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この記事は、Narwalから提供してもらったロボット掃除機「Freo」について、ガジェット好きな翁が実機を基に実際の使用感を正直にレビューしていきます。
2022年のベストバイで1位を獲得した翁激推しの家電。気になるひとはそちらの記事も見てみてください。
当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
寝てても汚れる床。
できればこまめに掃除をしたいけど、洗濯に洗い物にご飯の支度などをしているとなかなか頻繁には掃除できないですよね。
Narwalのロボット掃除機「Freo」は、そんな手の行き届かない床掃除をほぼ完全に手放しでお任せできる優れもの。
納得の吸引力に回転式モップのコンボ。
さらには、モップの洗浄まで全自動という優等生っぷり。
完全に手放しで家中がキレイになるという至高の環境が手に入りました。
ということで、この記事ではNarwal Freoの実際の使用感や使い方、実際につかってみて気になった点などを具体的に紹介していきます。
さあ、はじめようか。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
今回レビューするのは、Narwal(ナーワル)というブランドから2022年11月1日に発売されたロボット掃除機「Freo(フレオ)」
2019年に発売されたT10という機種に次いで2モデル目となる進化版となります。
クラウドファンディング『Makuake(マクアケ)』では、支援額1,500万円超え(延べ150人以上)という大成功をおさめた大注目のロボット掃除機です。
大きな特徴としては、
- 独自システムによる汚れ自動検知&二度拭き機能
- 全自動モップの洗浄・乾燥・洗剤投入
- 壁際掃除テールスイング技術採用
- カーペット自動認識・モップリフトアップ機能搭載
このあたりが挙げられます。
本体が収納されるステーションは、浄水と汚水のタンクが積載でき、水拭きした本体が帰還すると同時に自動洗浄が開始される仕組み。
タッチパネルも搭載しているため、ステーションからの操作が可能となっているのも特徴です。
360°感知可能なLDSレーザーセンサー、床材を細かく設定、カーペットを識別する機能も搭載しているため、フローリングだけでなくカーペットのある家庭、複雑な構造の家庭にも柔軟に対応することができます。
販売価格は、189,800円とiRobotの『ルンバ j7+』やECOVBACSの『DEEBOT T10 OMNI』等と同等の高級タイプです。
スペック
Narwal Freo | 本体スペック |
---|---|
モデル | Narwal Freo |
サイズ | (タテ)350×(ヨコ)350×(奥行)105mm |
カラー | ホワイト |
重量 | 4.5kg |
吸引力 | 最大3,000Pa |
バッテリー容量 | 5,200mAh |
動作音 | 標準モード:約53~63dB 水拭きモード:約48~51dB 掃除×水拭きモード:約57dB |
ダストボックス容量 | 480ml |
モップ回転速度 | 180回/分 |
モップ加圧 | 最大12ニュートン |
対応カーペット | 厚み<20mm 毛の長さ≦0.7mm |
定格電圧 | 14.4V |
定格出力 | 45W |
生産 | China |
Narwal Freo | 充電ステーションスペック |
---|---|
サイズ | (タテ)435×(ヨコ)415×(奥行)370mm |
カラー | ホワイト |
重量 | 8.75kg |
乾燥温度 | 40度 |
充電時間 | 約2.5時間 |
浄水ボックス容量 | 4,500ml |
汚水ボックス容量 | 4,050ml |
連続稼働可能時間 | 最大180分 |
動作音 | モップ洗浄:64dB 強力乾燥:43dB 静音乾燥:39dB |
ディスプレイサイズ | 3.95インチ |
ここで、ロボット掃除機として有名どころなECOVACS、iRobotのハイエンドロボット掃除機との性能を比較してみました。
Freoと同レベルの比較対象とすべきは、ECOVACSの最上位モデル「X1 OMNI」です。
こちらは自動洗浄に加えて自動ごみ収集機能も搭載していて値段面でもFreoと1万円しかかわりません。
レビュー記事を見てみたけど、音レベルも使い勝手も魅力的です。
一方で、「ルンバ コンボ j7+」はゴミ収集のみで自動洗浄機能は搭載していないから、水拭きが必要な環境であればFreoに軍配が上がりますね。
ということで、いよいよNarwalのロボット掃除機「Freo」を実際に使ってみた感想を解説していきます。
驚くほど動作・稼働が静か
まず起動して初動から驚くのは、その動きの静かさ。
「ンー…」っとステーションから出てきて、スイスイーっと静かに目的の部屋まで何にもぶつかることなく向かっていくんだけど、
「あれ、Freoどこいった!?」ってレベルで静かに移動していきます。
2、3万円のロボット掃除機とは圧倒的に動き方がちがう。エリートな動きです。
掃除中の動作音も非常に静か。
たとえば、こどもが寝ていてもぜんぜん稼働させられるくらいには静かです。
これが実はすごくストレスフリー。
ちなみに、ステーションに戻っての自動洗浄の際もこれまたかなり静か。
ゴボボ…っとこもった音がする程度で「うるさい!」という感情にはつながらないレベルの静かさです。
これも実際に計測してみたところ、最大値でも69dBとなっていました。
これは、我が家の日常生活音レベル。つまりうるさく感じない音ということになります。
ゴミ収集機能がないので、比較するのはナンセンスだけど以前レビューしたNeabot(現在はneakasa)のNomo Q11の自動ごみ収集時の音は80dB以上(パチンコ店内と同等)だったので、比べ物にならない静かさです。
もっと言うと、本機は洗ったモップを自動で乾燥までしてくれるんだけど、その乾燥時の音なんかは最大で44.2dB。
床がツルツルピカピカに
洗浄力・掃除力に関しては文句なしの性能でした。
水拭きに関しては、適度な水量で回転式のモップがグイングイン床を磨いていってくれて水垢汚れもしっかりと取れます。
家具が複数ある部分でも本体が入るギリギリまでしっかりゴミを掻き出して吸いとってくれます。
気になる壁際も、本機の魅力でもあるテールスイング機能でお尻をふりふりしながら丹念にキレイに。
ステーション内にある汚水タンクと、本体にあるゴミタンクを覗けばどのくらい汚れを取れているか一目瞭然です。
いずれも手を汚さずサッと捨てるだけで完了。
おかげさまで家中のフローリングはツッルツルピカピカ。
くっつくと嫌な米粒系のゴミや髪の毛もしっかり排除されて快適そのものです。
アプリが優秀。操作もカンタン
専用アプリ「Narwal Freo」は日本語表記もきちんとされていて、各項目がどういったものなのかわかりやすくできていて優秀です。
アプリには、初回マッピングされた家の間取りが表示され、上部項目から
- 掃除する部屋の指定
- 各エリアに対する掃除方法(例:掃除から水拭き・掃除だけ・水拭きだけなど)の指示
- 掃除モードプランの選択
とクイック操作することができるようになっています。
もちろん部屋の名前をつけたり、掃除or水拭き禁止エリアの設定も設定することができます。
部屋の床材の選択なんてこともできちゃうから驚きです。
また、[共通設定]からはお好みに合わせてFreoの性能を項目ごとに細かくカスタマイズできるのも魅力です。
- 高原モード:標高2kmを超える地域で有効な機能
- 障害物乗り越え拡張モード:階段認識機能を捨てて障害物乗り越え機能を2cm拡張
- おやすみモード:効果音と一部ライトが消灯
- 洗浄液の自動追加:水拭き作業中に洗浄液を追加する
- 隅っこ掃除頻度:隅っこを掃除する頻度の変更(Freoモードのみ対象)
- 乾燥強度:モップ乾燥の風量強弱を変更
- 洗浄頻度:モップ洗浄のタイミングの変更(3.6、3.0、2.4/坪)
