Xiaomiの「Mi SmartBand7」をレビュー。ディスプレイが拡大、常時点灯もできるようになったスマートウォッチ

Nothing Phone(1)レビュー。光るGlyph、通知を楽しくしてくれるコスパに優れたスマホだった

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この記事では、XiaomiのMiスマートバンド7について実機に触れて感じたことなどを翁がレビューしていく。毎回人気の話題作第7弾目、いったいどのような進化を遂げているのか、チェックしてみてほしい。

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。

我が家にMiスマートバンド7がやってきた。

ほら、Miスマートバンド7。え?見えない?
ほら、Miスマートバンド7。

4・5・6と、毎度進化をしてくる魅力のリストバンド型スマートウォッチだ。

どうしてもこの絶妙なスタイリッシュさと使い勝手の良さがクセになる。

例外ではなく今回のMiスマートバンド7も進化してきている。

では、いったいどの辺が進化してきているのか、Miスマートバンドへの感想を先にカンタンに説明すると以下。

メリット
  1. 画面が大きくなって見やすくなった
  2. 明るくなって日中野外でも見やすくなった
  3. 手首を起こしたときに画面がすぐ点灯して見やすくなった
  4. 常時点灯ができるようになって時間を確認しやすくなった
  5. しかも相変わらずの長時間バッテリー
  6. 音楽再生でアーティスト名も表示されるようになった
デメリット
  1. お値段が約7,000円に値上がりした
  2. 対応アプリが従来のものから変わった

常時点灯機能の実装とディスプレイの拡大は購入前から分かっていたけど、それ以外の面でもとてもクオリティが向上していたので正直驚いた。

ということで、Miスマートバンド7の実機レビューをしていく。

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見た目から違う!進化したXiaomi「Mi Smart Band7」

Miスマートバンド7(Smart Band7)は中国のXiaomi(シャオミ)から2022年7月15日に発売されたリストバンド型スマートウォッチ。

“いちばん近くのフィットネスパートナー”というキャッチコピーにある通り、通常の時計という機能のほかに血圧や血中酸素、万歩計や睡眠レベルなど、体調管理に関するあらゆるデータを収集をしてくれる便利機能を兼ね備えている。

付属品は本体・充電ケーブル・説明書のみ

それでいて、Apple Watchなどのようなスマートウォッチに比べて小型でリストバンド感覚でファッショナブルに気軽に着けることができるデザインなのが特長。

本体価格は6,990円。6に比べると1,000円の値上がり。

Miスマートバンド7で新たに4色追加(予定)され、全部で10色のカラー展開となる。

そんなMiスマートバンド7の主な特徴は以下。

  • 1.62インチ有機ELディスプレイ
  • 通常使用で14日間切れないバッテリー
  • 自動で運動を検知する機能を搭載
  • 100種類以上の文字盤デザインを用意している
  • 血中酸素・睡眠レベル・心拍数などモニタリングできる
翁(おきな)
翁(おきな)

詳しくは後述するね

従来モデルとの比較

Miスマートバンド7Miスマートバンド6
サイズ46.5 mm × 20.7 mm × 12.25 mm47.4 × 18.6 × 12.7 mm
ディスプレイ1.62 インチ AMOLED タッチディスプレイ1.56 インチ
有機 EL(AMOLED)ディスプレイ
解像度192 × 490 ピクセル
326 PPI
152 * 486ピクセル
326PPI
明るさ最大 500 nit(調節可)最大 450 nit、調整可能
ウォッチフェイス100 種類以上60種類以上
搭載センサー高精度 6 軸センサー
PPG 心拍数 6 軸センサー低消費電力の 3 軸加速度計と 3 軸ジャイロスコープ
PPG 心拍センサー
高精度 6 軸センサー
PPG 心拍数センサー
6 軸センサー:低消費電力の 3 軸加速度計と3 軸ジャイロスコープPPG 心拍センサー
充電時間2 時間以内2時間以内
バッテリー14 日間以上
(180mAh)
14 日間以上
(125mAh)
接続方式Bluetooth 5.2 BLEBluetooth 5.0
対応OSAndroid 6.0 以降、iOS 10 以降Android 6.0 または iOS 10.0 以降
販売価格6,990円5,990円
テーマ比較表

