高コスパでメッシュ対応ZTEのWi-Fiルーター「Kumo AX3000」「Sora AX3000」Wレビュー

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ども、スマホがないと生きていけない翁(@okinalog)です。

意外と見落としがちだけど、家族が多いとWi-Fi環境ってすごく大事よね。

貧弱なルーターを使ってれば当然動画やゲームといった憩いの時間の質が下がるってもんで。

そんなまだ4~5年前とかのルーターを使っているという家庭にはZTEのルーターがおすすめ。

今回はコスパのいい2モデルを提供してもらったので、実際の使用感などをレビューしていく。

この記事の著者

ネオジャパンデスクセットアッパー

翁(おきな)

オッキーナ

プロフィール

ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

この記事は、メーカーからの提供品を基に敬意を持って忖度なし正直に実機レビューしていきます。調べもの以外の記事製作には一切AIは使わず、また、メーカーとの金銭のやりとりや記事内容への指示も一切受けておりません。

ZTE Kumo AX3000とSora AX3000の違いと概要

KumoとSoraはそれぞれ似たスペックながら設置方法が多少異なる。

Soraは縦長なタワー型。

Kumoは超薄型の壁掛け式。

より省スペースを活かすならKumo、壁面ではなく棚などに置きたい場合はSoraというすみ分けになる。

スペック比較

規格IEEE 802.11a/n/ac/ax(5GHz帯)
IEEE 802.11b/g/n/ax(2.4GHz帯)
IEEE 802.11a/n/ac/ax(5GHz帯)
IEEE 802.11b/g/n/ax(2.4GHz帯)
速度最大3,000Mbps(5GHz帯 最大2,402Mbps
2.4GHz帯 最大574Mbps)
最大3,000Mbps(5GHz帯 最大2,402Mbps
2.4GHz帯 最大574Mbps)
アンテナ内蔵型高性能アンテナ5GHz × 3
2.4GHz × 2
内蔵型高性能アンテナ5GHz × 3
2.4GHz × 2
暗号化規格AES、WPA、WPA2-PSK (TKIP)、WPA2-PSK (AES)、WPA3-SAEに対応AES、WPA、WPA2-PSK (TKIP)、WPA2-PSK (AES)、WPA3-SAEに対応
接続端子WANポート × 1
LANポート × 3
WANポート × 1
LANポート × 2
推奨環境戸建て3階建
マンション4LDK
4.5坪~35坪
戸建て3階建
マンション4LDK
4.5坪~35坪
最大接続台数64台64台
サイズ210×160×20.7mm182.5×52×124.5mm
重量約330g約272g
価格8,980円(税込)6,980円(税込)

WiFi6とIPv6に対応していながらSoraに関しては7,000円以下とかなり価格は手頃。(しかも現在行われているAmazonプライデーセールではさらに安くなってる)

必要以上の豪華な機能はないものの、WiFi6以前の規格を未だに使っている家庭からすると非常に手が出しやすい製品となっている。

両者とも通信速度は2.4GHz:574Mbps、5GHz:2402Mbpsとルーターとしては高性能なスペックではないものの、一般家庭なら必要十分な速度は期待できる。

それぞれの外観

SoraもKumoもオールホワイトカラーの筐体。

無駄な装飾もなくシンプルなので浸透しやすいデザインだ。

ポート面はこんなかんじ。

KumoのほうがLANポートが1つ多いのが特徴だけど、一般家庭ならLANポート2つのSoraでも問題はないだろう。

今つかっているASUSのタワールーターと比べるとひとまわり小さい

設置と設定、使い方

メイン(親機)設定

今回壁掛け設置はできなかったんだけど、メイン(親機)ルーターとしてKumo AX3000をチョイス。

設定自体はごくごく簡単だったものの、説明書の解説が説明不足で初心者や機械音痴の人はつまづくと思う。

実際、僕も一部つまづいた箇所があったのでシェアしておく。

  1. 電源ケーブル、ONUからKumoのWANポートへLANケーブルでKumoに接続
  2. スマホのWiFi設定画面からZ2300を探して接続(IDとパスワードは本体裏に記載)
  3. スマホアプリを起動
  4. アカウント登録
  5. デバイス追加(※管理アカウント入力)
  6. Kumoを選択
  7. 接続完了

この5番の管理アカウントの入力ってところにてこずった。

結論から言うと、付属のカードに記載されたユーザー名:adminと設定画面ログインパスワードを入力することで管理アカウントにログインすることができたんだけど、それが説明書には書いてないから「あんれぇ、どれ入力すんだい!」って5分くらいすったもんだした。

ただ、それ以外は特に難しい設定もせずスラスラと進んだので、エントリー機の使い勝手としてはまあいいかなと思う。

接続完了後のアプリ画面はこんなかんじ

エージェント(子機)設定

続いて子機(ZTEではエージェントと呼ぶらしい)としてSoraを接続する手順。

本機KumoとSoraはモデルこそ違うけど、EasyMeshでメッシュ環境を構築することができる。

だから、「この部屋では壁掛けしかできないからKumo」「ここではスタンドで置きたいからSora」といったかんじでニーズに合わせて組み合わせられる。

今回はKumoとSoraを別部屋で無線接続してみた。

  1. エージェント機を任意の場所で電源に繋ぐ
  2. 本体裏面のWPSボタンを3秒間長押し
  3. LEDが点滅したらメイン機も同様にWPSボタンを長押し
  4. 数分で接続完了
Z2300がメインのKumo。下のZ1321がSora

実際の使用感

メッシュ環境構築後のネット速度計測結果は以下のとおり。

廊下(メイン本体目の前)
書斎
リビング
和室(エージェント機目の前)

爆速ではないけど必要十分な速度は出せている。

特段速度重視のオンラインゲームをするわけではないのでこの数値でもまず問題はない快適な数値かなと。

気になる点

発熱が気になる

今回レビュー用にまるっと1日KumoとSoraを接続していたんだけど、接続直後からKumoはやや発熱が激しかった。

具体的には45℃前後といった感触で、問題視するほどではないのかもしれないけど、普段使っている他社のルーターではそういったことはなかったので気になる点にはなる。

一方でエージェント機として接続していたSoraのほうはそういった発熱はなかったから、発熱が気になるという人はSoraのほうが安心かもしれない。

説明書の説明が情報不足

設置の章でも述べたとおり、説明書の解説が簡素過ぎる。

設置の方法は図を記載しているものの、肝心のアプリ設定や使用方法などの解説が皆無なのは不親切だ。

せっかく価格も安くとっつきやすいデザインのエントリー機として排出しているのに、肝心の説明が不十分ではもったいないの極み。

せめて設置~アプリ設定までの流れを動画にまとめてQRコードを記載しておくとかしておいてほしところだ。

まとめ

ということでZTEのWiFiルーターKumoとSora AX3000を実機レビューしてきた。

最大64台のデバイスで使えるし、特段難しい設定などもないから導入は簡単だ。

デザインもシンプルでインテリアの邪魔にならないし、何より安い。

1点、取扱説明書の設置説明が不十分だけど、そのへんはこういったレビューを見ればこなせるだろう。

スペックこそ最新とまでいかないけど、Wi-Fi6なので数年前のルーターをまだ使っている家庭にとっては大きな変化になりそうだ。

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