JBL QUANTUM 200レビュー。50mmDD搭載フリップアップミュート対応光らないゲーミングヘッドセット

JBL QUANTUM 200レビュー。50mmDD搭載フリップアップミュート対応光らないゲーミングヘッドセット

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この記事では、JBLより提供してもらったゲーミングヘッドセット「QUANTUM 200」について、ガジェットブロガー翁が実機レビューしていきます。

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。

JBL「QUANTUM 200」は、50mmの大口径ドライバーを搭載しマイクをフリップさせることでミュートをオンオフ切り替えられる有線タイプのゲーミングヘッドホンです。

お値段5,500円。

ワイヤレスイヤホンでは得られない大迫力なサウンドと低遅延さを体験できるコスパに優れたゲーミングヘッドセットということで、実態のほどをレビューしていこうと思います。

さあ、はじめようか。

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この記事の著者

ネオジャパンデスクセットアッパー

翁(おきな)

オッキーナ

プロフィール

ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

JBL QUANTUM 200の概要

今回レビューするのは、スピーカーやイヤホンで有名なJBLの低価格ゲーミングヘッドセット「QUANTUM 200」

QUANTUMというモデルはJBLではシリーズ化しているヘッドホンです。

高いものだと最新作の「QUANTUM 910 Wireless」とかは36,300円と非常に高価なものも出ていて、

QUANTUM 200はそのなかでも2番目に手頃な5,500円という価格のエントリークラスに位置する型番です。

そんなQUANTUM 200は、

  • 50mm大口径ドライバーを搭載
  • JBL QuantumSOUNDシグネチャを採用
  • 有線限定
  • ボイスフォーカスフリップアップブームマイク搭載
  • PC,PlayStation5,Xbox,ニンテンドースイッチ,スマホetcに互換性あり

となっています。

PCをはじめ、いろいろなデバイスに対応している

スペック

JBL QUANTUM 200のスペック

周波数応答:20Hz-20KHz

インピーダンス:32Ω

感度:100dB

ケーブル:3.5mmイヤホンジャック・PCスプリッター

外観

QUANTUM 200はゲーミングヘッドセットではありますがオールブラックでシンプルなビジュアルとなっています。

RGBも非搭載の光らないゲーミングデバイスです。

個人的にキーボードすらあんまり光らなくていいと思ってる派なのでその辺は重要ではありませんが、ゲーミングデバイスにおいては光らない機種ってのは意外と珍しいのかも。

ヘッドバンドは厚みのあるクッション性
スライダーは6段階調節が可能

また、QUANTUM 200は有線限定のヘッドホンでケーブルは備え付けです。

普段触れているインイヤーモニターたちはリケーブルって言ってケーブルを交換することで音質を変えたりアレンジができるので、ケーブルの脱着ができないのはどこか寂しい気がします。

音量は左ハウジング部の裏面にロール式のものが用意されていてアナログ調整することができます。

JBL QUANTUM 200を実際につかってみた

翁(おきな)
翁(おきな)

QUANTUM 200の実際の使用感をレビューしていくよ!

お値段以上の音質。それ以上に優れているのは分離感と定位性

QUANTUM 200はふつうに音楽視聴用としても優れた音質をもったヘッドセットです。

解像度や明瞭度はやはり5,500円なだけあって特に優れているとは感じませんが、低音の深みと中音のクリアー具合はすばらしい仕上がり。

ドンシャリ傾向で、でも低音は強すぎず高音もやや抑えめではありますがほどよい臨場感です。

また、音質以上にすばらしかったのは分離感と定位性です。

音場は言わずもがなイヤホンに比べて圧倒的に広く感じることができて大迫力。

分離具合に関しても、ボーカルと楽器音との分離がしっかり奥行を感じられるくらいに分けられていて、FPSなどで重要な足音や動作音などの位置を特定しやすい印象です。

翁(おきな)
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これがJBL QuantumSOUNDシグネチャの実力か!

長時間の装着ではさすがに蒸れる

ただ、装着感については、やや満足度に欠けるクオリティでした。

  • 側圧がやや強め
  • イヤーパッドがレザー調
  • 耳がイヤーパッドに触れる

このあたりが個人的に気になったポイントです。

長時間装着していると、時期的な要素(7月)もあってか蒸れを感じざるを得ない印象です。

重量感もあるし、疲れを感じますね。

ただ、調べてみるとゲーミングヘッドセットで重量240g台ってけっこう少ないみたいで、そう考えると実はQUANTUM 200の装着感はいい方なのかもしれないなぁ…。どうなんでしょう。

マイク性能は良好。オンライン会議でも使える

QUANTUM 200のマイクはDISCORD認定の無指向性マイクということで、けっこうクリアに音声を拾ってくれます。(聞き手曰く)

実際にオンライン会議で使ってみましたが、室外の無駄な騒音は入らず音声のみ出力できていました。

ただ、ノイズキャンセリング機能は搭載していないのでおなじ部屋内での大きめの音や声は拾ってしまうようです。

フリップアップ式なのでマイクを立てることで自動でミュートに切り替えられるので操作は手軽です。

JBL QUANTUM 200レビューまとめ

メリット
  1. 5,000円で買えるゲーミングヘッドセット
  2. フリップアップでミュートが可能なマイク搭載
  3. 光らないけど高級感のあるシンプルなビジュアル
  4. JBLサウンドらしいバランスのとれたサウンド
デメリット
  1. 側圧がやや強めな気がする
  2. ゲーミングだけど光らない
  3. 有線固定

ということで、今回はJBLのゲーミングヘッドセット「QUANTUM 200」を実機レビューしてきました。

ハイクオリティとまではいかないものの、必要最低限の価格を裏切らない造りだったと思います。

下手に1万円くらいするワイヤレスゲーミングヘッドホンとかを買って遅延がどうのと思うよりは確実に5,500円のQUANTUM 200のほうが満足度は高いでしょうね。有線でもいいなら、ね。

ただ、あくまでも僕はふだんイヤホンしか使わない派で、なおかつほかのゲーミングヘッドセットを未経験のレビュアー。実際ガンガンゲームをするユーザーからの視点だとどうなのか気になるところではあります。

音質に関しては間違いなく音場も広いし分離感も優れているので、エントリーモデルとしてはコスパがいいと思います。

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