この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
テレワークなどをする人はデスク関連の機材集めにも翻弄されると思うけど、なかでも「デスク」というアイテムについては悩む人も多いのではないでしょうか。
最近は、“電動昇降デスク”の単語がSNSでは飛び交うようになり、デスクの選択肢も増えてきました。
僕は提供されて以来、ずっと電動昇降デスクを使ってきていますが、
- 電動昇降デスクって、実際どうなの?
- スタンドポジションで本当に集中力が増すの?
- 高い値段に見合ったメリットはほんとにあるの?
このような疑問を抱く人も少なくないのではないでしょうか。
そこで、この記事では電動昇降デスクを1年使っているブロガーの翁(おきな)の電動昇降デスクに対する正直な意見をつらつらと述べていきます。
気になる人はさらーっと見てみてください。
ジャパニーズガジェットブロガー
翁
おきな
ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
さきに結論から述べておきます。
電動昇降式デスクの価値は、上げ下げできることにあります。
『いや当たり前やん』と思うでしょうが、
- 疲れたときに高さを変えられて腰痛改善にいいから
- 集中が切れたときに気分転換にいいから
- こどもの手の届かない高さに持っていけるから
このあたりのメリットはあくまでも表面上の具体例であって、レビュアーの売り文句に過ぎません。
根底にある『デスクの高さを上げ下げできるから』が重要なんです。
べつにデスクの高さを上げたからって気分転換にならない人はならないし、ならないからといって電動昇降式デスクの価値が下がるわけではありませんよね。
他の例をあげると、スマホでカメラ検索を使えば目の前のモノを一発で検索出来てラクになる。それが面倒という人には面倒でしかないけど、人によってはモノ検索への最短ルートでもあるわけです。
つまり、電動昇降式デスクは自分の作業環境を改善する可能性を孕んでいるということを伝えたいんです。
高さを上げ下げすることができるデスクを手に入れることによって自分の可能性を広げる想像が大事なんです。
長ったらしくなったけど、僕が実際に電動昇降式デスクを1年間使ってみて感じたメリットデメリットを解説していきます。
【デメリット】値段が高い
電動昇降式デスクは値段が高い。
事実、IKEAのデスクが2万円くらいなのに対して電動昇降式デスクは安いものでも3万円はします。
高い。
僕がふだんつかっているFlexiSpotのE7も脚フレームだけで5万円ちかくするし、そこに天板を加えると7万円とかなるから決して安くはありません。(電動昇降式デスクのなかでは気持ち安いほうかな)
うまくセールのタイミングをとらえることができれば30%オフとかかなり手頃に手に入れられるけど、プロパーで買うのは勇気がいると思います。
ただ、実は2万円で買える電動昇降デスクも存在するんです。
【デメリット】組み立てが面倒くさい
電動昇降式デスクの組み立て作業、とにかく面倒くさい。
電動昇降式デスク所持者は全員共感できるポイントだと思います。これはもう絶対揺るがない。
電動ドライバーを用意するのも面倒。
手首を回すのも面倒。
パーツそれぞれがとにかく重たい。冷たい。褒めてくれない。
組み立ての面倒くささがつよいって人は、このまま読み続けていってみてください。
【デメリット】腰痛改善には直結しない
これは本当。
僕もよく腰を悪くするから「電動昇降式デスクのスタンディングポジションで腰痛改善につながりました!」って記事を鵜吞みにしていたけど、改善はされませんでした。
https://twitter.com/tanirugu/status/1566962832121659393
スタンドポジションをずっとしていると脚に気だるさがくるから座っているほうが楽だし集中できちゃいます。
スタンドポジションで腰痛改善につなげるならただスタンドポジションで作業をするだけじゃなくて、スタンドポジションのままドローイングをしたり、スタンディングサイドニーレイズをしたりともうひと捻り工夫が必要になります。
そもそも腰痛を改善したいならデスクや椅子じゃなく筋トレからって話だ。
ただ、座りっぱなしの姿勢での長時間の作業は健康面に悪い影響を与えるというのは事実らしいんです。
ということは、こまめに座り姿勢から立ち姿勢に切り替えるということ自体は正解で、電動昇降デスクはそれができるということになります。
【参考:厚生労働省『座位行動』】
「ずっとスタンディングポジションをとる」ということではなく、座りすぎを改善するためにスタンディングポジションをとろうというのが電動昇降デスクとの上手い付き合い方だと言えます。
【メリット】高さのミリ単位調節ができる
僕が使っているFlexiSpotのデスクはタッチパネルでミリ単位で高さを調節することができます。
大々的に上げ下げするよりも、このミリ単位の調節ってのがたぶん愛用者みんながいちばんやってることじゃないかなと思います。
常にベストポジションがあるわけじゃなくて、コンディションやなんかで微妙にベストな高さが違うときもある。
そんなときに、ちょちょーっと高くして…なんてことができるのは電動昇降式デスクのなせる業なんですよね。
「それだけのために高い金払うのかよ!?」って思うだろうけど、これができるかできないかでストレスレベル、違いますよ!
