JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」レビュー。8万円台欠点なし37.5インチウルトラワイドモニター

JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」レビュー。8万円台欠点なし37.5インチウルトラワイドモニター

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

この記事では、JAPANNEXTから提供してもらったウルトラワイドモニター「JN-IPS375C144UWQHDR-H」について、使用感や良し悪しを公式アンバサダーガジェットブロガー翁が実機レビューしていきます。

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。

JN-IPS375C144UWQHDR-H」は、IPSパネルでR2300の湾曲を特徴とする最大リフレッシュレート144Hzに対応するゲーミングウルトラワイドモニターです。

お値段88,800円。

JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」

バツグンの存在感と、それに見合った優れたスペック、デスクの主役にもってこいな最高コスパなウルトラワイドモニター。

半端な大きさのモニターでは満足できない大胆なひとは必見です。

さあ、はじめようか。

この記事の著者

ジャパニーズガジェットブロガー

おきな

プロフィール

ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」の概要

今回レビューするのは、ゲーミングモニターをはじめ4Kモニターやモバイルモニターなどディスプレイモニターを手掛ける日本のブランドJAPANNEXT(ジャパンネクスト)のウルトラワイドモニター「JN-IPS375C144UWQHDR-H」

以前レビューした「JN-VC315UHDR」よりも6インチも大きい大画面モデルで、あらゆる面でJN-VC315UHDRよりもハイスペックな製品となっています。

レビューはこちら

スペック

基本的な製品情報は以下のようになっています。

JN-IPS375C144UWQHDR-H
パネルIPS系
ディスプレイサイズ37.5インチ
曲率R2300
バックライトE-LED
コントラスト1000:1
画素ピッチ約0.229mm
解像度3840×1600
アスペクト比21:9
応答速度1ms(MPRT)/5ms(OD時GTG)
表示色10.7億色
sRGB100%
DCI-P3 94%

搭載している機能一覧は以下のようになっています。

FreeSync
フリッカーフリー
ブルーライト軽減モード
HDR10
MPRT
PIP/PBP
外形寸法(スタンド無し)高394x幅902x奥行102mm
外形寸法(スタンド付)高478-578x幅902x奥行308mm
製品重量(kg)約7.8Kg
チルト機能-5+20°
電源ライトオン:青 スタンバイ:赤
VESAマウント対応
100x100mm

パッケージ

JN-IPS375C144UWQHDR-Hのパッケージには、本体とスタンドのほかにACアダプターやUSB Type-Cケーブル、DPケーブルなど必要なケーブル類がひととおり付属しています。

開封してすぐに設置可能です。

モニターにスタンドを取り付ける手順を写真でカンタンに解説しておきます。

モニターにスタンドを設置
モニターを寝かしたままスタンドをねじ止めする
スタンドに脚を設置
完成!

外観

JN-IPS375C144UWQHDR-Hはゲーミングモニターとしては装飾の少ないシンプルなビルドデザインをしています。

背面にLEDなどはなく、必要最低限のデザインです。

インターフェースは、HDMI、DP、Type-C、USB-B、USB-A×2、3.5mmイヤホンジャック、ACアダプタープラグ
  1. HDMI:2.0(3840×1600)@75Hz
  2. DP:1.4(3840×1600)@144Hz
  3. USB-C:(3840×1600)@144Hz(最大65W給電)
  4. USB-B:2.0(KVM/給電5V 0.5A)
  5. USB-A1:2.0(KVM/給電5V 0.5A)
  6. USB-A2:2.0(KVM/給電5V 0.5A)
  7. 3.5mmイヤホンジャック
  8. 電源プラグ

JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」を実際につかってみた

JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」
翁(おきな)
翁(おきな)

JN-IPS375C144UWQHDR-Hを実際につかってみての感想をレビューしていきます。

37.5インチが魅せる圧倒的没入感。ゲーム・映画が最高に楽しめる

JN-IPS375C144UWQHDR-Hの37.5インチでのウルトラワイド、最高です。

特にゲーム、映画での没入感は圧巻

ただでさえ37.5インチという視野角いっぱいの大画面なのに加えて湾曲なのでもう映画館以上の迫力で楽しむことができます。

JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」

ゲームにおいて補足しておくと、

JN-IPS375C144UWQHDR-Hは応答速度が1ms(MPRT)、AMDのFreeSyncやフリッカーフリー機能も搭載しているのでFPSゲームでもヌルヌルサクサク残像もなく快適にプレイすることができます。

今回、はじめて『Distiny 2』というタイトルをプレイしてみましたが、まったく不満なくプレイすることができました。

翁(おきな)
翁(おきな)

いままで僕はPCでのゲームはほぼインストールしたことがなかったんだけど、迫力と映像美が凄すぎてすっかりハマっちゃった♪ゴリゴリのゲーマーならさらに恩恵を感じられるだろうな!

