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クアルコム社のQCC3020を採用し、TWS Plus対応。Androidと相性の良いaptXコーデック対応で高音質&低遅延。それでもって10,000円以下という高コスパイヤホン。
そんな抜け目ないスペックと機能のTruengine 3SEが気になってしょうがなかったので、実際のところはどうなのかということで良し悪し含めて実機レビューしていきます。
SoundPEATSの完全ワイヤレスイヤホンTruengine 3SE:特徴とスペック
Truengin 3SEの特徴とスペックをおさらいしておきましょう。
- TWS Plus対応
- Wダイナミックドライバー搭載
- aptXコーデック対応
- COMPLYイヤピ付属
Bluetooth規格 | Bluetooth5.0 |
バッテリー容量 | イヤホン単体:最大6.5時間 ケース込み:最大30時間 |
充電端子 | USB Type-C |
ドライバ | デュアルダイナミックドライバー |
対応コーデック | SBC,AAC,aptX |
ハンズフリー通話 | 〇 デュアルマイクノイズキャンセリング |
販売価格 | 6,290円(税込) |
販売元 | SoundPEATS(サウンドピーツ) |
SoundPEATS Truengine3SEの使用感をレビュー
外観
まずはファーストインプレッションです。
Truengine 3SEは全体的に完成度の高いデザイン設計となっています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- イヤーピース(大・中・小)
- COMPLY製イヤーピース(中)
- USB Type-C充電ケーブル
- 日本語取扱説明書
ケースは指紋が目立ちにくく無駄な装飾のないマットブラック。
充電端子は今主流のUSB Type-C。バッテリー残量を目視できるLEDランプがふたを開けた内部に隠れていてイッツ・スマート。
イヤホン本体も同じくマットブラックな仕上がりで、SoundPEATSのロゴが印字されたブロンズのタッチセンサー内蔵マルチボタン。
イヤホン単体の重さは、約6g。最近のワイヤレスイヤホン群の中ではふつうの重さです。
ちなみにケース全体の重さは、39g程度。(▼画像イヤホンの12gを引いての計算)
裏面には内蔵されたデュアルドライバーが見え、上質な大人のガジェット感が漂っています。完全に男ウケ◎でしょコレ。
総合して外観デザインは、安っぽくなく、内部が見えてある意味おもちゃっぽい遊び心があり完成度が高いなという印象で好きです。
ケースの小ささはTRUEFREE+以上!それでも長時間バッテリーなのはQCC3020の恩恵か
TRUENGINE3SEはケース込み30時間の最大連続再生時間が可能となっています。つまり、日常使用でのバッテリー容量としては十分。
ただ、驚くのはTRUENGINE3SEのケースのコンパクトさ。
TRUENGINE3SEのケースはかなり小さく、女性の手のひらにもすっぽりとおさまる小ささです。
さらに例えるなら、先日レビューした同じSoundPEATSのミニマルイヤホン「TRUEFREE+」のケース以上にコンパクトな仕上がり。
これだけ小さいケースだと、リュックやポケットに入れてもかさばらないので持ち運びに便利です。
この小ささでも長時間バッテリーを維持できる仕組みとして、Truengine 3SEは内蔵チップにクアルコムの最新チップQCC3020を採用しています。
そのため、小さなバッテリーでも長時間の連続再生が可能となっているんだと思います。つまり、ケースのコンパクトさはQCC3020チップの恩恵というわけです。
BOWS
予算が許すならTRUEFREE+よりも
Truengine 3SEを買ったほうが満足度は高そうだね
本体の分厚さが若干目立つか
これは、デメリットになりますが、TRUENGINE3SEはデュアルドライバーを搭載していることもあってか、若干厚みがあります。
個人差もあるとは思いますが、ミニマルなTRUEFREE+やTRUEBUDSよりも若干分厚いので、俺TRUENGINE3SEつけてるぜ感は出てしまいます。
もう2mm本体が小さければよりおすすめできる仕上がりだと思います。
音質チェック
さて、肝心の音質についてです。
結論から言うと、Truengine 3SEは上質で立体感のあるサウンドを楽しむことができるTWSでした。
Truengine3SEは、見た目からもわかるように2つの振動板デュアルドライバー搭載しています。そのこともあってか、低音・中音・高音それぞれの音がクリアに聴き分けられるようになっています。
パーカッションも軽快で、ボーカルボイスも強すぎずコーラスをしっかりと調和させてきますし、低音も強すぎず弱すぎずバランスのきいた仕上がりです。
特に低音はキレがあって、高音も音量を上げてもまったく音割れせずいたってキレイです。
結果、他のイヤホンよりも立体感のあるサウンドに感じられました。
どちらかというならばフラットな音質ではあるものの、シャリ感はなく同じ価格のイヤホンに比べると奥行きも感じられて臨場感あふれるサラウンドを楽しむことができます。
個人的には、EDMなどの電子音系は長時間聴くと疲労しそうな音質であり、一方でカントリーやJAZZなどでは広がりを感じられるかなと思います。
使用感
Bluetooth5.0で接続をするTRUENGINE3SEですが、コーデックはaptXをサポートしています。そのためか、安定的で音ズレもストレスなく接続できました。
動画を視聴中もセリフやBGMと映像にズレはほとんどなく楽しむことができました。
ただし、aptXコーデックはiPhoneなどのiOS端末には対応していません。aptXコーデックはAndroid端末に対応したコーデックとなっています。
SBC | AAC | aptX | |
特徴 | 最も標準なコーデック | iPhoneなどiOS対応コーデック Android8.0以降にも対応 | Android端末対応コーデック |
遅延数値 | 170~270ms | 90~150ms | 60~80ms |
そのため、Truengine 3SEはAndroidスマホとの相性が良いイヤホンといえます。
デフォルト採用の「COMPLY」イヤーピースの着け心地
昨今のありきたりなワイヤレスイヤホン群の中で特出したTruengine 3SEならではの特徴として、標準で「COMPLY(コンプライ)」のイヤーピースが付属している点が挙げられます。
COMPLYのイヤピとは、COMPLY社が販売するイヤーピース単体の製品のことです。Truengine3SEには、そのCOMPLYの低反発素材のイヤピが1セット付属しています。
→COMPLYイヤピ
実際に付属のCOMPLYイヤピをつけてみた感想として、低反発素材のため軟らかく、耳にフィットしやすい素材のため密閉感も増すので、音をより臨場感ある音質で楽しめました。
ただ、Truengine 3SEに付属しているCOMPLYのイヤピは素材上、ジュルミミの人の場合は手入れ面、衛生面的にいささかデメリットに反転しそうです。
シリコン素材のイヤーピースに比べて表面に小さな凹凸があるのが低反発ウレタン素材の特徴だからです。
とはいえ、イヤホンという製品の付加価値としてCOMPLYのイヤピを付属するのは個人的には大アリだなと思います。
SoundPEATS Truengine 3SEレビュー:まとめ
- コンパクトで持ち運び便利なケースと本体
- 臨場感のある音質
- 見た目もカッコいいWドライバー
- 若干厚みがある本体
- COMPLYのイヤピは合う合わないがある
本体に若干の厚みを感じるものの、臨場感のあるサウンドとコンパクトなケースやデザインを考慮するとメリットのほうが目立つ機種です。
操作も良好で無駄がなく、必要最低限に音質に特化した製品といえます。
Wドライバー搭載で奥行きのあるクリアなサウンドを楽しめ、aptXコーデックでより安定的に接続が可能な万人におすすめできる良機種でした。
正直、ほとんど弱点がみつかりません。全体的なコスパは非常に高いと思います。
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