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今回、Ankerの完全ワイヤレスイヤホン「第2世代Soundcore Liberty Neo」を購入したので実機レビューをしていきます。
- カナル型イヤホン
- コードレスの完全ワイヤレスイヤホン
- 大雨の中でも問題なく使える防水性
- iPhoneでもAndroid端末でも接続ラクラク
- 最大20時間充電せずに使える
- 5,000円以下
Anker製Soundcore「第2世代 Liberty Neo」
第2世代Liberty Neoは、Anker社のオーディオレーベルSoundcoreが販売するカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです。
第1世代Liberty Neo(5,999円)のコンパクト性とデザインはそのままに、新たに長時間バッテリーを搭載し、音質を改善したうえでまさかの4,999円というプライスダウンで販売しています。
▼第1世代との比較の意味でカンタンに表にまとめてみました。
第1世代Liberty Neo | 第2世代Liberty Neo | |
---|---|---|
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 | 同じ |
対応コーデック | SBC,AAC | 同じ |
本体サイズ | 7.49 x 3.49 x 2.99 cm | 同じ |
重量 | 5.1g | 同じ |
防水規格 | IPX5 | IPX7 |
連続再生時間(イヤホン単体) | 3.5時間 | 5時間 |
連続再生時間(ケース込み) | 12時間 | 20時間 |
ハンズフリー通話 | ○ | ○ |
販売価格 | 5,999円 | 4,999円 |
口コミ
実際に使用してみての感想
実際に僕が第2世代Soundcore Liberty Neoを使ってみた感想は、「5,000円以下でこの品質なら御の字」といったかんじです。
- 音質
- 機能性
- 携帯性
- 値段
どれをとっても申し分ない出来です。
正直、これまでいくつかのワイヤレスイヤホンを購入しレビューしてきましたが、よく「大迫力の低音」とうたっているイヤホンも、実際に聴いてみると「うん、こんなもんか…」と思うことが多かったのが事実なんです。
ですが、第2世代Liberty Neoに関しては低音の迫力を実感できるレベルで、この小さなイヤホンからは想像できない音質でした。
しかも、うれしいことに第2世代Liberty Neoは着信時のハンズフリー通話もできます。(聞き取りづらいので片耳での方が話しやすいけど)
第2世代Soundcore Liberty Neoレビュー
それではさっそく、実機レビューをしていきます。
パッケージは特に遜色なく、「第2世代」という表記もありません。
裏面の表記は、第1世代のLiberty Neoとは多少内容が変わっています。
外観・デザイン
内容物とデザインもみていきます。
- 第2世代Liberty Neoイヤホン本体
- 専用充電ケース
- MicroUSBケーブル
- イヤーピース(大・中・小・極小)
- スタビライザー(大・中・小・無)
- 取扱説明書
- 注意事項冊子
イヤーピースは全部で4サイズ同梱しています。
因みに僕はフィット感が好きなので一番小さい極小サイズを普段使っています。
第2世代Liberty Neoは、耳奥にねじ込んでフィットした状態で音楽を楽しむカナル型デザインのイヤホンです。
好き嫌い分かれるけど、僕はカナル型の方が音質をより楽しめる印象かな。
ステムには、耳垢侵入防止用のネットなどはなく剥き出し状態。
乾燥耳の人は耳をキレイにしておかないとここに耳垢がつまると音質低下の原因になりますね。
耳の大きさに合わせて脱着ができるスタビライザーです。
スポーツなどの用途に合わせてスタビライザーを付けると耳から落ちにくくなります。
かなりコンパクトな充電ケース。
内側に品質表示がされています。
イヤホン本体は、きちんと左右がわかりやすいように「L(左)」「R(右)」が表記されています。
装着時はイヤホン全体が縦向きになるのがきになるけど、まぁいいや。
ペアリングと操作方法
第2世代Liberty Neoは、ケースを開けるだけで電源がONになる仕組みです。
また、初回接続されたデバイスには自動で再接続されるのでケースから取り出せばすぐに音楽を楽しむことができます。
- イヤホンをケースから出す
- スマホのBluetooth設定画面を開く
- 「Soundcore Liberty Neo」を選択する(表示されない場合はスキャンをしてみる)
- 接続完了
第2世代Liberty Neoは、イヤホン前面にある物理ボタン(多機能ボタン)をプッシュして操作します。
電源ON:LEDが白く点滅するまで多機能ボタンを1秒間長押し
電源OFF:LEDが赤に点滅するまで多機能ボタンを5秒間長押し
再生/停止/受話/終了:左右どちらかの多機能ボタンを1回押す
次の曲:右の多機能ボタンを1秒間長押し
前の曲:左の多機能ボタンを1秒間長押し
保留・通話切替:右の多機能ボタンを1回押す
イヤホンでの通話とスマホでの通話を切替:右の多機能ボタンを1秒長押し
音声アシスタント:左右どちらかの多機能ボタンを2回押す
唯一、音量の調節がイヤホン側ではできないのが残念なポイントですが、それ以外は「押す・長押し」しかないのでシンプルで覚えやすいです。
バッテリー性能
連続再生時間(イヤホン単体) | 最大5時間 |
