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伊藤屋国際より販売されているROSELSAのヘッドホン「遠山(Distant Mountain)」について実機レビューしていく。

レコードとか、CDプレーヤーとか、最近レトロ彷彿デザインオーディオの勢いが止まらない。
Distant Mountainも見た目からわかるとおりヴィンテージライクなレトロデザインのヘッドホンだ。
80年代を彷彿させる、それでいて高級感も感じられる渋さ溢れるビジュアル。ヴィンテージ好きにはたまらないのではないだろうか!
ドライバー:φ40mm 複合トポロジカルダイナミックドライバー
再生周波数帯域:20Hz~20,000Hz
インピーダンス:32Ω±15%
感度:115dB±3dB
ケーブル:5N 単結晶銅 MMCX着脱式
ケーブル長:約1.2m
プラグ:φ3.5mmプラグ
重量:約120g(ケーブルを除く)



ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
この記事は、メーカーからの提供品を基に敬意を持って忖度なし正直に実機レビューしていきます。
レトロでガジェット感溢れるクラシックデザイン

Distant Mountainの魅力はなんといってもこのビジュアルでしょ~。
どうよ~この雰囲気、いいねぇー!




70~80年代によくみる襟のでかい茶系レザージャケットとか、ど定番のモッズコート、ダナーのマウンテンブーツ、リーバイスの501とか、とにかく80年代90年代のヴィンテージファッションどの組み合わせに持ってきてもバッチリ決まる雰囲気のあるデザインだと思う。
筐体の造りも現代技術をふんだんに盛り込んでいて、
ヘッドバンドはステンレススチールをラムスキンで包み込んでいる。
筐体はCNC加工でバリなどもなく美しい。


ケーブルは脱着式でデフォルトではMMCXコネクタの5N単結晶銅3.5mmジャックケーブルが付属している。万が一断線しても替えが利くのは今風の利便性だ。
ビジュアルからの期待を裏切らない豊かなサウンド
Distant Mountainは、見た目のレトロさに完全に寄せたサウンドにチューニングされているように感じた。
たとえば、ジャズやカフェサウンドといった雰囲気のある楽曲ですごく魅力を感じられる。
サックスは粒立ちがよく抜けもいい、トランペットは生で聴いているかのような鮮明で人によっては刺さるとも思えるくらいギリギリのラインを攻めてくる。
各楽器の分離は筐体デザインにそぐわず鮮明で、楽曲全体の奥行も予想の斜め上。
中音域の主張が強めなぶん、豊かさと厚みを感じることができて、これがレトロなサウンドを演出している。

40mm複合トポロジカルダイアフラムと波形リング、圧力緩和用プレッシャー・リリーフ設計との組み合わせで鮮明で迫力ある重低音と抜けと伸びのいい高音を実現している。
もちろんポップスでもしっかり楽しめるけど、平成時代の頃くらいの楽曲のほうが相性がいいと思う。
個人的には久保田利伸の『流星のサドル』とか、玉置浩二の『メロディー』、Survivorの『I of the Tiger』とかが気持ちよく楽しめた。
特にSurvivorの『I of the Tiger』に関しては100点のクオリティで思わず涙が出た。

つまり、Distant Mountainをデザインに惚れて購入したとしても音質でがっかりすることはないってこと。予想通りか予想以上のサウンドクオリティだ。
DAP・DACはあったほうがいい
Distant Mountainを買うならDAPかDACはあったほうがいい。
有線だから当然iPhoneには直挿しできないしね。

DACならこのブログでもおすすめをレビューしてるから参考にしてみてほしい。

【結論】:ヴィンテージ好き・レトロ好きが持つべきヘッドホン

昨今、音質だけならほぼ成熟してきたコスパオーディオ界隈にレトロターンが来ているねー。
カセットとかレコードの再ブームといい、ヴィンテージ好きな翁にはすごくうれしい。
Distant Mountainも見た目の高級感に反して価格は11,000円程度と手が出しやすいし、デザインとサウンドの一貫性も申し分ない。
ヴィンテージファッションコーデに100点マッチするヘッドホン爆誕だ。

