サウンドピーツRunFreeレビュー。6,700円16.2mmDDマルチポイント対応スポーツ向けオープンイヤーイヤホン

サウンドピーツRunFreeレビュー。16.2mmDDマルチポイント対応スポーツ向けオープンイヤーイヤホン

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この記事では、サウンドピーツ(SOUNDPEATS)のオープンイヤーイヤホン「RunFree」の音質や外観の印象、使用感など80本以上のイヤホンに触れてきたガジェットブロガー翁が実機レビューいきます。

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。

サウンドピーツの「RunFree」は、16.2mmのダイナミックドライバーとBluetooth5.3、空気伝導機能を組み合わせたオープンイヤー型のイヤホンです。

お値段6,680円。

軽量快適な装着感と大迫力のサウンドを組み合わせたサウンドピーツの新しい刺客は、特にスポーツシーンでモチベーションに大きく貢献してくれる存在となっていました。

ジョグを趣味としているひとはご注目ください。

さあ、はじめようか。

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RUNFREEHRA1

この記事の著者

ネオジャパンデスクセットアッパー

翁(おきな)

オッキーナ

プロフィール

ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

サウンドピーツRunFreeの概要

今回レビューするのは、今やイヤホンブランドとして名の知れたサウンドピーツ(SOUNDPEATS)から登場したオープンイヤーイヤホン「RunFree(ランフリー)

耳を塞ぐことなくいわゆる空気伝導を活用して設計された同社の新しいカタチです。

主な特徴は以下です。

  • Bluetooth5.3サポート
  • マルチポイント接続対応
  • 16.2mmダイナミックドライバー搭載
  • 連続14時間もつバッテリー
  • 『ラムダ型音響空間』を採用

最大の特徴は、やはり空気伝導システムを採用していることでしょう。

『ラムダ型音響空間』という独自の技術を採用し、本体の小ささとは裏腹にインナーイヤー型イヤホンのような大迫力のサウンドを実現しています。

骨伝導イヤホンのようなビジュアルですが、骨には振動等は与えずあくまでも音を耳をつたって伝えるタイプのオーディオデバイスとなります。

骨伝導イヤホンといえば、このブログでもShokzの『OpenRun Pro』をレビューしましたが、実際あれとはまた違った使用感となっていました。(比較は後述しています)

また、マルチポイント接続に対応しているのも魅力です。

2台のデバイス機器と同時に接続しておくことができるため、PCで音楽鑑賞中にスマホの着信に応答するという動作をシームレスに切り替えることができる便利な機能です。

テレワーク・ホームオフィス化がすすむ昨今で需要が増えた、最近のTWSでは定番となってきている機能のひとつをRunFreeも備えているということです。

サウンドピーツRunFreeのスペック

タイプ:無線
形式:オープンイヤー型
本体操作:物理ボタン式
ドライバー方式:16.2mmダイナミックドライバー
再生周波数帯域:20Hz~20KHz
対応コーデック:AAC,SBC
Bluetoothバージョン:Ver.5.3
最大持続時間:14時間
重量:28g
充電時間:1.6h
充電コネクタ:USB Type-C
ENC通話ノイズキャンセリング機能:〇
専用アプリ:〇
マルチポイント:〇
防水性能:IPX4

パッケージ

RunFreeのパッケージはいたってシンプル。

本体に充電用USB Type-A to Type-Cケーブルと日本語説明書のみとなっています。

外観

ビジュアルは、骨伝導イヤホンによくみるヘッドバンド型形状です。

全体を液状シリコンでコーティングしていて、肌触りはサラッとしていて防水性が高そう。

右耳前側には充電用ポート、裏部分に物理ボタンが3つ集中しています。

サウンドピーツRunFreeを実際につかってみた

翁(おきな)
翁(おきな)

実際にRunFreeを使ってみての使用感をレビューしていきます。

低音と奥行を感じられる高音質

サウンドピーツRunFreeの音質
  • 低音:重みがしっかりとありながら解像度も感じられるちょうどいい力づよさ
  • 中音:凹むことなく爽やかに聞き取ることができる
  • 高音:無駄に響いたりキンキン感はなくスピード感もあって快適

空気伝導ということであまくみていましたが、RunFreeはふつうにそこらのインナーイヤー型イヤホンとまったく変わらないレベルのサウンドを放ちます。

むしろその辺の安いイヤホンより奥行のある立体的なサウンドに仕上がっているほどです。

ボーカルもきちんと聴こえるし、高音がキンキンすることもなくサウンドステージも広く実感できると思います。

翁(おきな)
翁(おきな)