公式では、Miスマートバンド7は旧モデルMiスマートバンド6に比べて表示領域(ディスプレイ)が25%広くなっており、100段階の明るさ調節が可能となっている。

つまり、旧モデルより画面が見やすく刷新

UIインターフェイス(文字盤の見やすさや使用感)も再設計されて数値や文字も見やすく改善されている。

もちろんiPhoneでも使える

Miスマートバンド全シリーズ共通の利点として、androidスマホだけでなくiPhoneとも接続できるということ。

専用アプリ「Mi Fitness」をインストールすればandroidスマホと同様にペアリングができる。

iPhone12とMiスマートバンド7
iPhone12とMiスマートバンド7

Mi Smart Band7を実際に使ってみた

Miスマートバンド7、デザインだけが変わっただけで使い心地までそんなには変わらないでしょと侮っていた。

使い心地は全然向上している。

圧倒的にスムーズになった反応速度

まず驚くのは反応速度

  • 手首を起こしたときの画面点灯までの時間
  • スワイプの反応
  • 画面の切り替え

どれをとっても文句なしな速度で反応してくれる。

特に手首を起こしたときなんか、感度設定標準でもじゅうぶんな点灯速度。

パッとかざしてスッと時間を確認ができる。

アプリ切り替えはホーム画面から上下にスワイプで行うんだけど、その反応もスムーズ。

左右へのスワイプでは戻るや画面切り替えができるけど、それもいたってスムーズ。

さすがに3万円近くするAmazfitのGTR3ほどヌルヌルとは動かないけど、Miスマートバンド4と比較すると断然使い勝手がいい。全然カクつかない。

横にも大きくなった1.62インチディスプレイの見やすいこと

ぱっと見でも分かるMiスマートバンド7のディスプレイの拡大。

Miスマートバンド4とMiスマートバンド7の見た目比較写真
(左)Miスマートバンド7(右)Miスマートバンド4

手元にMiスマートバンド4しかなかったから6との比較はできてないけどこんなかんじ。(明るさはどちらも最大)

たしかに大きくなってるけどそこまで拡大された印象もないといえばない。

でも、実際に装着してみると顕著にわかる。

「すんごい見やすい」

明るくなって、文字もハッキリと見やすくなっていると思わない?

明るさも格段に明るくなっていて、日中の屋外でも文句なしに画面が見やすい。

常時点灯モードは最大4日間つけっぱなし可能

本機から遂にディスプレイの常時点灯ができるようになった。

いちいち手首を返さなくてもちらっと見るだけで時間が見れるって、素敵。

Miスマートバンド7の常時点灯設定オン時のディスプレイ
実際に常時点灯オンにしてみると、文字盤がデフォルトとは違ったデザインに切り替わった。

常時点灯オン時のウォッチフェイスは別物で、手首を返すとデフォルトのウォッチフェイスに戻るという仕様。

翁(おきな)
翁(おきな)

はじめみたときはウォッチフェイスがチラチラ切り替わって「故障したかな?(汗)」と思ったけど、そういう仕様だ。

ただ、常時点灯モードだと当然バッテリーの消費が激しくなることは不可避

そこで、常時点灯でバッテリーがどこまでもつのか試したところ、だいたいまる4日間つけっぱなしでいけた。

https://twitter.com/okinalog/status/1549545609815736320

相変わらずロングバッテリーなMiスマートバンドは健在だ。

管理アプリ、スポーツトラッキング、懐中電灯まで。出来ることがさらに増えて大変

毎度進化をしてくるMiスマートバンド7。

6の時点で使いこなせない感が半端なかったけど、本機もトラッキング機能は進化してきていたのでいくつかピックアップしてみる。

「睡眠・血中酸素・心拍数・ストレスモニタリング」が終日モニターしてくれる安心感

Miスマートバンド6から実装された睡眠モニタリングと血中酸素計測機能は健在。

設定で終日モニター設定をオンにすれば常時データを取ってくれるので生活改善のための安心感がある。

モニター能力やデータの表示自体はMiスマートバンド6からさほど変わったようには感じなかった。

睡眠モニタリングはスマホアプリ側の設定から【高度なモニタリング】や【呼吸スコア】をオンにすればより詳細な睡眠レベルが可視化されるので睡眠質の向上に一役買ってくれる。

