有線イヤホン素人の僕が15本以上触れてみて分かった【初心者】におすすめな5選

有線イヤホン素人の僕が15本以上触れてみて分かった【はじめての1本】におすすめな5選

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  • スマホ付属のイヤホンからステップアップしたい
  • 初めての1本にちょうどいいコスパよさげなイヤホンってどれ?
  • 大手サイトみたいな忖度なしの正直な意見を交えたおすすめを教えて!
  • とりあえずコレ買っとけっていう有線イヤホン教えてくれい!

そんな要望に応えます。

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。

みんながこぞって便利でスタイリッシュな完全ワイヤレスイヤホンを付けるなか、逆行するかのように有線イヤホンに興味をもつひとも一定数いると思います。

バッテリーの劣化を気にする心配もなく、動画をみてても遅延もなく、一時の流行りに流されない、ただシンプルに音質の良さのみに特化したイヤホン

それが、有線イヤホンの魅力で間違いないです。

ただ、その数は市場に無限に存在していてさいしょの1本になにを選べばいいのかって、いざやみくもに探しても絞り切れないものです。

そこで、この記事ではただの趣味でここ3カ月ほどで15本以上の有線イヤホンに触れてきたガジェットブロガー翁が、まだ有線イヤホンにハマる前の自分に向けて、

有線イヤホン初心者にピッタリな5本をダーッと紹介します。

スマホ付属のおまけイヤホンとは格がちがう高音質でコストパフォーマンスにすぐれた1本を見つけましょう。

見てってね!

この記事の著者

ジャパニーズガジェットブロガー

おきな

プロフィール

ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

15本以上の有線イヤホンに触れた翁が言える3つのこと

15本以上の有線イヤホン、強いては完全ワイヤレスイヤホンをも含む計80本以上の“イヤホン”に触れてきた僕が言えることを3つに絞ったので紹介していきます。

  1. すべてはイヤーピース次第
  2. 高ければいいということはない
  3. 自己満足の極みである
翁(おきな)
翁(おきな)

戯言だからさらーっと流し読みでいいよ!

すべてはイヤーピース次第

これは、すでに有線イヤホンに触れているひとからすると共感得られると思うんですが、

イヤホンたるもの、イヤーピース次第で天使に悪魔にもなります。

つまり、装着感・フィット感・密閉性がイヤホンの真価を左右するということです。

どれだけ高音質のイヤホンを聴いたとしても、しっかり耳に密閉していなければ隙間から低音が抜けていき迫力は半減するし、

しっかりフィットしていなければ耳からずり落ちてきてしまいます。

なので、イヤーピースはイヤホン以上に大事な存在だと僕は言い切ります。

イヤホンももちろんですが、自分の耳に合ったイヤーピース選びにも注力してもらいたいです。

翁(おきな)
翁(おきな)

Amazonレビューでイヤホンの音質をとやかく言う前にね。

イヤーピースに関する記事はこちら

高ければいいということはない

これはほんとそう。

経験上、デスク周りのアイテムやインテリア、洋服、ガジェットなどは値段が高ければ高いほどモノが高品質になっていきます。

使い勝手がよかったり、丈夫だったり、着心地がよかったり。

ただ、有線イヤホンに限っては値段が高くても必ずしも自分にとって相性がいいとは言えません。

もちろん、音づくりはいいんです。

でも、そこに耳が追い付かないというか、

イヤホンの面白いところは、安いイヤホンと高価なイヤホンを聴き比べてはじめて品質の違いを実感できるというところにありんす。

まずはひとつ、たたき台として指標となる1本を手にしてみて、そのイヤホンのレビュー記事を改めてみてみて答え合わせして、横展開していくってのがベターな探し方のような気がします。

自己満足の極みである

さいしょにも書いたけど、世間は完全に完全ワイヤレスイヤホン一択です。

いや、AirPods Pro一択です。

なんなら、最近の完全ワイヤレスイヤホンはハイレゾ対応しだして実力に関してはもう有線イヤホンとそんな価格差ないんですよ。

そんななかわざわざ邪魔なケーブルをプラプラぶら下げてマイクも付いてないイヤホンを使うってのは、自己満足以外のなんでもないです。

客観的にみたら“クセつよ”以外の何者でもない。

だから、『迷ってるならやめとき』って、いま言います。

有線イヤホン素人の僕が15本以上触れてみて分かった【初心者】におすすめな5選

有線イヤホン素人の僕が15本以上触れてみて分かった【はじめての1本】におすすめな5選

選定条件は、以下のとおりです。

  • 価格が手頃
  • デザインがしっかりしていて接しやすい
  • クセがなく初心者でも聴きやすく
  • それでいて高音質だとわかる音質
  • 音質以外の付加価値がある

こういったかんじ。主観ですけどね。

翁(おきな)
翁(おきな)

前置きは抜きにしてさっそく本題いってみよう!!

1.KZ「ZVX」

まずおすすめするのはKZ「ZVX」

もう黙って買っていいレベルのハイクオリティイヤホンです。

お値段2,700円。

メリット
  1. お値段以上の高級感のあるビルドデザイン
  2. フィット感に定評がある低反発ウレタンフォームイヤーピースが標準装備
  3. 5,000円台のIEMにもぜんぜん通用する分離感に優れたサウンド
  4. リケーブルで味変が可能
デメリット
  1. ブラックは傷に弱そう
  2. 低反発ウレタンフォームイヤーピースは好き嫌いがある

このイヤホンをレビューする前まではZSTXをおすすめしていましたが、ZVXの登場で一瞬にして塗り替えられたかんじです。

ビジュアルのかっこよさとそれを上回るたしかなサウンドクオリティ。

音の分離具合が絶妙で、5,000円のイヤホンと張り合うレベルの高解像な音を出すんですよこのイヤホンは。

コスパ良すぎ。

唯一注意点は、付属している低反発素材のイヤーピース。

通常のシリコンイヤーピースよりフィット感にすぐれたものですが、好き嫌いのあるタイプですから、嫌いだったらちがうものを手配しましょうおすすめのイヤーピースはレビューに紹介してるので参考にしてみてください。

詳しくはレビューをご覧ください!

