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この記事では、BIGBIG WONから提供してもらったコントローラー「GALE」について、ガジェットブロガー翁が実機レビューしていきます。
当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
前々からPCゲームとかスマホゲームをコントローラーでプレイしたいなあと思っていたんですが、どれがいいのか調べられずにいました。(レビューで忙しいしね…)
そんな折に提供してもらったのが、BIGBIG WONの「GALE」
充電スタンドまで付属していて、おしゃれですよね。
ニンテンドースイッチだけでなく、PC、スマホ(iOS,Android)とも接続できちゃうこのコントローラーは、PCゲームスマホゲーム初心者の僕には持ってこいな扱いやすい&高性能なコントローラーでした。
さあ、はじめようか。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
中華製コントローラーメーカーBIGBIG WONのGALEは、バッテリー内蔵型の有線・無線対応ゲーミングコントローラーです。
ニンテンドーSwitchのほか、Windows10・11、Android、iOSにも対応していて、Bluetoothと2.4GHzで接続することができます。
- 有線接続時1,000Hzポーリングレート
- ホールエフェクト磁気誘導式トリガー
- 6軸ジャイロセンサー搭載
- 高精細2000段階のアナログスティック
- スティックのデッドゾーン調整が可能
- スティックのアダプティブ校正が可能
- キーボードキーをマッピング可能
- 専用アプリ対応(PCのみ)
そのほか、6軸ジャイロセンサーや背面カスタムボタン、TURBO機能、マクロ機能、多段階振動レベル調整などなど、機能盛りだくさんで6,999円~8,999円となっています。(充電スタンドの有無で金額がちがう)
購入者たちの口コミを見てみると、ドリフトが少なく上位モデルのRaimbow2 Proに引けを取らずむしろ使いやすいという人までいるみたいです。
接続方式 | Bluetooth、2.4GHz(USB)、有線(Type-C) |
バッテリー | 1,000mAh(連続10時間) |
スイッチ | 正面ボタン:メンブレン 背面ボタン:マイクロスイッチ |
対応OS | Windows10、11・iOS・Android・Switch |
価格 | スタンダード版:6,999円 充電スタンドセット版:8,999円 |
パッケージと付属品
- GALE本体
- 充電スタンド
- Type-A to Type-Cケーブル
- 2.4GHz USB
- 説明書(日本語表記アリ)
- 合格証
外観
こちらがGALEの外観。
ホワイト基調のボディにビビットカラーのオレンジが指し色でオシャレですよね。
形状はXBOXのコントローラーに準拠しているらしく、XYABボタンもSwitchとは並びが異なります。(内側小さく記されているのがSwitchのボタン配置)
表面は樹脂素材でさらっとしていて、持ったかんじとしては意外と軽いなという印象。重量は実測で235gでした。
充電用Type-Cポートは本体上部にあり、L2、R2トリガーはSwitchの純正プロコンよりかなり深くまで押し込める仕様。背面にはM1M2M3M4ボタンのほか、ペアリングボタン。グリップには半分から裏のみ滑り止めのザラザラテクスチャ加工が施されています。
実際にBIGBIG WONのGALEを使用してみて感じたことをレビューしていくやで!
うまく理屈で解説できないけど、不満のない快適操作感
有線時のポーリングレートが1,000Hz出るとか、アナログスティックのデッドゾーン0とかの使用感っていうのは正直初心者の僕にはまだよく理解できていないんですが、PCゲームにおいてもスマホでのプレイにおいてもGALEは操作がしやすいなっていうのが僕の感想です。
高解像というか、繊細な動きでも予想どおりに動いてくれて持っていきたい場所にしっかりピンポイントでカーソルを持っていけるんですよね。ふだんブログ用でゲーミングマウスを使っていて、そっちのほうは以前からカーソルをほしい位置に持っていけてなくて初号機乗りたてのシンジ君なんですが、GALEとはしっかりシンクロとれていて手足のような感覚。
持った感じもチープさまでいかない軽さで、無駄には光らないし。
一応専用PCアプリもインストールしてみてみたけど、カジュアルに楽しむだけなら不要かな。ただ逆に本格的に追求したいって人も深掘りできるっていう意味では6,999円で幅広いニーズに対応できるデバイスだなって思った。
無線でも遅延を感じずスマホFPSが快適にプレイできる
今回試しにということで、はじめてスマホにコントローラー対応のFPSゲームをインストールしてGALEでプレイしてみました。
接続方法はBluetoothで、
- スマホのBluetoothをオンにする