翁(おきな)
翁(おきな)

僕の父もこの手の睡眠モニタリングで無呼吸が立証されて通院に至ったので説得力はありありだ。

ワークアウトは110種類に大幅拡張(使いきれない)

旧モデルMiスマートバンド6では30種類だったエクササイズモードがMiスマートバンド7ではなんと110種類まで増えている。

正直使いきれない数だけど、アーチェリーとか馬術とかコアなスポーツまでトラッキングしてくれるようになっているからほしい人からすると魅力値は増しているはず。

運動の[その他]に隠れている馬術

消費カロリーや時間の記録はもちろん、本機から新たに最大酸素摂取量まで出るようになっているのでスポーツはじめました的なユーザーには手頃に導入できると思う。

また、本機から新たに運動検知機能が搭載された。

本体の設定から[ラン][ウォーキング][エリプティカル][ローイングマシン]のそれぞれを検出オンにしておけば、あとはそれらに近い動きをしたときに自動で検出して自動でデータを収集していってくれる。

ふだんからよく歩く人には手軽で便利な機能だと思う。

遂にアーティスト名まで表示されるようになったミュージック機能

前回、Miスマートバンド6でも音楽をバンド側から遠隔操作することができるミュージック機能は備わっていた。

スマホを出さずに再生・停止・スキップができて便利な機能なんだけど、アーティスト名は表示されていなかった。

けど、Miスマートバンド7では遂にアーティスト名も表示。

遂にアーティスト名も表示されるようになった歓喜

これは個人的にとてもうれしい進化。

カメラ遠隔操作機能は廃止

その一方でこれまでの機種では備わっていたカメラの遠隔操作機能はMiスマートバンド7からは姿を消していた。

ニーズが少なかったんだろうか、なくても困らない機能だからいいのだけど。

オリジナルウォッチフェイス機能は健在

Miスマートバンド7からウォッチフェイス(文字盤デザイン)が100種類以上用意されるようになった。アニメからデジタル、写真など選り取りみどりで毎日変更してもいいくらいにクオリティも高く感じた。

また、スマホの待ち受けのようにMiスマートバンド7のウォッチフェイスも自分の手持ちの写真に変えることができる。

Miスマートバンド7はオリジナルウォッチフェイスも健在
毎日翁を拝めるウォッチフェイス
オリジナルウォッチフェイス設定方法

Mi Fitness

デバイス

バンドディスプレイ

オンライン

[写真]

好みのデザインを選択

カスタム写真

好みの写真を選択

適用

Mi Smart Band7レビューまとめ「スマートバンドの決定版」

メリット
  1. 画面が大きくなって見やすくなった
  2. 明るくなって日中野外でも見やすくなった
  3. 手首を起こしたときに画面がすぐ点灯して見やすくなった
  4. 常時点灯ができるようになって時間を確認しやすくなった
  5. しかも相変わらずの長時間バッテリー
  6. 音楽再生でアーティスト名も表示されるようになった
デメリット
  1. お値段が約7,000円に値上がりした
  2. 対応アプリが従来のものから変わった

ということで、7月15日に新発売となったXiaomiのスマートウォッチ「Miスマートバンド7」についてレビューしてきた。

お値段こそこれまでで最高価格だけど、今5,000円台でMiスマートバンド6を買うくらいならもう1,000円ちょっとだしてMiスマートバンド7を買ったほうが絶対満足度は高いだろう。

そのくらい、見やすさ使いやすさがアップしている。

ほたっておいても2週間に1回充電して装着さえしておけば体調データが取れていくので、お父さんお母さんへのちょっとした贈り物にも良さそうだ。

ちなみに、Miスマートバンド7も発売されたばかりだけどおそらくAmazonタイムセールでは早々に値下げしてくるだろうから、セールのタイミングは要チェックだ。

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シャオミ(Xiaomi)
¥7,352(2024/11/22 14:37:32時点 Amazon調べ-詳細)

参考:Xiaomi公式サイト

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