2.Kiwi Ears「Cadenza」

お値段以上に音質がよかったのが、Kiwi Earsのイヤホン「Cadenza」です。

お値段5,300円。

メリット
  1. バランスのとれたクセのない原音忠実度のたかい高音質を味わえる
  2. 音響プロ向けのインイヤーモニター仕様
  3. ほどよい上品さのあるデザイン
  4. 話題のベリリウム振動板を採用している
デメリット
  1. 低音の解像度はあまり高くない
  2. レイヤー(音の重なり)の厚いサウンドには不向き

このイヤホンはインイヤーモニターといって音響のプロでも使えるように音質がチューニングされた着色のすくないサウンドを放つんです。

必要以上に低音がつよくなく、無駄に反響しない、いわゆるニュートラル寄りな音質

見た目も宝石みたいでキレイですし、予算5,000円まで出せるならまずCadenza買っとけってイヤホンです。

世界最軽量でハリのあるサウンドが特徴の“ベリリウム振動板”を採用したダイナミックドライバーをつかってるから、『おぉ、Cadenzaね、ソレいいよね』って言ってもらえる…かもしれない。

リケーブル仕様なので、別ブランドのケーブル単体を買って音質の変化を楽しむなんてことができるのも魅力です。

詳しくはレビューをご覧ください!

3.HZsound「Heart mirror pro」

もし、「思い切って予算が1万円まで出すから全部入りのがいい」っていうなら、真っ先にHZsoundの「Heart mirror pro」をおすすめします。

お値段10,000円。

メリット
  1. とにかく解像度(音の粒)が細かく耳にサラリと心地いいサウンド
  2. 煌びやかで透明度のたかい高音
  3. 意外にもキレのいい低音
  4. 付属品が超豪華
デメリット
  1. ステムがすこし短めだからイヤーピースは選ぶ(付属イヤーピースは全部大丈夫)
  2. 低音の迫力はそこまで強くない

まずこのイヤホンは音がめちゃくちゃいい!

特に高音に関しては、もう耳が浄化されるかのように煌びやかで透き通っていて解像度バカたかい。

そして、付属品が豪華なんです。

この辺の価格帯になると、もうケースもおしゃれなシボ革だし、イヤーピースも低反発のものまで付属してきます。

イヤホンジャックも一般的な3.5mmだけじゃなく4.4mmのバランス接続に切り替えることもできるのでイヤホン沼を進んでいくのに拍車がかかります。

『どれがいいかわからんからおまかせするわ!!』って僕みたいな好奇心はあるけど選ぶの面倒ってひとには激推しなイヤホンです。

詳しくはレビューをご覧ください!

4.TINHIFI「C3」

クセのない無難な高音質を求めるなら、TINHIFIのイヤホンは避けては通れません。

なかでも個人的に好印象だったのが「C3」です。

お値段6,700円。

メリット
  1. ハリがあり力強い臨場感のある低音が味わえる
  2. どの音質も遜色なく出力されている
  3. リケーブルで音質を変化させて遊ぶことができる
  4. 装着感がバツグンにイイ
デメリット
  1. 音のディティール全体にシャープさが欠ける
  2. ケースなどは付属しない

力の入った内部パーツのため、ほどよい迫力のある低音と、ニュートラルな中音に、明瞭な高音。

音の位置を特定しやすい定位感にも優れたイヤホンなので、ゲームなどでも使えますよ。

5,000円台としては珍しく耳にフィットするよう設計されたシェルデザインで、装着感がバツグンなのも魅力です。

万人ウケするハーマンターゲットカーブを採用したバランスがとれた高音質です。

詳しくはレビューをご覧ください!

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5.水月雨(MOONDROP)「Quarks」

さいごに『とにかく安く!でも音質もいいやつってどれ!?』なんてワガママなひとには、MOONDROPの「Quarks」一択です。

お値段1,900円。

メリット
  1. イヤーピースより小さいミニマルでかわいらしいシェル
  2. 抜け感がよく圧迫感のないサウンド
  3. 広範囲に及ぶ音域を出力することができる
  4. 持ち運び用の巾着が付属してくる
デメリット
  1. リケーブルできない

写真のイメージより実物は圧倒的に小さいのに、想像できないほど力強く繊細な音を出すんです、コレ。

まあ、そりゃあ5,000円台のイヤホンのような解像度ではないですが、圧迫感のない抜けのよさと装着感の軽さはピカイチです。

リケーブル仕様ではないからケーブルが断線したらジ・エンドですが、そんなの関係ねぇ。

だって、1,000円台ですもん。

あ、ただし、イヤーピースはSpinFitの「W1」とかいいやつに替えてやってください。そしたらほんとに化けます。

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有線イヤホンの醍醐味は、イヤーピースとDACで音質をガラッと変えて楽しむことができることにある

ここまで、実際に実機に触れてきた初心者でも“高音質だ”と思える、あるいは“お得だ”と思えるイヤホンを紹介してきました。

ただ、個人的に有線イヤホンの醍醐味はまだその先にあります。

ただイヤホンを買って、音質を楽しむだけなら完全ワイヤレスイヤホンでもできる。

有線イヤホンの醍醐味は、イヤーピースとDACを組み合わせることでさらにイヤホンの違う側面を楽しめることにあると僕は思います。

まあ、ソレについてはまた違う記事にて紹介することにします。

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