- カーペットへの対応:カーペット識別レベルの変更
- 機器のタイ:タイムゾーンの変更
- 機器音量:音声等の音量変更(0~100%/1%単位)
- 面積の単位:㎡、フィート、坪
いつも、正直この手のスマホアプリを見るたびに必ずひとつは謎な項目があって、設定が億劫になりがちだったけど、本機に関しては逆に好奇心を持っていじっていける感がありました。
たぶん、機械が苦手なひとでも楽しめるんじゃないかなと思います。
カーペットへの対応が秀逸
カーペットやラグがあってもFreoであれば安心です。
これまでの水拭き兼用ロボット掃除機は、どうしてもカーペットに拭き掃除用シートが触れてしまって、汚れを落としていったり濡らしたりしてしまっていました。
こちらを参考にしてみてください
でも、Freoなら大事なカーペットを最大限汚さずに手放しでお掃除することができます。
自動リフトアップ機能(モップが床に付かないくらいの高さまで持ち上がるギミック)でラグやカーペットを自動判別し、濡らさず汚さずに掃除をしていってくれます。
とにかくユーザーに親切
今回なによりも好印象だったのが、本機がハード・ソフト含めて一切不明点がない親切な設計であるということです。
具体的には、
- ステーションのディスプレイからも一部詳細設定が行える
- 本体やステーションなどあらゆる箇所やパーツにイラスト付きの解説が記載されていた
- 不具合・トラブルが起きたときにステーション・本体からアナウンスが流れる
こういった部分です。
ステーションのディスプレイからも一部詳細設定が行える
ステーションのディスプレイから掃除の指示だけでなくマップの再作成や洗剤の使用などを行えます。
本体やステーションなどあらゆる箇所やパーツにイラスト付きの解説が記載されていた
こういったメカものって、どこがどういった仕組みなのかわからなかったりするものだけど、
Freoは箇所箇所に分かりやすくイラスト付きで解説が用意されているから使用前に「コレがこういうパーツで、こうバラすのか」って扱い方が理解しやすく造られています。
不具合・トラブルが起きたときにステーション・本体からアナウンスが流れる
トラブル時にも、ステーションや本体から「〇〇が起きてます。〇〇を確認してください」といった具合に具体的な改善策のアナウンスが音声で流れます。
これほどのユーザーへの気配りができる製品をつくるには、たくさんの製品を生み出してきた経験のあるひとが存在してはじめて実現できると僕は思います。
それほど、Narwalの開発者たちは経験豊富なプロの集団なんだな!?と予想することができます。
とにかく、Freoは『買って損をした』という気に一切させない満足度の高い製品ということです。
Narwal Freoにも気になる点はいくつか存在しました。
ここを妥協できるかが、本機を導入するか否かの分かれ道といってもいいですね。
もれなく紹介していきます。
自動ゴミ収集機能は非搭載
本機は、自動モップ洗浄機能は搭載されているけどゴミ収集機能は搭載していません。
ということで、ゴミ捨てに関しては手動ということになります。
その分全体の動作音が静かということになるけど、やっぱり手動ゴミ捨ては面倒といえば面倒ですね。
ただ、面倒とはいってもゴミ箱上からワンタッチでゴミを投下できるからほぼ完全に手は汚さずに済むので、僕はぜんぜん許容できる範囲でした。
現時点でゴミ収集とモップ洗浄を自動で行えるロボット掃除機というと、ECOVACSの最上位モデル「X1 OMNI」とRoborockの「S7 MaxV Ultra」などが当てはまります。
ゴミ捨ても完全に手放しがいい!というひとはこの辺りもチェックしてみるといいかもしれません。
消耗品のランニングコストは気になる
モップパッドやブラシ、フィルターなどは消耗品になるので、一定の期間使用したら買って交換する必要があります。
Amazonの表記を参考にすると付属品交換の期間は最大でも半年後。
