SpinFit「OMNI」レビュー。独自設計で有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホン両方に使える最強イヤーピース。

SpinFit「OMNI」レビュー。独自設計で有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホン両方使える最強イヤーピース。

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この記事では、SpinFitから提供してもらったイヤーピース「OMNI」について、実際の装着感や使用感などイヤホン好きなガジェットブロガー翁が正直に実物レビューしていきます。

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。

カナル型イヤホンのポテンシャルを最大限に発揮させるのに不可欠なのが、耳への最適な装着感。

それは、有線イヤホン無線イヤホンどちらにも言えることです。

ただ、有線イヤホンのノズルって無線イヤホンとはちょっと形状がちがってて無線と有線でイヤーピースの互換性って意外となかったりするんですよね。

そんな折に誕生したのが、SpinFit「OMNI(オムニ)」

SpinFit「OMNI」レビュー。独自設計で有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホン両方使える最強イヤーピース。

すべてのオーディオファンが待ち望んだ“有線イヤホン(IEM)でも無線イヤホン(TWS)でもしっかりつかえるイヤーピース”

これがあれば無駄にイヤーピースが増えずに済む!経済的実用的!

さあ、はじめようか。

この記事の著者

ジャパニーズガジェットブロガー

おきな

プロフィール

ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

※有線イヤホンを使ってみたいなと興味があるひとは、まずは「有線イヤホン素人の僕が15本以上触れてみて分かった【初めての1本】におすすめな5選」を参考にしてみてください。

SpinFit「OMNI」の概要

SpinFit「OMNI」レビュー。独自設計で有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホン両方使える最強イヤーピース。

20年以上の研究実績を持つ台湾発のイヤーピース専門ブランドSpinFitが新たに発売した「OMNI」

過去このブログでも「W1」「CP360」「CP1025」などをレビューしてきた個人的に推しなブランドです。

特長は以下です。

  1. 特許取得済みの新設計
  2. 自社独自の非刺激性シリコンを採用
  3. 各サイズごとの単体販売

ノズル部分はトリプルセグメントコア設計となっており、あらゆるイヤホンのノズルをしっかりホールド。

もちろんSpinfit専売特許の3D軸は搭載されています。

弾力のある非刺激性シリコンを採用することで、耳に装着した際の不快感や痒みを回避することができるようになっているとのこと。

非刺激性シリコンといえば、おなじSpinFitの「W1」やAZLAの「SednaEarfit MAX」なんかもおなじ目的の素材ですね。イヤーピースは今後このスタイルが主流になってくるでしょうね。

パッケージ

OMNIのパッケージは、各サイズごとに単体でパッケージングされていて、素材は環境を考えた100%再生紙を採用しています。

シンプルだけど、おしゃれではありますね。

SpinFit「OMNI」レビュー。独自設計で有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホン両方使える最強イヤーピース。
いちど開封すると元には戻らないスタイル
SpinFit「OMNI」レビュー。独自設計で有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホン両方使える最強イヤーピース。

サイズ

OMNIのサイズは、SS~XLまでの全部で6サイズ展開。

耳の小さいひとから大きいひとまで多様に展開されているのはうれしいですね。

W1よりは浅く広い造りになっているのが特徴的です。

SSSMSMLXL
総幅10mm11mm11.5mm12mm13mm14mm
高さ7.4mm7.6mm8mm8.2mm8.4mm8.4mm
内径(実測)3.25mm3.25mm3.25mm3.25mm3.25mm3.25mm
Spinfit omniのサイズ展開

SpinFit「OMNI」を実際につかってみた

SpinFit「OMNI」レビュー。独自設計で有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホン両方使える最強イヤーピース。
翁(おきな)
翁(おきな)

実際にSpinfit OMNIをいろいろなイヤホンに装着してみたので、使用感をレビューしていくで!