デュアルモニターよりマルチタスクに向いてる

37.5インチもあればマルチタスクにおいてもかなり貢献してくれます。

実際、調べもの・趣味・ライティングの3種類のウィンドウを同時に開いてもモウマンタイ。

快適の一択です。

3つのウィンドウを開きながらの作業がまじで快適すぎる。
3つのウィンドウを開きながらの作業がまじで快適すぎる。
Windows11の画面分割機能。好みの分割パターンにドラッグしているウィンドウをあてがうだけ。

ウィンドウの分割もWindows11ならデフォルトでウィンドウをドラッグして画面中心上端に持っていくことで画面分割設定が即座に行えますよね。

Windows10でもショートカットキーとかでサクッとできるそうです。

もちろん、ウィンドウ3つも同時に開くわけなのでPC自体のスペックも多少よくある必要はあります。

僕のPCは現在32GBのメモリを積んでいるので、最低でも16GBはあったほうがマルチタスクには向いているでしょうね。

話がそれました。

以前僕はデュアルモニター環境も体験してきましたが、個人的には配線とポートを無駄に必要とするデュアルモニター構成よりウルトラワイドモニターシングル構成のほうが作業効率がいい気がします。

デュアルモニター構成。どうしてもケーブルと電源ケーブルが2本ずつ必要になるからな…
ウルトラワイドモニターシングル構成のようす

リフレッシュレート144Hzを出力するならDPかType-C接続に限定される

JN-IPS375C144UWQHDR-Hは最大144Hzのリフレッシュレートを出せるのが最大の魅力なんですが、HDMI接続では最大75Hzまでしか出力できません。

最大限にリフレッシュレートを引き出すにはDisplayPort接続かUSB Type-Cでの接続に限定されます。

デフォルトだと「60Hz」設定になっているので、ディスプレイ設定から「144Hz」に変更するひつようがあるぞ
デフォルトだと「60Hz」設定になっているので、ディスプレイ設定から「144Hz」に変更するひつようがあるぞ
ゲームでももちろん144fpsに対応した!

テキストの解像度もHDMI接続よりDP接続のほうが圧倒的にキレイだったので、JN-IPS375C144UWQHDR-HはHDMI接続という選択肢は除外して使用しましょう。

エルゴトロンのLXデスクマウントモニターアームにも取り付けられる

今回のレビューにあたって、もともとデスクに設置してあるエルゴトロンのモニターアームにJN-IPS375C144UWQHDR-Hを取り付けました。

公式では、最大34インチまでのディスプレイモニターに対応しているアームですが、JN-IPS375C144UWQHDR-Hを取り付けてもおじぎすることなく使えています。

負荷がかかりすぎて耐久性に支障がでる可能性はありますが、僕はスタンドよりもモニターアーム派なので一応報告しておきます。

レビューはこちら

JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」と28インチ4Kフラットモニターとの比較

僕のメインモニターはBenQのEW2880Uというフラットな4Kモニターです。

これ単体は目への刺激を最小限に抑える機能満載のモニターなので実力としては十分なスペックをほこります。

テキストなどの解像度ではやっぱり4KのEW2880Uのほうが断然みやすいし、使い勝手がいいです。

JN-IPS375C144UWQHDR-H
BenQのEW2880U
JN-IPS375C144UWQHDR-H
BenQのEW2880U

テキスト入力においてはやっぱり4K解像度が最適で、目への負担も少ないということですね。

ただ、所有感やデスクの雰囲気としては37.5インチで湾曲というのは捨てがたい魅力です。

だから、37.5インチで144Hz出力できて湾曲の4Kがあれば、それが最強ということになります。

JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」レビューまとめ

ということで、今回は、JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」について実機レビューしてきました。

メリット
  1. 視野角いっぱいに広がる37.5インチ湾曲の圧倒的没入感と映像美
  2. ヌルヌル滑らかリフレッシュレート144Hzに対応
  3. 3ウィンドウ同時展開マルチタスクもラクラク
  4. 最大65WのUSB Type-Cポートを搭載でモニターから給電できる
  5. VESAマウント対応でモニターアームに設置可能
デメリット
  1. 背景は光らない(すきずき)
  2. リフレッシュレート144Hzを出すにはDP接続かType-C接続に限定される

IPSパネルにシンプルなビジュアル、65WのUSB-C給電までできるという“ウルトラワイドモニターに搭載していてほしい機能”を全部のせして8万円台という

とにかくコスパに優れたウルトラワイドモニターでした。

とくにゲームにおいての没入感と迫力はフラットディスプレイや小さなサイズのモニターでは到底実現できないクオリティなので、実績にもモチベーションにも直結してくるでしょう。

JAPANNEXT「JN-IPS375C144UWQHDR-H」はこんなひとにおすすめ

  • できるだけ安く高リフレッシュレートなウルトラワイドモニターをゲットしたいひと
  • モニターからUSB Type-Cをつかって充電や電源確保をしたいひと
  • 2画面デュアルモニターよりもシングルモニター派なひと
  • 圧倒的大画面で視野角いっぱいにゲームを展開したいひと
  • いちどに複数のタスクを処理したいひと

設置場所さえ確保できるのであれば、だれにでもおすすめできる良品質なモニターです。

特におすすめなのは、ゲームやクリエイティブな作業を行うひと。

37.5インチという大画面でのマルチタスクは作業効率にもいい効果をもたらすでしょう。

ウルトラワイドモニターというとガチ勢みたいでハードルが高くなりますが、JN-IPS375C144UWQHDR-Hは他社に比べて圧倒的に手頃なのにもかかわらず機能面でも申し分ないスペックですからね。

23インチとか28インチのモニターからの移行なら確実にいろんな面で圧倒されると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください