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ゲーミングコントローラーで以前レビューした「GALE」のメーカー、BIGBIGWONから完全ワイヤレスイヤホンが登場したということで提供してもらったので、実機レビューしていきます。
- 60msの低遅延ゲームモード搭載
- 30dBのアクティブノイズキャンセリング
- 最大25時間つかえる連続再生時間
- アンダー6,000円
と、手の出しやすい価格帯でメカメカしいビジュアルのHalo Buds。
価格の割にしっかり使い勝手のいい製品でしたよ。
さあ、はじめようか。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
Halo Budsは、10mmのカスタムダイナミックドライバーを搭載しています。
コーデックはSBCのみに対応。Bluetoothバージョンは5.3で最大25時間の連続再生が可能。
操作はタッチセンサー式を採用しており、30dBのアクティブノイズキャンセリング機能も備えています。
カラーはホワイトとパープルの2色展開で、Amazon価格は5,599円となっています。
パッケージ付属品
パッケージには、本体と説明書のほかに充電ケーブルとイヤーピース3サイズが同梱されていました。
外観
こちらがHalo Budsの外観。
一見どこかで見覚えのあるビジュアルですが、それもまた一興。
モノトーンベースにオレンジのアクセントが実に翁好みなカラーリングとなっています。
ケースはスケルトンのアクリル製っぽくて、傷がつきそうですがオシャレです。ワイヤレス充電には対応していませんでした。ざんねん。
イヤホンは片側4g以下で軽く、装着感も申し分ありません。
実際にBIGBIGWONの「Halo Buds」を使ってみて感じたことをレビューしていくでぃ!
今回も愛機Pixel8Proと接続して試してみた。
ただ、Halo BudsはSBCコーデックにしか対応していないので、AndroidスマホだろうがiPhoneだろうが音質は変わらないでしょう。
予想以上にしっかりした音質
若干5,000円台のイヤホンと侮るなかれ、Halo Budsはしっかりとした音質を持っていましたよ。
LDACには対応していないので全体的に感動するほどの解像感こそないものの、ゲーミングとつくだけあって立体感のあるサウンドが特徴です。Amazon Music Unlimitedでヨルシカの『晴る』をドルビーアトモスで聴くとまさに最高で、まったく抵抗もなくスーッと透明感のあるボーカルが先行しギターが右後方、前方からドラムが流れ込んできて感動しました。
低音はやや凹み気味で、バスドラムのパンチは控えめ。迫力はドンシャリサウンドほど勢いを感じられませんがその代わりベースラインは把握しやすかったり無駄に高音が強調されていたりはしていなくて繊細で原音に忠実っぽいサウンドに仕上がっています。
低音が強いサウンドを好むひとにはちょっと物足りなさを感じるかもしれませんが、ゲーム用途メインで使うならあんまり気にしなくていいかも。
この価格帯でこの音質なら御の字ってきっと思うはず。
さすがゲーミング、遅延はほぼ感じられない
ゲームデバイスを販売するメーカーのゲーミングイヤホンだけあって、遅延に対してはかなり強い印象で
デフォルトの状態でネットフリックスやアマプラで映画鑑賞をしても遅延はほぼゼロに近かった。
とはいっても、公式によるとHalo Budsは60msなので昨今のゲーミングデバイスとしてはそこまでハイスペックとは言えない。なので、遅延ゼロではないけど、動画を観るぶんにはぜんぜん違和感がないっていうのが正しい表現になる。
ゲームに関しても問題なさそうで、音にあわせて激しく動く系のゲームでもしっかりズレを実感しないレベルの遅延のなさでした。
むしろ、気になったのは本機のゲームモード。(ここまではミュージックモードで検証していた)
Halo Budsは右イヤホンを3秒間長押しすることで、ゲームモードとミュージックモードを切り替えることができる仕様なんだけど、ゲームモードでゲームをプレイしたり映画を観ると、どうも映像よりも音声のほうがコンマ数秒はやく感じる。
もちろん、そんなの変なんだけどどう聴いても口の動きより会話の方が半テンポはやい。
…このあたりはゲームをバリバリプレイするひとはぜひ体感して、意見を聞かせてほしいですね。
ANCはオマケ
アクティブノイズキャンセリングを搭載するHalo Budsは、公式だと30dBのノイズを低減するらしいんだけど、実際に触れてみたかんじオマケ程度っぽい。
「っぽい」と言ったのは、実はANCオンにしたときの変化を僕の耳で実感できなかったから。
左イヤホンを長押しすることでANCをオンにすることができるんだけど、どうもオンにしても周囲の外音に変化がみられない…僕の体調の問題かもしれないし、実際Amazonのレビューをみてもその点について突っ込んでる文がなかったので個体差があるのかもしれないけど。
ワイヤレス充電に対応していれば満足度はほぼ100点だったはず
Halo Budsはざんねんながらワイヤレス充電に対応していない。
アンダー6,000円にそこまでの性能を期待するのは欲張りかもしれないけど、これで置くだけ充電ができたならおそらく100点満点のコスパ最強枠を獲得できたと思いますが、いかがでしょうか。
専用スマホアプリが存在しない
ほかの完全ワイヤレスイヤホンとの違いとして、Halo Budsにはスマホアプリが存在しない。
なので、ファームウェアアップデートやイコライザーによる音質変更なんかができないのが物足りないなと感じた点。
もしかすると、あとあと出てくる可能性はあるのでメーカーからの通知を待つことにします。
ということで、今回はゲーミングデバイスメーカーBIGBIGWON初となる完全ワイヤレスイヤホン「Halo Buds」について実機レビューしてきました。
SBCコーデックだけど、ワイヤレス充電非対応だけど、スマホアプリないけど、ANCあんまり高性能じゃないけど、5,000円台でここまでオシャレで音質よくて低遅延ならこれでいいじゃないか。って言いたいイヤホン。