完全ワイヤレスイヤホン・有線イヤホンともに音質が180°変わる

OMNIを手持ちのイヤホンに装着して音楽を聴くと、イヤホンの印象がガラッと変わるレベルで音質に変化がみられます。

これを見ているひとがこれまで付属のシリコンイヤーピースを装着していたのであれば、まず間違いなくそのイヤホンの音質は180°変わります。

OMNIは、薄くソフトなシリコン傘なのでイヤホンの解像感を殺すどころかマシマシにしてきます。

低音もダイレクトさを感じさせる質感に変わり、パワフルさに拍車がかかります。

ボーカルは空気感や生々しさが付与され、よりリアルに、より鮮明に聴くことができます。

SpinFit「OMNI」レビュー。独自設計で有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホン両方使える最強イヤーピース。

本来イヤーピースを装着しないとイヤホンを装着することはできませんが、まるでイヤーピースを付けていないかのようなダイレクトさ。これがポテンシャルを活かすということか!といったかんじ。

翁(おきな)
翁(おきな)

藤井風がもうほんと藤井風になるんですよ。あ、これが藤井風か!ってなりますよ。

完全ワイヤレスイヤホンに関しても同様の変化がみられますが、完全ワイヤレスイヤホンに関しては最近はアプリによるイコライザーカスタムができますよね?

OMNIで音楽を聴きながらイコライザーカスタムをしてみてください。めっちゃ音質傾向の変化が顕著になりますよ!面白い!

いずれにしても、イヤホンの音質を確認するのにOMNIは最適です。少なくとも僕には最高に最適。

刺激感はなく密閉感バツグン

非刺激性シリコン、相変わらずほんとに非刺激。

質感はW1とほぼいっしょです。というかいっしょ。

ただ、傘がW1と比べてやや広めの設計なので、僕の耳に対してはW1よりも密閉感が増す印象です。

AZLA SednaEarfit MAXと比べるとシリコンの厚みや弾力さがちがいます。あれよりももっと柔らかくて薄い質感です。

AZLA SednaEarfit XELASTECやCrystalとかSpinFit CP360とかがよく感じられたひとはきっとOMNIと相性がいいはずです。

SpinFit「W1」との比較。弱点を払拭

おなじSpinFitのイヤーピースで、これまで僕も愛用してきたW1と比較してみました。

W1の弱点として、ノズルがつるんとしたイヤホンで径が細めのものだとすっぽ抜けてしまうという点があったんですが、OMNIはそこが改善されていました。

SpinFit「OMNI」レビュー。独自設計で有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホン両方使える最強イヤーピース。

たとえば、Kiwi ears「Orchestra Lite」なんかはW1はぬるんと抜けちゃっていたんですが、OMNIはそれがなくなりました。

翁(おきな)
翁(おきな)

完全ワイヤレスイヤホンでいえば、逆にノズルが短かったり広かったりっていうのにもしっかり装着できたよ!

唯一弱点があるとすれば…

今回Spinfit OMNIを実際につかってみて唯一弱点だなと感じたのは、ホールド力。

素材的にソフトで上質なシリコンですが、グリップ感はないんですよね。

AZLAのSednaEarfit XELASTECのようなひっかり感はなくぬるんとしているので、耳垢に水気があるひとはサイズを間違えるとホールド力に不満を感じるかも。

通常のサイズよりも1サイズ大きめを選んだ方が間違いないかもしれません。

SpinFit「OMNI」レビューまとめ

SpinFit「OMNI」レビュー。独自設計で有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホン両方使える最強イヤーピース。

ということで、今回はSpinfit の最新イヤーピース「OMNI」についてレビューしてきました。

有線イヤホン完全ワイヤレスイヤホンどちらでもつかえるイヤーピースということで、ハイエンドイヤーピースW1の弱点を払拭した独自設計のノズル部の汎用性は間違いないですね。

有線無線でおなじイヤーピースを使いまわせるって、想像以上に快適ですよ。

ソフトでやさしい非刺激性シリコン素材でまるで着けてないかのような装着感と、イヤホン本来の音を引き出す良品です。

ただ、ひとによってはグリップ感は高く感じない可能性があるので1サイズ大きめのサイズを選ぶようにしましょう。

間違いなく最強イヤーピースです。

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