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当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
年間を通して100本以上の映画を観るほど映画好きな僕「翁」が、このたび遂にホームシアターを手に入れた。
学生時代から「いつか大人になったら家で大好きな映画をホームシアターでまったり楽しむんだ」と夢見ていたけど、それが実現した。これを書いている今も興奮がおさまっていない状態だ。
その夢を実現してくれたのは、XGIMIの「Elfin」という家庭用ホームプロジェクター。
XGIMIというと、以前「9人のガジェッターが選んだ“QOLが上がった”ガジェットをオムニバス形式で紹介」という記事で同社のモバイルプロジェクターを先輩ガジェットブロガーのてずさんが紹介したけど、「Elfin」は、あれと同じ会社XGIMIから2021年8月15日に新発売となる最新機種だ。
小型な本体で単焦点フルHDでの投影が可能なモデルで、プロジェクター初心者の僕でも開封後あっという間に使うことができるほど使い方はカンタンなものとなっていた。
ということで、この記事ではメーカーより事前に提供いただいたXGIMI Elfinの発売前先行実機レビューをしていく。
XGIMI Elfin(ジミーエルフィン)は、28の権威ある国際的なデザインおよびイノベーション賞を受賞するなど世界的に認められた優れた品質のプロジェクターを販売するXGIMI株式会社が8月15日に新発売する日本の家庭向け小型ホームプロジェクター。
電源を入れてWi-Fiに繋いで設置すればすぐに映画やYouTubeを楽しめる単焦点タイプのプロジェクターだ。
販売価格は、78,900円。
ディスプレイ表示技術:DLP
輝度:800ANSIルーメン
解像度:1920*1080(2K/4K)
オーディオ:harman/kardon DTS-HD&DTSプレミアムサウンドドルビー
RAM:2GB
ストレージ:16GB
搭載システム:Android TV 10.0
サイズ:193×193×48mm
本体重量:約0.9㎏
消費電力:65W
そんなXGIMIのElfinの主な特徴は以下
- Android TV 10.0搭載
- 多種多様なデバイスにも接続可能
- 高輝度800ANSIルーメン、1080pので鮮明な投影
- AF(オートフォーカス)・自動台形補正機能搭載
- harman/kardonを採用した本格的迫力サウンド
詳しく解説していこう。
Android TV 10.0搭載
XGIMI ElfinにはAndroid TV 10.0が搭載されているため、開封後は家のWi-Fiにさえ接続すれば特にデバイスに接続しなくてもすぐに映画や音楽を楽しむことができる。
テレビ感覚で使うことができ、付属のリモコンから基本操作が可能。「OK,Google」でおなじみの音声操作による検索なども行える。
具体的には、必要なアプリをプリインストールされているGoogle Playストアからインストールをして使用することができる。
多種多様なデバイスとの接続も可能
ちなみに、もちろんパソコンやDVDレコーダーなどプレーヤーと接続をして使用することも出来る。しかもその種類は多種多様。接続可能なデバイスは以下。
- パソコン(Mac/Windows)
- DVD・ブルーレイレコーダー
- 家庭用ゲーム機
- Fire TV Stick/Apple TV/Chromecast
- スマホ・タブレット
入出力用のポートは以下となっている。
入力ポート | DC×1 HDMI 2.0×1 USB 2.0×1 |
出力ポート | 3.5mmイヤホンジャック×1 |
Wi-Fi | 2.4/5GHz 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver.5.0/BLE |
Bluetoothでの通信接続も可能となっているので、付属のリモコンはもちろんPS5やニンテンドーSwitchなど家庭用ゲーム機のコントローラーも使えて、さらにはワイヤレススピーカーなどでの出力も可能だ。
高輝度800ANSIルーメン、1080pので鮮明な投影
XGIMI Elfinは、小型でありながら1080p/フルHD(HDR10+)、最大800ANSIルーメンの高精細大画面を実現している。
