Shanling「EC-Smart」レビュー。モダンな白筐体Bluetoothにも対応したCDプレーヤー

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最近CDがまた来てるらしい。

なんでも、去年は過去マイナス傾向だったCDの生産実績が右上がりに転じたんだって。

中国は爆発的に経済成長してきたけど、CDというものを経由してこなかったからということで今になってCDの波が来てるんだって。

でもって日本に逆輸入して再加熱してるって流れらしい。

CDプレーヤーも同時に最近の技術を搭載してきていて、ShanlingのEC-Smartもそのひとつ。

Shanlingというと、過去にこのブログでもDAPをレビューしたことがあるけど、お値段以上に多機能でオシャレなのが魅力のオーディオブランドだ。

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で、EC-Smartの特徴はというと下記のとおり

EC-Smartの特徴
  • コンパクト設計
  • 堅牢で安定性の高いCDドライブ(SanyoDA11)を採用
  • Cirrus Logic社製DAC「CS43131」搭載
  • 3.5mmラインアウト・3.5mmフォンアウト搭載
  • Bluetooth対応
  • 省電力Type-C給電
この記事の著者

ネオジャパンデスクセットアッパー

翁(おきな)

オッキーナ

プロフィール

ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

この記事は、メーカーからの提供品を基に敬意をもって忖度なし正直な実機レビューしていきます。

アルミ合金製モダンでおしゃれな筐体

こちらがEC-Smartの本体。

7割くらいが真っ白く筐体はアルミ合金製で見た目以上にずっしりと重厚感がある。

CDプレーヤーというと僕のなかでは角ばった筐体のものをイメージするんだけど、EC-Smartは全体的に丸みがあって可愛らしいのが特徴的ね。

給電は低電力Type-Cで完結するので、モバイルバッテリーでさえも再生可能。

操作部もタッチパネルでボタンと呼べるものは電源ボタンひとつだけとシンプルでモダンみがある。

レコードプレーヤーのようにサイドボードにドライフラワーやフラワーベースなんかといっしょに置くとおしゃれに決まるだろう。

CDのセットもカンタンで、

コントロール部分を左に90度倒し、CDをセット、コントロール部分をタテに戻すだけ。

あとはキュルキュルキュルっとCDが回転しスタンバイモードに勝手に移行すれば再生準備完了だ。

このCDセットのアナログ具合が、レコードプレーヤーにレコード盤をセットするかのようなエモい瞬間だ。

「今から音楽を味わう」儀式的な流れがたまらない。

操作は直感的でカンタン、リモコンも便利

EC-Smartは直感的に扱えるのがポイントのひとつ。

再生/停止やスキップなんかも昔ならではのアイコンのみで印字されているので難しい操作はいらない。

操作部で行える操作は下記のとおり

  • 再生/停止
  • スキップ/巻き戻し
  • Bluetooth
  • 音量+-
  • ミュート

また、リモコンも付属しているから離れた場所からも操作ができるので、操作に関してはもうふつうのCDプレーヤーと思ってもらっていい。

Bluetooth機能については、ワイヤレスイヤホンやスピーカーと接続してワイヤレス環境で音楽を楽しむのに有効。

接続方法としては、接続したい機器(イヤホン・ヘッドホン・スピーカー)をペアリングモードにした状態でEC-SmartのBTボタンをワンタップ、ペアリングモードの機器を自動的に検出して接続してくれる。

あくまでも再生専用デバイスとの接続が可能なだけなので、スマホとはBluetooth接続できない

DAC搭載でストリーミングよりも優れた音質を発揮

EC-SmartにはCirrus Logic社製DACチップ「CS43131」が搭載されている。

省電力でデティールにも拘った小型のDACチップで、僕らが全盛だった頃のCDプレーヤーと比べて高音質が期待できる。

また、Shanlingならではのハキハキとした元気のいいサウンド傾向をShanlingエンジニアがしっかりチューニングしてくれていて、どの楽曲もメリハリがあり聴きやすくなっている。

実際、PC経由で光デジタルケーブル接続されたスピーカー(Kanto YU4)でストリーミング楽曲と聴き比べたところ、CD音源のEC-Smartの音のほうがより自然みがあり音場が広く感じられた。

細かなニュアンスの違いなのでオーディオマニアでない人にとって大した違いとは言えないかもしれないけど、違いはあるので高音質を求めるならCDサウンドがおすすめだ。

新旧さまざまなCDをオシャレに蘇らせるCDプレーヤー

シンプルにCDプレーヤーとしてのみ使えるデバイスということでストリーミング再生に対応していないのが唯一ざんねんなところではあるものの、このモダンで清潔感のあるデザインは他ににない。

昔集めたCDが眠っていて、プレーヤーが壊れている人おしゃれなオーディオ環境を構築したい人におすすめできるデバイスだ。

Bluetoothにも対応しているから何気ない生活にちょっとスパイスをつけたい人は要チェック。

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