この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
この記事では、JAPANNEXTより提供していただいた4K湾曲モニター「JN-VC315UHDR」について、JAPANNEXTの公式アンバサダーの翁が実機レビューしていく。昨今、モニター界隈で頭角を現してきているJAPANNEXTのワイドモニターがいかなるものか、ご覧あれ

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
- 湾曲モニターで4K対応のワイドモニターを探している
- でも、どれも5万円くらいして手が出せない
- 今よりも大画面かつ没入感を得られるディスプレイモニターがほしい!
そんな人にJAPANNEXTの「JN-VC315UHDR」はうってつけだ。
30インチを超えるワイドサイズに、4KUHDの3000:1の高コントラスト曲面ディスプレイでありながら、3万円という破格値。

僕は今回、5万円台のおなじ4Kのフラット28インチディスプレイからこのJN-VC315UHDRに交換して試用してみたけど、
やばいよ、このモニター。しっかり4K。コスパが化け物。
今まで使ってたディスプレイよりぜんぜんこっちのほうがいい。

ということで、JAPANNEXTの「JN-VC315UHDR」についてどんな製品なのか使用感など紹介していく。
さあ、はじめようか。



ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

今回、JAPANNEXT公式アンバサダーとして、数多くの製品の中からJN-VC315UHDRを選んだのは、ただただ湾曲モニターの使用感に興味があったからだ。
ゲーマーやデスク周りにこだわりを持つガジェッターは、その多くが湾曲モニターを採用しているのをみてきた。
一般的に没入感を得られるという湾曲モニターで、ブログ作業にプラスにはたらくのか、僕が好きな洋画を楽しめるのかを体験してみたかった。
ちなみに僕は現在、BenQのEW2880Uを愛用している。

本来ならこれだけのスペックのディスプレイなら十分に満足なんだけど、3万円台のJN-VC315UHDRがどれだけの満足度か分かれば、2万円安く満足のいくディスプレイ体験をすることが可能ということになる。



ということで今回レビューするのは、JAPANNEXT(ジャパンネクスト)のJN-VC315UHDR。
31.5インチのVAパネル搭載4K液晶モニターだ。

特徴として、
- R1500曲率アスペクト比16:9の31.5インチ
- HDR(ハイダイナミックレンジ)4KUHD対応非光沢VAパネル
- フリッカー軽減・ブルーライト軽減機能を搭載
- FreeSync対応
という点が挙げられる。



映画やゲームなどにおいてもHDR(ハイダイナミックレンジ)対応しているため、暗い部分はより暗く、明るい部分はより明るく明暗くっきりの映像美を楽しむことができる。


ゲーム時の画面のちらつきを低減するフリッカー軽減機能や、ブルーライト軽減機能も搭載しているため、これらの機能を搭載していないモニターに比べてより長時間のゲームプレイが可能。
また、ディスプレイ設定では3種のゲームモードも搭載。ゲームの種類にあわせてディスプレイ表示を変更することができるようになっている。
販売価格は、39,982円。
JAPANNEXT(ジャパンネクスト)は、創設者兼代表取締役のベッカー・サムエル氏(フランス出身)が2016年に日本で立ち上げたれっきとしたジャパンブランド。
2017年に世界初となる65型の4K曲面モニターを発売し国内外で高評価を獲得。以来、現在にわたってワイド・曲面・4K・ゲーミング・モバイルモニターなど月1(以上)ペースで新製品をバンバン展開している今注目のブランドだ。
その特徴は、とにかくユーザーライクさ。最大限手頃な価格で良質な製品をユーザーに提供できるようコストを抑える工夫をしながら、なおかつ日本語によるサポートなどに力を入れているのが魅力だ。
スペック

搭載パネル | VA |
バックライド | E-LED |
輝度 | 380cd/m2 |
コントラスト | 3000:1 |
コントラスト(CDR) | YES |
画素ピッチ | 約0.181mm |
解像度 | 3840×2160 |
アスペクト比 | 16:9 |
応答速度(最大) | 7ms(OD) |
ディスプレイ | ノングレア(非光沢) |
表示色 | 1677万色 |
消費電力 | 最大67W 標準30W 省エネ22W スタンバイ0.5W |
チルト機能 | 上下:-5度/+15度 |
VESA | 75×75mm(M4×7mm) |
インターフェース | DisplayPort1:1.2 60Hz HDMI1:2.0 60Hz HDMI2:1.4 30Hz HDMI3:1.4 30Hz イヤホン出力:3.5mmイヤホンジャック |
サイズ | スタンドなし:(タテ)423×(ヨコ)173×(奥行)114mm スタンドあり:(タテ)506×(ヨコ)713×(奥行)227mm |
重量 | 約7.1kg |
組み立て

組み立てはVESAマウントを利用しない場合、本体にスタンドを取り付ける作業が必要になる。
必要なのは、プラスドライバー1本とディスプレイを持ち上げるための多少気合を入れた足腰。