【メリット】デスクとして以外の使い道ができる
上げ下げできるデスクの真骨頂はココ。
もはやデスクという型にはめずに、使い道広げてみてみようよって話。
実際、僕は2台ある電動昇降式デスクのうち1台は物撮り専用の撮影台にしています。
カメラとモノの距離も微調整できて自分の撮りたい画が撮りやすくなるし、アームも取り付けられるから便利です。
白天板ならではの使い方ともいえます。
ちょっとしたカウンターにしてもいいし、最大位置まで上げて洗濯物干しにしてもいいし、想像次第だと思います。
配線管理や掃除などメンテナンスがラク
電動昇降式デスクは、上げ下げがボタン一個なのでPCからモニターへ伸びたケーブルなどの整理をしやすくなります。
これは地味に大きくて、天板に頭をぶつけなくて済むし、その心配すらいらなくなる。
また、掃除の際にもずずずーっと高さを上げられるから掃除機もかけやすくて便利です。
結論部分でかなり煽った表現をしたし、メリットデメリットでは結局レビュー記事みたいなありきたりなことを解説してしまったかもしれないけど、
結局、
- DIYが好きなひと
- じっと座ったままよりも適度にカラダを動かしたくなるひと
- デスク下の掃除をラクに行いたいひと
- メルカリなどのフリマアプリでよく商品を出品するひと
このあたりの人が電動昇降デスクを手にすれば、今よりも省スペースで快適に生産性のあることができるようになります。
ここで、電動昇降デスクについてもっと具体的にイメージできるよう、一緒に買うとより満足度が増す周辺アイテムを紹介します。
後付け式の引き出し
デスク天板下に後付けで設置できるFlexiSpot製の引き出し。
定価8,800円と高価ですが、内部だけじゃなく上部にもモノを置けるようになっている優れもの。
上部と内部にフェルト生地が貼られていて、モノを丁寧に扱えるうえに開け閉めも滑らかで実用性も存在感もバツグンな一品となっています。
カラーはブラックとホワイトの2色。
設置には小さなドリルとインパクトドライバーもあったほうが便利なので、そこんとこ注意が必要。ただ見た目は最高にカッコいい。
ケーブルオーガナイザー
後付けのケーブルトレイです。
天板裏面に設置してごちゃつきがちな配線類を一挙にまとめて隠すことができます。
たとえば、強力マグネット付きのエレコム電源タップは便利だけだと、磁石はどうしても滑ったりするからタップ単体だと完全にデスクに固定しきれません。
このサンワサプライのケーブルトレイは覆い隠すタイプなので、ケーブル類を綺麗にまとめなくてもカンタンに隠すことができる優れものです。
ケーブルスリーブ
電動昇降デスクにはコンセントが必須となってくるので、できればケーブルをキレイに魅せれるスリーブに入れたいところ。
僕は今は無名中国製の安いやつを使っていますが、デンカエレクトロンのチューブは高品質でいいってどこかのブログで見たので気になっています。
オフィスチェア
Ergofiniteの「THE ERGORISM PRO」は、10万円以下で優れたオフィスチェアです。
アームレスト、ヘッドレスト、腰当て、座面、あらゆる箇所が可動してどんな体系にも柔軟にあわせることができる仕様になってるのが特徴です。
そんなTHE ERGORISM PROと電動昇降デスクと組み合わせ、天板とアームレストの位置をピッタリあわせることで、肘からキーボードまで一直線をつくることができます。
限りなく負担のすくないタイピングを実現できます。
以下が実際のレビュー記事ですので、気になるひとは参考にしてみてください。
Ergofinite「THE ERGORISM PRO」レビュー。10万円以下の最高オフィスチェア
僕は正直デザイン面では北欧のアンティークデスクのほうが好みだけど、電動昇降式デスクを使い始めた今となってはもう手放せません。
そのくらい、上げ下げできるデスクの便利さにどっぷりハマっています。
デメリットももちろんあるけど、メリットも大きい。それが電動昇降デスクです。
僕は今後も使い続けるし、いろんな使い道を探していくと思います。
実際の使用感レビュー記事も参考にしてみてください。
FlexiSpot E7レビュー。高低差65cmの広域昇降が可能になったハイスペックスタンディングデスク
FlexiSpot「EJ2」レビュー。高さ調節ワンタッチで高さを変えられる電動昇降式デスク[PR]
FlexiSpotサブブランドSANODESK「E150」レビュー。2万円台で天板セット。コスパ電動昇降デスク