TRUEFREE O2レビュー。挿し色オレンジが粋なオープンイヤーイヤホン

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以前レビューしたTRUEFREEから新しいオープンイヤーイヤホンが登場したということで同社より提供してもらって使っている。

遮蔽感が大事なカナル型イヤホンとは違ってオープンイヤーイヤホンは外音が聞き取りやすいのでジョギング(最近めっきりしてないけど…)やジム活(最近めっきりしてないけど…)の際や仕事のときなんかに使い勝手がいいイヤホンだ。

ちなみに過去作「O1」は、安価ながらもLDAC対応で音質が予想以上によかったんだけど、同時にケースはモバイルバッテリー並みに大きかったし、本体もしっぽ部分にぼてっとした塊(バッテリーかな?)があって一癖あったなぁと記憶している。

TRUEFREE「O1」レビュー。5,000円台の耳を塞がないイヤホンがまさかの下剋上機だった

そんななか新作O2は、オレンジが目立つカラーでデザインも刷新されている様子だ。

スペック
  • Bluetooth5.3
  • 3000回の曲げ試験に合格した堅牢な筐体
  • 15mm大口径ドライバー搭載
  • 専用スマホアプリ対応
  • マルチポイント接続対応
  • IPX5防水設計
  • 単体6.5時間、バッテリー込み最大22時間のバッテリーを搭載

スペックについては、驚くほどの機能は備わっていないよう。

さて、実際はどうなのか実機に触れていこう。

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この記事の著者

ジャパニーズガジェットブロガー

おきな

プロフィール

ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

この記事は、メーカーからの提供品を基に、またメーカーへの敬意を持って忖度なしたまに感情的に実機レビューしていきます。

※有線イヤホンを使ってみたいなと興味があるひとは、まずは「有線イヤホン素人の僕が15本以上触れてみて分かった【初めての1本】におすすめな5選」を参考にしてみてください。

15mmダイナミックドライバーを活かしたパワフルサウンド

音質はフラット傾向で、低音~中音が強調されている。

低音の迫力はさすがに大口径ドライバーを積んでるだけあるなといった質感。オープンイヤーとしては文句なしな出力具合だ。

高音域も透明感があり、宇多田ヒカルなどを鮮やかに再現できている。

ただ…‟音質がいい”というわけでは決してないというレベルだ。

ほかのO2レビュー記事などを見漁ってもみんな音質については全然悪くは評価してないようだけど、中低音は潰れているし、中高音は割れてるし、解像感や音の分離具合といった部分が圧倒的に荒々しい。

これなら変なはなし旧モデルの「O1」のほうがまだ圧倒的に聴けるクオリティだったような気がする。

アプリでファームウェアもアップデートしたし、イコライザーもカスタムしてみたけど奥行とか解像感については変わらず。

唯一耳に合わせてイコライザーカスタムするアダプティブ機能をオンにしてずいぶん矯正できたかなといった具合。

O2を利用するならアダプティブイコライザーカスタムは必須だろう。

本体のスタイリッシュさとケース含めてのデザインがすごく好印象なだけに、肝心の音質が非常にもったいないなという印象をうけた。

無駄をそぎ落としてより軽やかになった「O2」

TRUEFREE O2はご覧のとおりスッキリとしたフォルムで、見た目のとおり快適な装着感となっている。

旧モデルO1のようにしっぽ側にぼってりとした部分がなく、全体的にスッキリしている。

着けた感じも不快感はなくフック部分もとても柔らかいシリコン素材なので長時間つけても重くないし疲れない。

結局のところオープンイヤーイヤホンは音質よりも装着感が大事だと個人的には思っているので、そこをしっかり抑えてきたO2は評価すべきだ。

走ったりしても耳から落ちたりといったことはなかった。

ケースも薄く軽いから持ち運ぶにはよさそう。ただワイヤレス充電はおろか急速充電にも対応していないのはいまどきちょっと使い勝手が悪いと思う。

タッチセンサーな操作性はいい

タッチセンサー対応のO2、感度は悪くない。

センサー部が広範囲なので指がごつめの人でも操作しやすいだろうし、アプリの操作カスタムではシングルタップをオフにすることもできるから誤操作の心配も除外できる。

通話もできるからやっぱり仕事でーといった使い方には向いているな。

ただしマイク性能はいいってわけではないから注意して。

結論:今後の進化に期待

ということでTRUEFREEのオープンイヤーイヤホンO2について触れてみた。

なぜか音質面で旧モデルよりも劣ると感じる結果となってしまって非常に残念でならない。

これなら本体とケースサイズが少々大きくなってもLDACコーデック対応で1,000円安い「O1」を買った方が満足度が高いだろう。

せめてaptXに対応して、かつワイヤレス充電ないし急速充電に対応してもう少し音質をしっかりチューニングできていればもっと魅力的だったのになと。

とはいえ、装着感はいいし操作性も申し分ないしアプリ経由のカスタマイズ性もまあいいので、常時カバンに入れておくサブイヤホンという立ち位置で狙うならおすすめかもしれない。

あるいは、音質にこだわりはないけど運動外出用イヤホンとして人にプレゼントするのもありかも。

僕は次のモデルに期待する。

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