組み立ての流れは以下、


まずは脚部分。I字とV字のフレームを下からねじ止め。




つぎに、本体背面のパネルをグイっと引っ張り出して後ろからさきほど組み立てた脚をはめこんで、
上と正面をねじ止め。


さいごに本体に脚つきのパネルを振り子状にはめこめば完成だ。
外観

これがJN-VC315UHDRの正面からの全体像。
写真じゃ分かりづらいけど、やっぱり31.5インチはかなり大きい。

ディスプレイは非光沢。
ベゼル幅は約9mmと想像以上に薄い。


画面は正面を基準に下向き-5度、上向き+15度角度をつけることができるチルト機能を搭載。


本体右下にはディスプレイ設定用のボタンが5つ。


背面インターフェース部分は手でカバーをカンタンに外せるようになっていて、デスクに置いた際に配線の抜き差しがしやすいユーザーライクな設計がされていた。

デスクに置くとこんなかんじ。

31.5インチでのマルチタスクが快適すぎる
まず、ビジネス用途としてブログ作業(入力作業)につかってみた。
結論としては、JN-VC315UHDRに切り替えたことで作業効率は上がった。というか爆上がりだ。

僕はブログ記事を書く際に商品のスペックを別ウィンドウで開いた状態でワードプレスに記入していくスタイルなんだけど、JN-VC315UHDRになってから集中力が持続しやすくなった。
28インチディスプレイだと2ウィンドウでやっとだったところ、31.5インチもあれば3ウィンドウまで行ける。
マルチタスクに最適なサイズだ。

輝度も380nitと一般的なディスプレイより若干高いため、明るい部屋でも視認しやすいのは意外な気付きだった。
映画が迫力満点で楽しめる
もうね、JN-VC315UHDRで観る映画、最の高。
まるで劇場で鑑賞しているかのような錯覚に陥るほどだった、さすが31.5インチ。
ディスプレイ設定でピクチャーモードをムービーにすれば映画向けの画質になるからなおよし。


JN-VC315UHDRを使用しだしてから、ゲームをプレイする人が湾曲モニターをチョイスする理由がわかった気がする。この奥行は迫力満点だわ。

非光沢とHDRであざやかかつ反射を気にせず集中することができた。
アスペクト比も16:9と一般的な比率なので、違和感もない。
意外にもデスクをすっきりと保ったまま設置できる

JN-VC315UHDRのスタンドは若干3センチ幅くらいの細長いスチール製。
デスク上をできる限りすっきり見せたい僕には好みなスタンドだった。

BenQのScreenBarもふつうに設置することができるから、ライト面も問題ない。
また、VESAマウント規格にも対応しているから、モニターアームでさらにすっきりデスクを保つことができる。

ここで、JN-VC315UHDRのデメリットというか検討時の注意箇所を紹介しておく。
スピーカーは非搭載
本機は、モニター自体にスピーカーが内蔵されていない。
ということで、外部スピーカーに接続しないとモニターから音は出ない。
スタンド高さの上げ下げはできない
JN-VC315UHDRの付属スタンドはチルト機能は備えているけど、画面の上げ下げはできない。
上げ下げをしたい場合は、電動昇降デスクでデスクごと持ち上げるか、モニターアームに取り付ける必要がある。
USB給電・ハブ機能非搭載
JN-VC315UHDRはUSB-Cをつかった給電機能や、USBハブ機能は搭載していない。
でも、4Kで湾曲で31.5インチで3万円で買えるんだったら、ハブは別で買った方がお得だ。

- 映画や動画、ゲームなど趣味をちょっと贅沢に楽しみたい人
- 24インチから30インチ大画面にステップアップしたい人
- とにかく手頃に4K湾曲モニターがほしいという人
検索してみたらわかると思うけど、
4Kと湾曲が組み合わさった30インチ以上で3万円台という条件が揃ったモニターって、JAPANNEXTのJN-VC315UHDR以外にない。

湾曲だったらゲーミング×リフレッシュレート144Hz×フルHDとか、
4Kだったらフラットパネル×4万円以上とか、JN-VC315UHDRと同スペックで同価格帯のモニターは出てこない。
4K×湾曲×31.5インチ×3万円台っていう“お財布にやさしいのに欲張りなスペック”を満たすニーズに差し込んできているJAPANNEXT。
ブランドの信頼性に関しては、このレビュー記事からもわかると思うけどきちんとしたジャパンブランドなので、条件に合っていて候補にあがっているならおすすめだ。
ちなみに、同価格で湾曲ではなくてIPSパネルのスピーカー付きモデルはこちらのブログでレビューされているから参考にしてみてもいいかも。

ということで、今回はJAPANNEXTの湾曲モニター「JN-VC315UHDR」について実機レビューしてきた。
HDRに対応した4K。VAパネルで発色は鮮明。
さらに曲率R1500&大画面31.5インチの没入感の半端なさ。
はっきり言って価格設定バグってると思う。
今回はJAPANNEXTからの借り物として本機をお貸しいただいたけど、買い取りたいレベルに気に入っている。返したくない(ウソ、もっといいやつ触らせてほしい)
もし、はじめての湾曲モニターに本機JN-VC315UHDRが候補にあがっているなら、全力でおすすめする。
- 4Kで湾曲モニターなのに3万円台でお財布にやさしい
- 31.5インチの大画面で3万円台でお財布にやさしい
- 目に配慮した機能搭載でその他無駄な機能がなくて3万円台でお財布にやさしい
- スピーカー非搭載
- スタンドの高さ調節はできない
- USB給電機能は非搭載