いやあこれはある意味骨伝導イヤホンよりクセがないかもしれない。

付け心地は軽やか。まさにスポーツ向け

RunFreeの実際の装着感はかなり軽やかで快適です。

肌に触れる部分はシリコン素材でさらりとソフトで、レビューに際して2時間ほど装着し続けていましたがまったく疲れや重みは感じませんでした。

後頭部への締め付け感もなく

まさにスポーツ向けのギアです。

後頭部のバンドの余りも想像していたより小さかった!

アプリでイコライザーカスタムまでできちゃう

うれしいことに、RunFreeはサウンドピーツの専用アプリ「SOUNDPEATS」に対応しています。

そのため、アプリ側でイコライザーをカスタムしたり、スマホ経由でゲームモードのオンオフを切り替えることができるようになっています。

イコライザーはプリセットもあるし、自分で自在にカスタムもできるぞ

通常のイヤホンに比べてイコライザー調節での変化は大きくはありませんが、ないよりは全然いいと思います。

【デメリット】音漏れはする

問題の音漏れですが、正直あります。

音量最大時では、おなじ部屋にいるひとに歌詞が聞きとれるくらいには音漏れします。

体感では音量8~9くらいであれば音漏れを最小限にセーブしつつしっかりサウンドを楽しむことができました。

まあ、屋外でのスポーツシーンなら多少音漏れしても問題ないかも(人によるだろ)なので、バイブスガンガンで盛り上げていきましょう。

サウンドピーツRunFreeと骨伝導イヤホンShokz「OpenRun Pro」との比較

ちょうど手元に骨伝導イヤホンのShokz「OpenRun Pro」があったので比較してみました。

正直音質に関してはRunFreeのほうが低音が強力ですね。

全体的な解像度でえいばOpenRun Proのほうが粒が細かいですが、迫力ではRunFreeのほうが上に聴こえます。

(左)Shokz OpenRun Pro(右)サウンドピーツRunFree
(左)Shokz OpenRun Pro(右)サウンドピーツRunFree

あと、骨伝導イヤホンならではのこめかみあたりへの小さな振動がサウンドピーツRunFreeではまったくないので、感触がちがいます。

ただ、外観的な違いでいえばRunFreeのほうが本体サイズが大きめなので、

スタイリッシュさを求めるならOpenRun Pro、骨伝導イヤホンの振動感が苦手だというひとはRunFreeといった感じでしょう。

(左)Shokz OpenRun Pro(右)サウンドピーツRunFree
(左)Shokz OpenRun Pro(右)サウンドピーツRunFree

レビューはこちら

サウンドピーツRunFreeレビューまとめ

ということで、今回はサウンドピーツのニューウェーブ「RunFree」について実機レビューしてきました。

メリット
  1. 骨伝導イヤホン以上の低音の迫力
  2. ふつうに下手なインナーイヤー型イヤホンより高音質
  3. 快適で長時間装着できる装着感
  4. アプリでイコライザーカスタムをできる
デメリット
  1. 音量が大きくなると音漏れもする

先日レビューした「Opera05」といい、RunFreeといい、ここ最近のサウンドピーツの音質の向上具合には正直驚かされっぱなしです。

しかも、RunFreeに関しては正味6,000円前後でこの音質ですから、バカにできない。

ふつうに耳へのフィット感もいいし、これなら『骨伝導イヤホンやで』って顔で装着しててもなんら違和感はないし問題もないと思います。

ただ音漏れ問題が残るので、通勤通学にがっつりというよりもスポーツシーン限定のオーディオデバイスとして購入するのがベストなガジェットでしょう。

サウンドピーツRunFreeはこんなひとにおすすめ

  • ジョギングやウェイトトレーニングなどを日課にしているひと
  • 耳を塞がず外音を聞き取りやすく保ちたいひと
  • 高価な骨伝導イヤホンの購入をしぶってるひと

がっつりオーディオファン向けというより“ながら作業”をすこしでも楽しみたいひとに最適なイヤホンですね。

Shokzの骨伝導イヤホンでは20,000円くらいするので、それの廉価版としてはかなり手頃な価格なのでありあり。

プレゼントにもちょうどいい商品と思います。

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