決して軽くはないんだけど、その分バッテリー性能はiPhone14Proよりもビデオ再生10時間分増してるからいいトレードオフだ。

背面カメラはぼっこし飛び出してはいるけど、案外手に持った時のおさまりは好感がもてる。

ただ、iPhone17Pro、使ってみて
- 表面サラサラすぎて滑る
- 画面内から得られる情報量がぐっと減る
ってところで、「んー」ってなってる。

まず、アルミニウム素材×セラミックシールドによるさらりとしたiPhoneらしいエッセンシャルな筐体がまあまあ滑る。
本体側面も滑らかなエッジを利かせてくれている分、卓上から持ち上げる際はご注意くださいレベル。

指紋目立ってでもツルっとしたガラス質のほうがグリップ効くしよかったんじゃないかなと思う。



また、これは分かっていたこととはいえ6.7インチのPixel8Proと比べていちどに表示される文字数だの画像サイズだの情報量がぐっと減ったのも気になる。

通勤中の電車内でニュースサイトを閲覧するって人はディスプレイサイズが6.5インチのiPhone Airのほうが満足度は高いかもしれない。
サイトを開いていちどに表示される情報量が少ない=スワイプ数が増える&スマホを凝視する時間が増えるってことで時短とは逆方向に向かう気がしてならない。僕自身にとっては進化とは言えない。
スワイプが増えるっていうのはふだん使いの面でなかなか困る。デスク作業にトラックボールマウスを使っているって人は要注意だぞ。(こっちは使い方の問題が大きいぞ)
高性能は高性能、サクサク動く!
Apple最新の高性能チップA19Proを搭載したiPhone17Proはやっぱりキビキビサクサク動く。
まず、以下はiPhone17ProとPixel8Proで行ったGeekbench 6によるCPUの性能を数値化したベンチマーク計測結果。
↓iPhone17Pro


↓Pixel8Pro


iPhone17Proのシングルコア・マルチコアによる処理性能はいずれもPixel8Proの2倍以上。iPhone14Proの約1.4倍。
マルチコアの性能はM2 iPad Proに劣るものの、スマホでM2 iPad Pro並みのタスク処理を行えるのは驚異的だ。
次に以下は3DMarkによるGPUの3D映像処理ベンチマーク測定結果。


FPSゲームでも“ほぼ”快適にプレイできる数値のPixel8Proに対してiPhone17Proは上限MAXの満点の結果を叩きだした。
理論上はスマホゲームならなんでも来いとまで言えるGPU性能ということになる(のか?)
実際使っていてもこのCPU GPUの処理速度の速さは実感できるレベルだった。
アプリの立ち上がりはめちゃめちゃ速いし、Xの投稿がバズっててもみんなの引用RTの読み込みは待ったなし爆速で更新されていったからスピーディに反応を返すことができた。←CPU
Lightroomアプリでブログ用の画像を編集する際にも、Pixel8Proでは若干のタイムラグがあったサムネイルの表示は爆速になったし、画像の回転や色調整の反応速度などの作業は非常に快適になった。←GPU

ビジネスに、ゲームに、バリバリスマホ使い倒すっていうユーザーはやはりiPhone17Proの性能は魅力になるのではないだろうか。
iPhone17Proは落下に弱い!ケース必須!
軽さと性能の向上は分かった。
問題はUnibody。熱伝導効率を高めたアルミニウム合金製本体。
言うてもアルミニウム合金。分かってはいたけど衝撃にはめっぽう弱い。

- iPhone17Pro着弾ヒヤッホーイ
- ケースはまだ届かないか…
- 本日こどもの運動会!さあ見せてみろ。iPhone17Proの性能とやらを!
- はぁ、疲れた。お疲れーガッシャンぁぁぁあ!!!!!
って流れでさっそくアスファルトに着弾したiPhone17Proは購入2日目にはやくも傷物になってしまった。

過去iPhone Proシリーズ | 本体素材 |
---|---|
iPhone13Pro | 医療グレードのステンレススチール |
iPhone14Pro | 医療グレードのステンレススチール |
iPhone15Pro | Grade 5のチタン合金 |
iPhone16Pro | チタン合金 |
iPhone17Pro | アルミニウム合金んんん |
過去iPhoneProシリーズではステンレスかチタンでやってきたのに、ここにきてのアルミニウム合金。
指紋が目立とうが、コストが増そうが、こんだけべっこし凹むよりはましじゃあねぇかと言いたくなるほど、やっぱりアルミニウム合金は衝撃に強くない。
リセールを考えると傷はご法度。もはや僕のiPhone17Proは壊れるまで使う方向で確定した。
iPhone17Proはケース必須。絶対裸で使うな!
あと、iPhone Airの時にいっしょに紹介していたクロスボディストラップ、あれどちらかというとAirじゃなくてiPhone17Pro向けのアクセサリだろ。


ちなみに、ガラスフィルムにはTORRASのものを貼り付けてみた。最高だよコレ。
カメラ性能
カメラ品質をPixel8Proと比較してみた。
以下はすべて撮ってLightroomで容量だけ軽くしたもの。


通常の倍率で撮影した仕上がりはどちらも高精細だけど、Pixel8ProよりもiPhone17Proのほうがじゃっかん白の要素が強い。ここは好き嫌いが出そう。個人的にはPixel8Proのダークな感じのほうが好きなんだ。


30倍では、ぱっと見視やすいのはPixel8Proで、初見僕はこの点においてPixel8Proのほうが優れているととった。
ただ、解像感でいうとiPhone17Proのほうがより自然で違和感のない拡大ができているようにも思える。


これが両者の8倍ズーム。色味については好き嫌いがありそうだけど、iPhone17Proのほうが全体的に温かみがありナチュラル。Pixel8Proのほうがリアルな仕上がりに見える。
デティールの細かさにおいてはiPhone17ProよりもPixel8Proのほうが断然クオリティが高いように思えるけど、明暗部のメリハリや瑞々しさにおいてはiPhone17Proのほうが強く奥行を感じることができる。


そして30倍。ここで結構差がついたなと個人的には思う。色味ではiPhone17Proのほうが自然みがあり接しやすい仕上がりだけどデティールの細かさではPixel8Proに軍配があがる。
運動会などより遠くをできるだけ鮮明に残したいというニーズであればPixel8Proのほうが望遠性能は実用的だ。
最後にポートレート具合はというとこんなかんじ。
Pixel8Proのポートレートモードはデフォルトが1.5倍なのでiPhone17Proも1.5倍にあわせて撮影してみた。


iPhone17Proはデフォルトからより被写体を強調していてメリハリがついている。
対してPixel8Proは被写体近くのモノも比較的鮮明な状態をキープしていて自然な距離感を感じることができる。
カメラ性能については、正直初日は「え、iPhone17Proそんなにカメラ良くなくない?」と思ったんだけど、AI補正を全面的に駆使したPixel8Proのカメラ品質にバイアスがかかっていたことは否めない。
AI補正によるSuper Res Zoomを採用したPixel8Proは実質AIによってデティールを強調する。
対してiPhone17Proは4倍光学ズーム(8倍は光学品質)をベースにDeep Fusionたる機能を持ってセンサー解像感を活かした自然な仕上がりを目的としている。
画像品質の方向性が違うからどっちが強いかは人によって受け取り方がちがってくる。
ただ、デジタルズームの最大値ではiPhone17Proは40倍まで拡大することができるから、30倍までしか拡大できないPixel8Proより優れているとは言える。

また、iPhone17Proは通常写真モードはFusionカメラを24mm・28mm・35mmで選択することができる仕様となっている。
「画角が広すぎるな…ちょっと寄りたい」ってときにわざわざ2本指でズームをしなくても“1x”をワンタップすることで一瞬で2段階寄ることができる。普段の生活で便利になるっていうよりもちょっとカメラの腕が上がる便利機能ってかんじだ。



この使い分けは「設定」→「カメラ」→「Fusionカメラ」の項目でデフォルトサイズを設定しておくことができる。

全体的なバランス的には好印象
総合すると、たしかにiPhone17Pro弱点的要素も多いにあるけど、総合的なバランスでみると現時点でユーザーエクスペリエンス的なところは実は悪くない。


特に最近配信されたiOS26.0のロック画面なんかは、お気に入りのポートレート写真をプレミアムなものにカスタマイズできたりとちょっとしたデザイナー気分を味わえて好きだ。
iOS26.0のロック画面カスタマイズはiPhone17Proに限った機能ではないけど、iPhone17Proはもたつかずサクサク動く


各アプリの挙動も滑らかだし、画質もキレイ。
ごつい割に手に持ちやすいサイズ感と重量だし、実際厚みに関してはPixel8Proよりも1~2ミリ薄いし、重量も10g程度軽い。ホームボタンも位置的にPixel8Proよりも断然押しやすい位置にある。
継続して使い倒す

ということでiPhone17Proを使ってみての感想を簡単にまとめると以下のとおり。
- サイズ感は手に持ちやすいけど、WEB閲覧など画面から得られる情報量は多くはない!
- バッテリー持ちはめちゃめちゃいいからモバイルバッテリー要らず!
- アプリ起動とか画像編集系などの作業は超サクサク!
- アルミボディは落下衝撃にめちゃ弱い!
- だからケースと強化ガラスフィルムは必須!絶対!
- カメラ性能はいいけど、仕上がりは好みがあるから一概に最強とは言えない!
まあ、とにもかくにもケースとガラスフィルムは必須ってのが最も伝えたかったことだ。トホホ
結局のところiPhoneシリーズの強みはApple製品で囲ってなんぼなところにあるから、iPhone17Pro単体を手にした僕はまだまだ本機の魅力を最大限に発揮しているとは言えない。
上記はあくまでもPixel8Proから移行してみてのファーストインプレッション。本番はここから。
ただ、2年前のハイスぺスマホを余裕で凌駕するiPhone17Proの性能は正直すごい。体感レベルでここまでUXが高いスマホは人生初だ。
iPhone17Pro購入を検討しているという人は、よほどの理由がない限りは急いで買う必要はない気がするけど、発熱激しいiPhone15Proや1円で叩き売られているようなAndroidスマホなどからの移行であれば大幅な進化に驚くとは思う。
とにかく、ケースだけはすぐに買っておくべきだと強く言っておく。