公式サイトでの価格だと、アクセサリーセットの価格は16,800円。(メインブラシ×1、洗浄剤×2、フィルター×2、モップパッド×3ペア、サイドブラシ×2ペア、浄水タンクフィルタースポンジ×2)
ということは、だいたい半年に16,800円。
ということは単純計算で1年間で33,600円かかるということになります。
個人的には、年間3万円強もコストがかかるのは痛いですが、その分手放しでお掃除を任せられるので浮いた時間を投資に回せるとかんがえれば安い買い物だと思います。
ブラシやフィルターはこまめに手入れをすれば1個1年でも大丈夫でしょう。(自己暗示)
洗剤に関してはなくなってしまうとどうしようもないので購入していくしかないけど。(公式では単体3,180円となっている)
掃除のタイミングは無駄なく効率よくして、洗剤の消費も最小限に減らすのがベターです。
さきほど解説したスマホアプリの設定から変更できるからね。
[アプリトップページ]→[右上ハンバーガーメニュー]→[機器設定]→[共通設定]→[洗浄頻度]→[効率モード]
こちらが開封時のFreoのようす。
付属品のスポンジは、浄水タンク内部に装着されているもののストックです。
本体裏側のメインブラシは片手でカンタンに取り外すことができるから万が一髪の毛とかが絡んでも手入れがしやすい構造。
ディスプレイは明るさまで変えられるようになっている。結構明るくできます。
Narwal Freoを使いはじめるには、まず初期設定を行う必要があります。
Narwal Freoには、同名で専用のスマホアプリがAndroid版、iOS版両方存在します。
- 本体・ステーションの組み立てと配置
- スマホアプリとFreoの紐づけ
この2種類の作業を行っていきます。
パッケージに付属しているパネルに印字されたユーザーガイドを観ながら初期設定が行えるので、この手の作業が苦手なひとでもカンタンに行えるようになっています。
(僕はなにも見らずに自力でしたけど、クイックスタートガイドのほうが圧倒的にカンタンに説明されていて後悔した)
まずは本体にブラシを装着。
親切に「L」「R」と表記があるから間違うはずがない。
つぎに、充電ステーション右手前に専用の洗剤を装着する。
すると、手前側に洗剤装着用のスペースが出てくるので
洗剤を逆さ(こぼれないから安心して)にして差し込む。
本体の準備はこれでできたので、つぎにスマホアプリと連携をしていく。
本体とステーション両方のディスプレイをみながら指示通りにアクションしていけばスマホにデバイスを登録することができると思う。
Wi-Fiは5GHzでも2.4GHzでも接続可能となっていた。
ファームウエアのアップデートはスマホアプリの設定から行うことができるので、まずはアプリとの連携を優先して良い。
スマホと本体の連携が済んだら、Freoを起動。
初回はまず家のマッピングが始まる。
マッピングが完了したら、好みで部屋の名前や禁止エリアの設定をして、お掃除スタートだ。
ということで、この記事ではNarwalのロボット掃除機「Freo」について実機レビューしてきました。
完全に手放しで床掃除を任せられる安心感は、やっぱりハイエンドクラスならではの利点ですね!
これまで床掃除にかかっていた時間を自分のしたいことに回せられるって、素晴らしい!!
やることといえば、せいぜい浄水タンクへの給水、汚水とゴミ捨て、半年~年1回の消耗品交換くらい。
出るのはただただ笑顔です。
- 雑巾の手洗い、モップ洗いをせずに済むから手荒れの心配が減らせる
- カーペット、絨毯のうえだけ別途掃除機をかけるっていう手間が省ける
- 静かだから夜中でも赤ちゃんが寝ていても気にせず床掃除ができる
- 掃除機とモップを置いていたスペースを浮かすことができる
- 掃除にかかっていた時間をちがうことにあてられる
- ほかのロボット掃除機に比べて高額
- ゴミの自動収集機能は搭載していない
- 消耗品があるので、ランニングコストがかかってくる
- 買ってすぐは設定が必要
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