これは、白飛びが低減され明瞭さがくっきりと観えるようになるなることにつながる。
ANSIとは、アメリカ合衆国における工業規格の標準化を行う機関の一つ。日本における日本工業標準調査会(JISC)に近い組織で、ANSI規格はJIS規格に近い位置づけとなる。
IT用語辞典より引用
他社のプロジェクターで5000ルーメンというものがあったとしても、数値的には少なく見える800ANSIルーメンのElfinのほうが映像は美しいという。
また、2K/4Kによる投影も可能となっているのも大事なポイントだ。
AF(オートフォーカス)・自動台形補正機能搭載
Elfinには、映像を最適な状態で鑑賞できるようAF(オートフォーカス)や自動台形補正機能が搭載されている。
これにより、Elfin本体が揺れたりしてもすぐに最適な状態に補正。ピント調節が必要なく、また、置き場所を選ばず利用することができる。
harman/kardonを採用した本格的迫力サウンド
XGIMI Elfinには、オーディオサウンドブランド「harman/kardon」のデュアルスピーカーを採用。ホームシアターでありながら本格的な大迫力の音響を実現。
映画・音楽・スポーツなどシーン別に合わせた音響効果設定を選択することが可能。
わざわざ外部スピーカーを手配せずともコレ1台ですぐにおうちを映画館に変身させ楽しむことができる。(もちろん手持ちのスピーカーへの出力も可能)
本体外観と付属品
- Elfin本体
- 専用リモコン
- ACアダプター
- 日本語説明書
初期設定
電源を入れるとまずは本体とリモコンの接続を行う。その後、Wi-Fiの接続とGoogleアカウントへのログインという流れ。
といっても、すべて映し出される映像にそってアクションしていけばあっという間にAndroidTVの画面まで移行するから難しくかまえる必要はない。
僕はプロジェクターといえばてっきりプレーヤーに接続しないと使えないものとばかり思っていたけど、開封後の初期設定からAndroid TVのトップ画面にあっという間に移行してはじめて「そういうことなのか!」と理解した。
本体に内部ストレージも16GBあるので、必要なアプリはだいたいインストールすることができる。
ちなみに、リモコンは単4電池2本が必要で付属はしていない。
ボタンには各機能を示すアイコンが描かれているので操作は直感的に使える。反応もはやく押し心地も良い。
実際にXGIMI Elfinを使ってみてわかったこと・思ったことを正直レビューしていく。
先に本機を実際に使ってみての感想を簡潔に述べるなら、“お利口さんなプロジェクター”といったかんじ。
専門知識などは特になくてもすぐに家で映像美を体験できるよう設計されていた。
詳しく解説していこう。
起動はたったの「5秒」とにかく速い
プロジェクターというとなんとなくイメージで起動までに時間がかかるイメージだったんだけど、Elfinは最短たったの5秒足らずで起動し使うことができる。
試しにコンセントを一度抜いてから挿してもう一度電源をONにしてみたけど、同じく5秒以内だった。
速すぎる。待ち時間なくすぐにコンテンツを楽しめるのはスゴイ魅力だ。(ただし、コンセントを抜いてしばらく経って再度電源を付けたら起動までに20秒ほどかかった)
フルHDの圧倒的映像美。場所を選ばず一瞬で映画館にできる
まず使い始めてしょっぱな、映像美に関しては度肝を抜かれた。なんというか、僕の知っている“フルHD”とは全然違った。美しすぎる。
投影する壁に凹凸があるかどうかでまた変わっては来るけど、賃貸の我が家は若干ボコボコした壁紙にもかかわらず下の画像ような具合の美しさで映写される。
また、Elfinには、MEMC技術という残像を少なくモーションを美しく映すアルゴリズムを搭載している。そのため、激しいアクションシーンなどでも明瞭でリアルな映像で楽しむことができる。
これまでスマホとタブレットでふつうに観てきたPrime Videoの無料配信映画でさえ、まるで3Dで見ているかのような感覚で観ることができた。あまりに迫力のある映像に思わず家族全員を呼び出して自慢したほどだ。
実際には3D再生は機能として可能となっていて、試しに設定で変更してみたのだけど映像が乱れただけで3D対応のコンテンツ(3D対応DVDとか)でないと利用ができないようだった。
音質もharman/kardonの3W×2スピーカー搭載ということで高解像度のサウンドとなっていた。遅延もまったくなくて最高。