- コントローラーのペアリングボタンを長押し(ホームボタンが点滅するまで)
- スマホのBluetooth設定画面で新規デバイスの追加&検索
- 『Xbox Wireless Controller』を選択
- ホームボタンが点滅→点灯に変わったら接続完了
という流れで接続します。
スマホとの接続はBluetoothになるので反応に遅延が発生することを危惧していましたが、心配とは裏腹にまったく遅延を感じさせない快適さ。画面タップでのプレイより断然プレイしやすくて驚きました。なんならスマホの通信速度のほうがもっさり感があって、これは本確定なゲーミングスマホやSteamDeckほしいなという欲求が出てきます。
娘(5)に持たせている使い古しのiPhoneXRともなんなく接続でき、同じく快適にプレイすることができました。iOS,Androidどちらでもすんなり接続できるって、結構助かる。
ケーブルの抜き差しが不要、置くだけ充電がめっちゃ楽
僕が本機に感じたメリットのひとつがこの付属している充電スタンドの存在。
コントローラーが一体化するような形状で、置いて充電が開始されると自動的に電源がオフになりLEDインジケータがオレンジに点灯します。もちろんスタンドからコントローラーを持ち上げると自動的に電源がオンになり無線接続も行われます。
場所もとらないし、底面には滑り止めもあるし、スマートでいいですよね。
わざわざ充電ケーブルを抜き差ししなくていいのまじでラクだなぁ。
ちなみにこのスタンドは2.4GHz受信機としても機能します。USBドングルをスタンドに挿した状態でPCとスタンドを接続しておけば無駄なくPCと快適な通信環境を構築できるので便利です。
グリップ力はSwitchのプロコンに劣るかな
気になったのは、グリップ力。僕は真剣になるとどうしても手に汗握るタイプなんですが、滑る感覚が気になりました。
Switchのプロコンはグリップ部分に滑り止めのようなラバーが貼られていますが、GALEのグリップ部分にはラバーが貼られておらずツルっとした樹脂素材となっています。(裏もテクスチャ処理だけ)
ラバーが貼ってあると劣化しやすいデメリットはありそうなので、よく言えばGALEのほうが廃れにくいデザインなのかもしれませんが、実用性には代えられないので僕としてはラバーありのほうがうれしいなあ。
ここは好き好きでしょうけどね。
【ハプニング】勝手に連射しっぱなしになってしまう誤作動発生&対処法
今回、GALEをレビュー試用していて急にR2が連射しっぱなしになってしまうという事象が起きました。
コレ、結論としてはPCアプリでソフトウェアをアップデートした後にスティック&トリガーの校正設定処理を行わないと発生する可能性のある事象だそうです。
対処法は以下の手順です。
- PCソフトでソフトウェアをアップデートする
- (もし切れているなら)コントローラーの電源を入れる
- ビューボタン+メニューボタンを同時長押し(ホームボタン下の小さな3つのボタンのうち左右のボタン)
- ホームボタンが白く点灯
- 左右のアナログスティックをめいっぱい大きく回転させる(3~5回転)
- その後L2R2のトリガーをめいっぱい押し込んで戻してを繰り返す(3~5回)
- ビューボタン+メニューボタンを同時に押す(短押し)
- ホームボタンが白く点滅したのち、緑または赤に点灯したら無事校正完了(白く点滅せずに緑または赤に点灯した場合はもういちど①から)
メーカーの担当者さん曰く、ファームウェアアップデートを行ったら毎度この校正設定処理はしておいた方がいいそうです。そういえば、ファームウェアアップデートの際に小さい文字で記載されていたなと思い出しました。でも、方法まで書いてなかったので行ってなかったんですよね。まさかこんな事態になるとは思わず。
電源を入れなおしたり全ボタンの連射機能をリセットしたりバージョンをダウングレードしても、設定を初期状態にリセットしても解消されず、かなり焦った…
ということで、BIGBIG WONのコントローラーを購入・ファームウェアアップデートをされる場合はGALEに限らず覚えておいた方がいいかもしれません。
- PC専用アプリがあって、操作感など細かくカスタムできる
- 初心者でも感じるアナログスティックの操作のしやすさ
- SwitchだけでなくPC、スマホとも接続できる
- 充電スタンド付きでしかもおしゃれ
- 手汗がはげしいと滑りやすい
ということで、今回はBIGBIG WONのゲーミングコントローラー「GALE」について実機レビューしてきました。
中華デバイスということで、今回起きたトラブルのように設定周りの説明書表記の物足りなさとかはありますが、Switchのプロコンとほぼ同価格帯で充電スタンドが付いてくるし、スマホやPCとも接続できちゃう汎用性、操作の快適さ、トータル的にみてゲーム初心者の僕でもコスパがいいと感じることができるアイテムでした。
連続10時間のバッテリーも申し分ないし、サードパーティ製コントローラーならコレを買っておけば間違いないですね。
デザイン的にもこどもたちにウケがいいし、白黒両方揃えてもいいな…!