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ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
ども、翁(@okinalog)です。
今回は、久しぶりにSOUNDPEATSから新作が出たということで「Air5 Pro+」を提供してもらいました。

SOUNDPEATSといえば、コスパワイヤレスオーディオが強いブランド。
最後にレビューしたワイヤレスヘッドホン「Space Pro」なんかは音質はもちろんのことデザイン面でも安っぽさを感じさせないハイクオリティに仕上がっていて驚いたんだけど、
今回レビューするAir5 Pro+はついに低価格=コスパではなく高品質=コスパを実現してきたのよ。
なんてったって、Air5 Pro+は‟MEMSドライバー”を搭載しているんだから。
MEMSドライバーといえば、次世代TWSの心臓部として注目されている超小型チップ状ドライバー。
前々から気になってたんだぁ。
ってことで、実際のところどうなのか実機レビューしていく。

商品提供:SOUNDPEATS
スペック
| Air5 Pro+ | スペック |
|---|---|
| サイズ | 本体寸法(L×W×H):66.88×48.33×26.92mm(ケース込み) |
| 重量 | 約5.04g(イヤホン/片側) 約51.11g(充電ケース+イヤホン両側) |
| ドライバー | PU+PEEK 10mmダイナミックドライバー MEMSドライバー(xMEMS社製Cowell) |
| チップ | Qualcomm QCC3091 |
| Bluetooth | 5.4 |
| コーデック | aptX Lossless, LDAC, AAC, SBC 「Hi-Res」,「Snapdragon Sound」認証 |
| バッテリー | (単体)約5時間 (ケース併用)最大30時間 |
| 充電 | Type-C 10分間で約2時間使える急速充電に対応 |
| 防水等級 | IPX5 |
| 販売価格 | 15,380円 |
デザイン

こちらがAir5 Pro+の全貌。
ぱっと見Air5 Proと変わらない。というか‟がわ”は一緒だと思う。Air5 ProにMEMSドライバーを追加搭載した感じ。まぁそのほうがコスト抑えられるしね。
でも、しっかり装着感はいい。
そんじょそこらの有線イヤホンよりもフィット感がいい。

圧迫感も感じないし、これだけ装着感がよければ長時間つけっぱなしでもストレスは感じない。
操作感度も敏感すぎず快適。
アプリを介せばタッチセンサーを無効にもできるし、操作内容もカスタマイズすることができる。
驚いたのは、アプリ側操作内容カスタマイズで「1.5秒長押し」の部分も柔軟に変更できるようになっていたこと。

前からここまで柔軟に変更できてたっけ?使い勝手よくなってる気がする。


ケースは前開きタイプで、イヤホンは挿し込むかたちで格納するスタイル。
個人的にはこの形状ちょっと直しにくいかな。

全体的にデザインはスッキリとしていてマットブラックにゴールドのアクセント。
安っぽさは感じない質感だ。
音質
iPhoneでの音質
Air5 Pro+は音質面が最大の魅力。
というか音質に全振りしてる。
SOUNDPEATSの完全ワイヤレスイヤホンは過去かなりの数を体験してきたけど、Air5 Pro+は群を抜いて正真正銘ダントツ最高の仕上がり。
低域を10mmのダイナミックドライバーが担当し、中高域をMEMSドライバーが担う構成。
DDが空気を震わせて分厚い土台をつくった上にMEMSドライバーが細い線状の中高音を乗せているイメージ。
そして、それをしっかり音で感じ取ることができる質感となっている。

ANCオフ・デフォルトイコライザーの状態では、傾向はフラットで低音域はけっこう控えめ。
全体的に中音と高音で牽引する印象だ。
「あれ、SOUNDPEATSなのにドンシャリ傾向じゃないんだ!?」っていうギャップがここで生まれる。
そしてそれ以上に感じるのが、音の立ち上がりがめっちゃ速いこと。
音の鳴りはじめと終わりが超スッキリとしていて音の輪郭が鮮明。だから当然音の分離も音像も明確。
これは、Air5 Pro+に搭載されたAptos Class-Hというパワーアンプの恩恵らしい。

いや、ほんと完全ワイヤレスイヤホンでこんな!?バランスドアーマーチュアドライバーを採用した有線イヤホンじゃないの!?ってくらいのクオリティよ。
解像感も非常に高く音ひとつひとつの粒が細かいのがしっかりと実感できるレベル。Penthouse『ナンセンス』とか聴くと管楽器の解像感と耳あたりの良さが目立つ印象だ。
中~高音の透明感がすごく高くて雑味がなく思わず目をつぶって聞き入りたくなるくらいのクリアー感。

ボーカルももちろん透明感はすごく高いんだけど、それ以上に感じるのは単に高解像というだけでなく声に温かみがしっかりとあるということ。ボーカルの感情をきちんと声から聴きとることができる再現力。
Mrs.GREEN APPLEや宇多田ヒカルなどキー高めの歌唱力重視の楽曲だけでなく比較的低めのBUMP OF CHICKENとかCreepy Nutsまでしっかり高解像で楽しめる。
個人的には玉置浩二の『ファンファーレ』の高解像具合にたまらなくハマってる。
サカナクションの『怪獣』では、この楽曲最大の特徴であるピアノがクリアーに音像ハキハキとテンポよく流れるなか、ボーカルが一切埋もれることなくむしろ最前線でリアルに聴くことができる。

ANCオンオフで音質が変わる
ただし、この楽曲についてはANCをオンにした状態で聴いた方がより深さと力強さが増して魅力的になる。
というか、こちらのほうが楽曲の真価を引き出せてるって雰囲気だ。
そんな感じでAir5 Pro+はANCオンオフ時で音質が劇的に変わる。
ANCオフだとフラットで軽快さが目立ついっぽうでANCオン時は低音を筆頭にその他全音域がグッと強調され鮮明な質感になる。
全体的に深みと力強さを味わいたいときは絶対ANCをオンにしておくべきだ。
AndroidスマホでのLDAC音質
本機はLDACに対応したハイレゾワイヤレス認証製品なので、きちんとPixel8ProとLDAC接続しての音質も確認してみた。

iPhoneとのAAC接続でもAir5 Pro+の音質は申し分なかったけど、やっぱりLDAC音質は一段違う。
- ANCオフ:変わらず低域は控えめだけど、高域がより鮮明で主張され線が細く鋭くなった
- ANCオン:重低音がバコ!っと増して全体的にキック感が増してより彩りが強化された
ハイレゾ楽曲かそうでないかで雰囲気はガラッと異なるけど、ハイレゾ音源ならまず鮮明でめっちゃ高音質だ!と思える具合になっていた。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)

Air5 Pro+は最大-55dBのノイキャンを備え持っている。
その仕上がりは誇張なくしっかりしていて、ANCオンと同時に周囲の話し声や換気扇の音、エアコンの音、車の走行音、掃除機の音が軒並みスッと消える。
体感では半分と言わずほぼ静寂と言えるくらいに軽減される印象だ。
アプリで切替可能なAIを活用した「適応型ANC」も、従来の違和感のある質感ではなくしっかり外音に合わせてノイキャンレベルを適切に切り替えている。
十分に実用的なレベルの仕上がりだ。
アプリ

Air5 Pro+はSOUNDPEATS AUDIOというアプリを介して各種設定変更やカスタマイズができるようになっているんだけど、
このアプリ関連の使い勝手が向上していたので軽く紹介する。
個人的におお!と思ったのは以下のとおり。
- イヤホンを探す機能に対応
- 音声ガイダンスの音量を調整できる
- イヤホン本体の排水機能を搭載


イヤホンを探す機能については低価格イヤホンでも実装されていたりする印象だけど、音声ガイダンスの音量まで調節できるイヤホンははじめてみた。
ましてやイヤホン本体の排水機能搭載はすごい。
気になるポイント

Air5 Pro+は音質にリソースを割いているのか、10,000円台完全ワイヤレスイヤホンには搭載されている前提の機能がいくつか省かれている。
- ワイヤレス充電非対応:置くだけ簡単無線充電には対応していない
- 脱着検知機能非搭載:耳からイヤホンを外した際に楽曲が自動停止する機能が備えついていない
- バッテリー量が多くない:少なくはないけど、ケース併用最大で30時間
正直ワイヤレス充電と脱着検知機能はなくてもそう困りはしない機能。
その分というか、それ以上に音質面で感動を得られるから、必要なコストカットと取るべきだ。
iPhoneユーザーも含めて迷わず買ってよし

多機能である以上に音質重視で15,000円という価格で打ち出したAir5 Pro+。
ANCもしっかり強力で装着感もよくデザインもシンプル。
最新のMEMSドライバー搭載完全ワイヤレスイヤホンとしてであれば手を出すに十分な動機だし、これはいい意味でのコスパに優れた製品だ。
革新的なドライバーを採用したAir5 Pro+、今よりもワンランク上の音質を味わいたい人にぜひ試してみてほしい。