ちなみに、映像の明るさ的には晴れた日中でも室内の照明を消して投影すればキレイに映し出せる。
あと、このプロジェクターは30~300インチ(最短79cm・最大266cm)まで投影ができる単焦点タイプなので我が家みたいな狭い賃貸でも難なくホームシアターを体験できる。
実際に最短距離まで壁に近づけてみた様子がコレ(画像)。左にあるのはAmazonのFire HD 8タブレット。ここまで近くで投影することはないか。
総合して、照明は消したうえで壁から1m程度の距離を取ればどこに置いてもしっかりと最高のフルHD高画質で映像コンテンツを楽しむことができた。
どんな角度で設置しても驚くほど爆速でAF(オートフォーカス)・台形補正してくれる
本機の特徴の項目でも説明したように、XGIMI Elfinには快適に映像美を楽しむための補助機能が備わっている。
- 自動台形補正
- オートフォーカス
- スクリーン検知リサイズ
- 障害物回避
この機能がとにかく優れていて、部屋のどの場所に設置したとしても爆速でピントが自動で調整され、正しい状態に補正してくれる。
今回のレビューに際して、映画鑑賞中に3歳の娘がXGIMI Elfinを乗せた三脚にぶつかって映像が平らな壁から角部分に向けてズレてしまったことがあったのだけど、
そんなときにもElfinは冷静にピントを合わせて自動で台形補正をかけてくれて、何もなかったかのようにスッと映画鑑賞を続行できた。
ちなみに上の画像は、リモコンでは特に操作をしていない。映像がスクリーンからはみ出してしまったところをElfinが自動で瞬時に障害物回避とスクリーン検知、AF、自動台形補正を行ってくれた様子だ。
速いでしょ?
とにかく薄く小さい本体
XGIMI Elfinの本体サイズは、従来の小型プロジェクターよりもコンパクトな19.3cm×19.3cm×4.8cm。とにかく薄い。
量さも1kg以下なので、リビングから寝室に持ち運ぶという際にも片手でサクッと持っていくことができる。
また、底面には三脚用のネジも用意されているので三脚やXGIMIオリジナルのデスクマウントなどがあると置き場所に困らない。
僕は今回三脚に積載して利用したけど、先ほども解説したようにどの角度でも自動補正してくれるから使い勝手は最高だった。
ただし、本機はバッテリーを内蔵しておらずACプラグからの給電のみとなるでコンセントが必須となる。そのため、キャンプなど外出先で利用する際には別途電源を手配しなければいけない。
逆を言えば、ポータブル電源などがあればどこでもすぐに映画を楽しむことができるということだ。
排気音が気にならないレベルで静か。だけどやっぱり少々熱は帯びる
この本体の小ささで?というレベルで排気音が静かなことにも驚いた。
というよりも、レビュー記事を書き始めるまで排気音についてまったく意識していなかったし気付かなかった。そんな具合に動作音は静か。
事実、稼動時の排気音を騒音計で計測してみると45.8dBとなっていた。これはたとえば、図書館にいるようなレベルの数値で、扇風機(小)よりも静かな音。
つまり、こども達が寝静まった後でじっくり晩酌をしながら映画鑑賞なんてことも容易に可能。1日の最後に至福の時間を堪能することができる。
ただし、やっぱりこれだけの映像美を実現し便利機能を備えているだけに本体の発熱は少々あった。熱い!というほどではないけど。
それでも冷房のない真夏の僕の部屋でも強制シャットダウンしないあたり、放熱能力がきちんと備わっているということが実証できた。
この記事では、8月15日に発売となるXGIMI「Elfin」を先行実機レビューしてきた。
手軽に使用できて、800ANSIルーメン・フルHDの驚くほどキレイな映像を投影できるうえに爆速オートフォーカスと自動台形補正機能を備えた抜け目のないプロジェクターとなっていた。
世界的なイノベーション賞の受賞も納得のデバイスだ。
これで10万円以下なのであれば、一見高額そうでも実際のコスパはいい。
Elfinを持っていれば、堂々と人に「自分は映画好きだ」と自信をもって言えるようになるだろう。
まさしく、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上してくれるガジェットだ。
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