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お盆を明けて台風時期になってきたとは言うものの、まだまだ蒸し暑さが続く昨今。
冷房は我慢できても、せめて風はあってほしい。
最近我が家に届いたLevoitのこのタワーファンがまさに理想形だったのでシェアする。
- 日本製DCモーター搭載
- 操作はタッチパネル式orリモコン(付属)
- スマホアプリ経由での操作もできちゃう
- 風向き左右上下調節可能
- 風量12段階調節可能
- 自動・スリープ・タイマー・ターボモード搭載
と、ただ風を発生させる扇風機としてだけでなく使い勝手の面でもしっかり作り込まれたスペックとなっている。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
この記事は、メーカーからの提供品を基に実機レビューしていきます。
今回紹介するLevoitは、タワーファンのほかに空気清浄機やノンフライヤーなども製造販売しているVeSyncというブランドの生活家電ラインだ。
タワーファンには僕が提供してもらった42インチと36インチが存在する。
2種の違いは以下の通り。
42インチタワーファン | 36インチタワーファン | |
サイズ | 16×16×107cm | 16.5×16.5×92cm |
風量 | 12段階 | 5段階 |
最小稼働音 | 25dB | 28dB |
首振り | 上下60度・左右90度 | 左右90度 |
リモコン | あり | あり |
機能 | 標準、ターボ、オート、アドバンスドスリープ、タイマー、首振り | 標準、ターボ、オート、アドバンスドスリープ、タイマー、首振り |
価格(Amazon) |
基本的な機能は42インチも36インチもいっしょだけど、首振り機能が42インチは上下にも調節できたり、風量も42インチは12段階と幅広いあたりが異なる。
設置に必要な面積はほぼ変わらないので、42インチのほうが使い勝手がいいだろう。
けっこう強風、なのに静か
まず肝心の風力だけど、安心してほしい。かなり強風まで発生させられる。
スペック上はレベル12の状態で最大7.9m/sとのことで、6畳の僕の部屋ならレベル5でも十分風が循環するくらいにはつよい。
サーキュレーターじゃあないから魔貫光殺砲状にではなく、脛から腰あたりまでの広範囲にわたって風が流れていく。
首振りもヨコ90°で部屋中に風が行き届く。
クーラーと組み合わせれば短時間で部屋を涼しくできるから効率的だ。
さらにすごいのは、これだけの風力を持っていながら稼働音が静かということ。
寝室に置いても気にならないし、リビングTV横に置いても音を阻害しない。
さすがにレベル8とかになるとサーっと聴こえるから夜気になるかもしれないけど、3とか4ならほぼ気にならない。
静音の秘密は搭載している日本製DCモーターの恩恵。
昔からあるACモーターの扇風機と比べるとガソリン車と電気自動車くらいちがう。
昨今の高額なサーキュレーターは大概がこのDCモーターを搭載しているが故の価格と思っていい。そう考えるとLevoitのタワーファンの価格は妥当だ。
おまかせしたいときのオートモードが便利
これはあるとないとでは利便性がちがう。
オートモードで放っておけば勝手に快適な温度になるよう風量を自動調節してくれるし、スマホにも通知がくる。
実は今年、こどもたちのきっての願いでカブトムシとクワガタを買ったんだけど、彼らは涼しい環境で生活させたほうが長生きするっていうんで風の循環が欠かせない。
オートモードさえつけておけば最小限の電力で室内が熱くなりすぎるのを防いでくれるからやっぱり便利だ。
スリープモードとタイマー機能は夜の冷え過ぎ問題を解決
夜寝るときは暑苦しいけど、寝てしまうと夜中寒くて目が覚めるってことが多々ある僕。
タワーファンをスリープモードで稼働させておけば、1時間後に自動的に風量が下がってその後オートモードに切り替わって室温をチェックしつつ風量を変えてくれる。
静かにひっそりとそよ風程度の風を流してくれて助かってる。
僕はしてないけど、タイマー機能もあるからポンポンが冷えるリスクも減らせられる。
サイズが大きい
唯一のデメリットとして、この42インチタワーファンはとにかくでかい。
設置スペースこそ32cm四方とコンセントだけ確保できれば置けるけど、高さが107cmと4歳児ほどあるので存在感はある。
でかさの割にはシンプルなデザインなのでインテリアの邪魔はしないけど、素材もプラスチックなのでお上品な家庭のインテリアとの相性はそこまでよくないかもしれない。
極力部屋の四隅に追いやって、リモコンやスマホで遠隔操作するのがベターそうだ。
この製品をより便利にするポイントが、スマホアプリに対応していることだ。
「VeSync」というLevoit大元メーカーのアプリをインストールすると、本体の操作をすべてスマホから行うことができる。
また、公式にAmazonのアレクサやGoogleHomeデバイスにも対応しているので音声操作も可能というしっかり具合。
ペアリングについては、通常のBluetoothデバイスに使い慣れている人ならば難なく接続することができる。
- アプリをインストール(登録・ログインまでしておこう)
- 本体の電源ボタンをWi-Fiアイコンが点滅するまで(5秒間)長押し
- アプリで“機器を追加”する
- 42インチタワーファンを選択
- 数秒でアプリとタワーファンがペアリング完了する
アプリ内では基本的な操作はもちろんのこと、タイマーの時間設定(分刻み)、モードの切替、画面表示のオンオフ、ミュートのオンオフ、本体側ではみることのできない稼働時間帯のデータや室温状況の推移までグラフ化されているので、観葉植物用の部屋の管理などにも向いていそうだ。
ということで、Levoitのタワーファンについてレビューしてきた。
今回実際に触れてみてこの42インチタワーファンがおすすめな人は下記に当てはまる人。
- 夜のモーター音が極力聴こえないのが好ましい人
- 立ったまま操作したいご高齢の人
- 小さいこどものいる家庭
- 広いリビングに住んでいる人
- スマートホーム家電(Bluetooth製品)を使い慣れている人
- 観葉植物に風を供給したい人
- 選択物干しスペースがある人
といった具合だろうか。
広範囲に供給できるのが利点なだけに、洗濯物や植物とも相性がよさそうだ。(とはいえ植物は直接強風は当てないように気をつけよう)
スマホとの連携はしなくても使うことができるけど、せっかくならアプリ連携してスマホから操作したいところ。そうすれば外出先から事前に稼働させておくことも可能だ。
スマートホーム家電やワイヤレスイヤホンに慣れた人なら難なく接続にこじつけるだろう。
扇風機とも違って手の届く範囲でブレードが回転している形状ではないので子供が指を挿し込んで事故につながる危険性もないのは子育て世帯に向いている。
いっぽうサイズ感には注意してほしい。タテ107cmはけっこうでかい。
コンセントの存在もあるのでどこでも設置可能とまでは言えない。
とはいえ、省スペースな割に強力な風を発生させることができるので障害物の少ない廊下やリビングテレビ横などでなら活躍できそうだ。