KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

中国はKEMOVEのメカニカルキーボード「K98SE」について実機レビューしていく。

本機は有線キーボードで、値段も8,000円台と比較的手が出しやすい価格設定となっているエントリーモデルのメカニカルキーボードだ。

96%テンキーを含む98キータイプのUS配列でWindows、MacOSに対応。ホットスワップには対応していない。

実際の使用感について詳しく解説していこう。

この記事の著者

ネオジャパンデスクセットアッパー

翁(おきな)

オッキーナ

プロフィール

ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

この記事は、メーカーからの提供品を基に敬意を持って忖度なし正直に実機レビューしていきます。

KEMOVE K98SE

KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

こちらがKEMOVE K98SE。

清潔感のあるホワイトベースにシャビーな色味のグレーとブルーのコントラストがレトロ感をだしている。

KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

翁の日本味デスクにK98SEのカラーは合うのかいささか心配だったけど、色の組み合わせに統一感があるおかげで案外いい感じにマッチすることに驚いた。

スペックは以下のとおり。

レイアウト96%テンキーあり
接続方式Type-C有線接続
キースイッチGateronリニア(赤軸、青軸、茶軸)
キーキャップPBTダブルショット
バックライトブルーLED15種類
対応OSWindows,Mac,Linux
ホットスワップ非対応
サイズヨコ

キースイッチはABS樹脂(プラスチック)素材のダブルショット。

ホットスワップには対応してないからキースイッチの交換は難しい。

今回提供してもらったのは赤軸タイプ。ほか青軸と茶軸が存在する。

キー間は約7mm。

キーの配置的にはクセがなくブラインドタッチも問題なく可能だ。

K98SEは海外製なのでUS英字配列。

日本語配列に慣れている人は()とか{}のキーが若干異なるので少し違和感を感じるかも。

底面には傾斜スタンド。

2段階で高さ調節が可能となっている。

テンキー上部にはステータスを示したLEDインジケーター。

また、細かい細工としてFnキーを単体で押すと現時点のOSがWindowsなのかMacなのかが一目できるようになっている。

キーマップの変更が可能(Windowsのみ)

K98SEは専用ソフトウェアを介してキーマップの変更やバックライトの設定を変更することができる。

キーマップの変更は、各キーに対してショートカットキーや音量調節などの一部Fnキーコマンド、K98SEにはキーが存在しないPrtScなどを設定することも可能と比較的柔軟だ。

マウスボタンの設定も付与することができるので、自分なりのカスタマイズ性が楽しめる仕様となっている。

ソフトウェアは下記リンク(KEMOVE公式サイト)からダウンロードすることができる。

バックライト

KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

KE98SEはバックライト機能を搭載している。

色はブルー1色のみだけど、10種類程度のモードや明るさ速さなどを細かくカスタムすることができるなど飽きさせない工夫が施されている。

本体バックライトとサイドライトどちらも消灯することも可能だ。

設定はさきほどのキーマップ変更ができるソフトウェアからもできるし、本体Fnキーとの組み合わせでも行える仕様になっている。

Fn + ] :ライトモード変更

Fn + Backspace:ライトのオンオフ

Fn + Tab:サイドライトのオンオフとモード切替

Fn + →:ライト点灯速度を上げる

Fn + ←:ライト点灯速度を下げる

Fn + ↑:輝度を上げる

Fn + ↓:輝度を下げる

KEMOVE K98SEの実際の使用感レビュー

KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

赤軸らしい滑らかな打鍵感

K98SEの打鍵感は滑らかさがいちばん印象にのこった。

引っかかる感覚がなく指を押し込んだ際にするするっと一直線に沈み込んで、それでいてしっかり弾力があるから指が弾むように跳ねる感触が心地いい。

このあたりはリニアスイッチの特徴ズバリで利点だろう。

KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

打鍵の軽さとしては、先日レビューしたLofreeのメカニカルキーボードBlockほど軽やかではなくて、ほどよい抵抗がある。

いちばん下まで押し込まなくても4mmほど押し込んだところで入力されるので、踊るようにテンポよくタイプすることができる。

押込圧が弱いひとには好かれそうだ。

静音化リングを組み合わせれば底打ち感が軽減されてより静かにもなるし使用感は向上するからおすすめ。

KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

赤軸と2層の吸音材を挟んでいるということで比較的静かなタイプ感ではあるけど、キーキャップの材質がABSなこともあってカチャカチャといった軽い打鍵音は鳴るのは値段相応といった印象。

K98SEは有線専用キーボードなので屋外で使用することはないだろうからそこまでの静音性は必要ないとは思うけど、デザインや打鍵のしやすさ以上に打鍵音を重要視する人には向かない製品だ。

ステータスインジケーターは消灯できない

テンキー上部にあるNumやCapslockの状態を示したLEDインジケーターは消灯することができない。

リストレストは必須

K98SEはリストレストがあったほうがいいと思う。

KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

傾斜調整はできるものの、フレームが2.38cmとけっこう高さがあるからリストレストなしだと手首への負担を感じる。

僕はふだんロープロファイルを愛用しているだけに違和感を感じる。

どんなものでもいいからリストレストは用意しておこう。

KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

リストレストといっしょに買っても1万円前後っていう点ではコスパはいいなぁ。

KEMOVEで売ってるアクセサリーも使い勝手がいい

今回、K98SEといっしょにアクセサリーも紹介してということなので紹介。

キーキャッププーラーP11

ひとつめはキーキャッププーラーP11。

4つのキーキャップをいちどに取り外すことができるキーキャッププーラー。

シンプルな造りながら使い勝手がいいアイテム。キーキャップをちまちまひとつずつ外すよりも断然効率的。

ただし、キー間の狭いキーボードでは使えないので注意。

キーキャッププーラーP10

ふたつめもキーキャッププーラーではあるんだけど、キースイッチも簡単に取り外せるタイプP10。

下部爪の部分をキースイッチの根本にガチっとはめこんで引っこ抜くとあら不思議、超カンタンにキースイッチが抜ける。

取り外したキースイッチは上部スイッチを押し込むとカチッと爪が開いて解放されるって仕組み。

K98SEはホットスワップには対応してないから使えなかったんだけど、先日レビューしたLofreeのFLOW Liteのレビュー時に重宝したアイテム。

どちらの商品もKEMOVE公式で現在50%OFFで叩き売りされているので、気になるキーボードマニアはチェックしてみて。

クーポンコード『okkina』を入力して購入するとさらに5%OFFになるよ。

KEMOVE公式ショップへ

KEMOVE KE98SEレビューまとめ

KEMOVE K98SEレビュー。リニアキースイッチ搭載テンキーあり有線メカニカルキーボード

押し込みが弱めな人にはすごく打ちやすいキーボードだと思う。

8,000円でこのビジュアルと滑かな打鍵感なら値段相応。

押し込みが強めな人は赤軸だとすこし物足りなさを感じるかもしれない。このキーボードは赤軸だけでなく青軸も選択することができるので、しっかりとした打鍵感を味わいたい人は青軸をチョイスしよう。

ラピッドトリガーなどには対応していないのであくまでも趣味範囲でゲームを楽しみたいユーザー向けのエントリーモデルということになる。

あとはホットスワップ対応だったらもう少し深みが出てよかったなと。

Amazonだと8,000円台だけど公式オンラインショップだと現在セール中で49ドル(約7,500円)で買えるので、安く買いたいという人は公式オンラインショップもチェックしてみよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください