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- コスパに優れたAndroidタブレットがほしい
- エンタメ用に無難なタブレットってどれ?
- 「Blackview」のタブレットってぶっちゃけどうなの?
こういった疑問にこたえるべく、今回はBlackview製のAndroidタブレット「Tab13」について詳しくレビューしていきます。
当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
『タブレットといえばiPad』な昨今、価格面でどうしても手が出ない僕みたいな人も少なくないはず。
実際、iPadシリーズは安い機種でも5万円はします。
正直、仕事でプライベートでガシガシ使うわけではない人からすれば高すぎる買い物ですよね。
今回レビューするBlackviewの「Tab13」は、10.1インチで6GBのメモリを搭載していてお値段3万円以下。
逆にiPadに比べて安すぎて「大丈夫かいな!?」という感覚に陥りそうになるほどです。
でもね、このタブレット、正直コスパがいい。
最近アツくなってきているAndroidタブ。
スマホをAndroid端末にしているという買い物上手の方は必見です。
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翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
レビューの前に、Blackviewの「Tab13」がどういったタブレット端末なのか、スペックと特徴についておさらいしておきましょう。
Tab 13 | スペック |
---|---|
サイズ | (ヨコ)238.8×(タテ)157.6×(厚さ)7.7mm |
重量 | 450g |
ディスプレイ | 10.1型 FHD+(1200×1920) IPS画面比率81% |
プロセッサー | MediaTek Helio G85 |
メモリ(RAM) | 6GB |
ストレージ(ROM) | 128GB microSD最大1TB |
カメラ | インカメラ:8MP Samsung S5K4H7 リアカメラ:13MP×0.3MP |
バッテリー容量 | 7280mAh |
スピーカー | 1217 2PCS BOX Speakers |
OS | Doke OS_P3.0 Android 12ベース |
BlackviewのTab13は、AndroidOSをカスタマイズしたAndroidタブレット。
大きく分類するとGalaxy TabやAmazonのFire HDシリーズなんかとおなじ属性になります。
ただ、これらのタブレットと比べてBlackviewのTab13は、
- Doke OS_P3.0を搭載している
- 6GB+4GBの拡張可能メモリを搭載している
- “ローブルーライト”認証端末となっている
- PCモードでPC感覚で使うことができる
これらのユニークスキルを持ったタブレットとなっているのが特徴です。
Doke OS_P3.0搭載
Tab13には、Android12をベースとしたDoke OS_P3.0が搭載されています。
滑らかさ、快適さ、デザイン性を追求してカスタマイズされたBlackview独自のOSです。
コレ、具体的にどういったものかというと、
- 「凍結室」や「システムスチュワード」というアプリでバックグラウンドでの無駄なメモリの消費を抑えたり
- アイコンをオリジナルのシンプルな仕様デザインに変更出来たり
- よく使うアプリをサイドバーに設定(スマートウィンドウ)したり
と、低価格帯のデバイスにしては意外にも(といったら失礼だけど)しっかりと作りこまれたOSとなっています。
右はデフォルトのアイコン。右はオリジナルのアイコン
[設定]→[パターンとキー]→[スマートウィンドウ]→ONで設定することができる
OSの詳細については下記公式サイトで確認してみてください。
最大10GBまで拡張できるRAM搭載
標準では6GBのRAM(メモリ)を搭載しているTab13は、最大10GB(+4GB)まで拡張できるようになっています。
これに関して僕も調べてところ、どういうものなのかドンピシャな情報が見つけられなかったんですが、
要するにPCでいうところの仮想メモリのようなもので、事実上の快適度を底上げすることができるんじゃあないかと思います。
実際、設定の端末情報からメモリの拡張操作をすることができるんですが、そこには「本体にストレージ容量が十分にある場合、ストレージを同じ容量のメモリとして…」といった文言があったので、
ストレージを一時的なデータの避難場所として活用する仮想メモリのソレと理屈はおなじっぽい。
Geekbench 5でのスコアもメモリ拡張前と後では特に変化がみられませんでした。
“ローブルーライト”認証タブレット
ブルーライトを低減している端末に与えられる「テュフラインランド」のローブルーライト認証をTab13は取得しています。
たとえば、通常1パターンしかないダークモードも3段階に切り替えることができるようになっていたりする機能です。
要は目に優しいタブレットだよということです。
こどもに渡しておくサブタブレットとしてもいいかも。
PCモード搭載
Tab13には、PCモードというまるでPCのようなインターフェース仕様で使うことができる機能が搭載されています。
たとえば、複数のアプリを一度にデスクトップ上に広げて使ったりすることができるようになります。
WindowsPCユーザーライクな機能ですね。
ChromeBookをタブレット感覚でというのは見たことがあるけど、タブレットをPC感覚で使えるというのは珍しい。
Bluetooth対応のワイヤレスキーボードとマウスをペアリングすれば、屋外でもiPadのようなミニPC環境が完成します。
バッテリー容量もウェブ最大6.4時間分(7280mAh)と大容量だから実用的。
メモリ6GBの処理性能を十分に活かすことができる魅力的な機能だと思います。
こちらがBlackviewのタブレット「Tab13」のディスプレイ。
背面はひんやりとしたアルミの筐体で、カラーは“スペースグレイ”と表記してあります。(まんま)
カメラは本体から1mm程度飛び出しています。
付属品は、
- 充電器
- SIMピン
- USB Type-A to USB Type-Cケーブル
- 説明書(日本語表記アリ)
- 専用カバーケース
- ディスプレイカバー
必要最低限の性能ながらも普段使いには悪くない使い心地
6GBメモリのタブレットは僕もはじめてだったんですが、結構快適。
率直に表現すると、AmazonのFire HD 10以上、iPad Air3と同レベルくらいの快適さです。
アプリを4~5個開いたままの状態でも全然カクつかないし、熱もほぼ持ちません。
ブラウジングも低リフレッシュレートなのを許せるならアリです。
大容量データのゲームをプレイする以外での使用感はいたって快適。
バッテリーに関しては必要十分な容量だから今のところ充電回数も少なく済んでいるし、
本体の薄さ・軽さも許容範囲内。
特にPCモードはけっこう便利。
ディスプレイも想像以上に鮮明でIPS液晶だから側面からみても色味が落ちることなくキレイに視えます。
16:10のアスペクト比でボディに対する画面比率も81%だからほんとにミニPC感覚でつかえます。
ブラウザでの記事ライティング作業もカクつくことなく行うことができました。
2分割ディスプレイで動画を見ながら作業なんてこともできるのは10インチクラスの魅力ですね。
ヌルヌルサクサクという表現には遠いにしても、必要最低限に普段使いには問題のない使い心地です。
カメラはオマケ程度だけどタブレットに求める機能ではないから問題ない
13MPのメインカメラを搭載しているTab13。
カメラの性能はちょっと前の世代のスマホ以下でした。
下の写真は、13MPのカメラを持つTab13と12MPに設定したNothing Phone(1)それぞれで撮影したもの。
一見Tab13の写真のほうが発色がいいかんじだけど、奥の壁にうつった影やディスプレイモニターの白飛び具合が結構目立つのがわかるでしょうか。
Nothing Phone(1)の写真は発色はそこまできれいではないけど、こちらのほうが肉眼でみた色味に近いリアルです。(ちなみにNothing Phoneは50MPでの撮影も可能)
また、近距離での小物の撮影なども厳しいようす。
最短距離で4.6cmでようやくピントがあう感じです。
とにかく、カメラは性能的にスマホのほうがキレイだし優れていますね。
でも、タブレットにカメラ撮影の機会はほぼ皆無なので、問題とはならないかな。
顔認証はタテ向き時しか反応しない
低価格タブながらも顔認証を搭載しているTab13。
登録も一瞬で、実際ロック解除を想像以上にスムーズに行ってくれたんですが、
ざんねんなことに登録も認証も本体の向きがタテ向きでないとできません。
僕はタブレットをタテ向きに使うことがほぼない人間なので、できれば横向きでも顔認証できる仕様にアップデートしてほしいですね。
Google Playストアが利用できるのはシンプルにいい
Tab13はAndroidタブレットということで、当然のことながらGoogle Playストアを利用することができます。
Fire HDシリーズやiPadではインストールできないアプリも無料でも多数存在するし、
Androidスマホ、WindowsPCの組み合わせ環境にある人なら馴染みやすいタブレットだと言えます。
ということで、今回はBlackviewのAndroidタブレット「Tab13」についてレビューしてきました。
タブレットとしては珍しい6GBのメモリを搭載し、快適さを追求しているのが実感できる仕様となっていました。
Googleアカウントを紐づけていればスマホとの連携も取りやすく、
PCモードも搭載しているから、
これで3万円台なら、サブのPC・エンタメ用デバイスとしては十分にコスパが優れたタブレットだと言えます。
- 持ち運びやすい&小さすぎない10.1インチサイズ
- ふだん使い・マルチタスクに有利なメモリ6GB
- マウスとキーボードを接続してミニPCとして使える
- バックグラウンドアプリの一括停止機能が便利
- 大容量データなゲームは快適にプレイできない
- カメラ性能はイマイチ
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