連続再生時間(ケース込み) | 最大20時間 |
満充電時間 | 1.5時間 |
第2世代Liberty Neoは、バッテリーも普段使いであればまったく問題ない持ち具合です。
前作第1世代Liberty Neoが3.5時間・12時間だったことをみると第2世代となり大幅にバッテリー性能が向上していることがわかります。
充電の減り具合は、ケース内蔵のLEDの点滅個数で判断することができます。(充電時は、残量に合わせてLEDが点滅します)
バッテリーの残量が可視化されると、充電のタイミングがわかるのでなにかと便利です。
○●●(1つ点灯)→30%
○○●(2つ点灯)→30~70%
○○○(すべて点灯)→100%
また、充電はMicroUSBポートを使用。差し込み口はフタされているので、汚れが侵入しにくいつくりになっています。
音質
冒頭でも少し触れましたが、第2世代Liberty Neoの音質に関しては5,000円以下の完全ワイヤレスイヤホンの中でも最高クラスに属する高品質です。
低音が響き、ボーカル音もその他の楽曲音もきちんと聴き分けられ、全体的なバランスが取れています。やはり周波数帯域が20Hz-20KHzなので比較的広範囲の音を拾えてます。
インピーダンスも16Ωなので、ボリューム面でも小さくは感じないのでいいです。
無理を言えばもう少し奥行きがあるともっといいんですが、フラットながらもこの迫力は十分満足できます。
万が一、このイヤホンを聴いて低音が効いてないと感じたならそれはたぶんきちんと耳奥までイヤホンが装着できていないせいで音が漏れているのが原因と考えられます。
「第2世代Liberty Neo」と「Zolo Liberty」を比較
ここで、以前レビューも行った同じAnker製の旧製品「Zolo Liberty」と比較してみます。
第2世代Liberty Neo | Zolo Liberty | |
---|---|---|
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 4.2 |
本体サイズ | 7.49 x 3.49 x 2.99 cm | 8.90 x 5.09 x 3.15 cm |
連続再生時間(イヤホン単体) | 5時間 | 3.5時間 |
連続再生時間(ケース込み) | 20時間 | 24時間 |
対応コーデック | SBC,AAC | 同じ |
防水規格 | IPX7 | IPX5 |
音声アシスタント | ○ | ○ |
販売価格 | 4,999円 | 6,999円 |
発売時期 | 2019年 | 2017年 |
値段的には、Zolo Libertyの方が2,000円ほど高くなっていますが、4,999円の第2世代Liberty Neoの方が性能はうえです。
デザインとしてはZolo Libertyのマット塗装の高級感がかっこいいです。
ただ、ケースのコンパクトさは圧倒的に第2世代Liberty Neoのほうが勝っています。
ケースの厚みはそこまで違いはないですね。
次にイヤホン本体を比較。全体的に第2世代Liberty Neoの方がZolo Libertyよりもひとまわり小さいのがわかります。
音が出るステム部分は、第2世代Liberty Neoの方が長くより耳の奥で音を受け取ることができます。
もしも、イヤホンを初めて購入するのであれば例え中古のZolo Libertyを低価格で買えたとしても、定価で第2世代Liberty Neoを購入した方が快適に音楽を楽しむことができると思います。
音とび、低音の迫力具合、全体的な音のクリア具合、装着感どれをとっても第2世代Liberty Neoの方が優れています。
【関連】『Zolo Liberty』レビュー 安い!高品質!なBluetooth完全ワイヤレスイヤホン
ペアリングのリセット方法
最後に、Soundcore Liberty Neo 第2世代のペアリングのリセット方法を紹介しておきます。
ペアリングのリセットの流れは3ステップです。
- スマホのBluetooth設定画面で「Soundcore Liberty Neo」を削除する
- イヤホンをケースに戻して、2つのイヤホンの多機能ボタンを8秒間長押しする
- ケースからイヤホンを両方同時に出してスマホと再接続する
これだけです。
詳しくは取扱説明書にも記載されていますのでご覧ください。
片耳からしか聞こえないという時にも有効
ペアリングのリセットは、スマホとの接続切り替え以外に「片耳からしか音楽が聞こえない」という時にも有効な対処法です。
片耳からしか音が出ないという状況(恐らくだいたいが左側なはず)はうまくペアリングが行えておらず通信が切れている状態である場合が多いので、ペアリングをしなおすことが有効となります。
基本的にBluetoothワイヤレスイヤホンにおいてはこの接続トラブルはよくあるトラブルの1つなので、リセット方法は頭に入れておくと便利ですよ。
詳細については、別記事で紹介してみます。
まとめ
- コンパクトで持ち運び便利なケース
- スタビライザー付きで装着感○
- 最低限十分なバッテリー容量
- 大迫力低音
- 5,000円以下という安さ
- ワイヤレス充電には非対応
- 音量の調節ができない
Anker社製、Soundcore第2世代Liberty Neoをレビューしました。
4,999円という値段以上にパワフルな音質と、機能性はコスパが高く仕上がっており初めてのワイヤレスイヤホンには最適な製品と言えます。
※(2020年6月30日)現在Amazonでは、500円OFFクーポンが発行されているので4,499円で購入することができます。