FlexiSpot E7レビュー。高低差65cmの広域昇降が可能になったハイスペ電動昇降デスク

FlexiSpot E7レビュー。高低差65cmの広域昇降が可能になったハイスペックスタンディングデスク

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テレワークの需要も増えて、デスク環境の見直しをしている人も多いのではないでしょうか。

特にメインとなるデスクは、主役的な要素も大きいので使いづらいものでは作業に集中できないなど支障もでてきます。

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。

そこで翁が激推しするのが電動昇降デスクです。

電動昇降デスクがあれば、デスク高さを自在に上げ下げできるので所有者がだれであっても自分に最適な高さで作業に没頭することができます。

そして今回レビューする「E7」は、その最たるおすすめ品。

前回、同じくFlexiSpotから提供していただいてレビューした「EJ2」も同じ電動昇降デスクで、中でも今回レビューする「E7」という型番は、FlexiSpotの電動昇降デスクのなかでも最上位クラスの製品となっています。

FlexiSpot EJ2レビュー。高さ調節ワンタッチで高さを変えられる電動昇降式デスク

FlexiSpot E7レビュー。高低差65cmの広域昇降が可能になったハイスペックスタンディングデスク

で、実際に使ってみたところたしかに今まででいちばん高性能な製品となっていました。

メリット
  • 最低位置58cm~最高位置123cm→計65cm昇降
  • 立って座って気分転換に効果バツグン
  • スタンディングポジション時の揺れが最小限
  • 幅広い高さをカバーできる
  • メモリー機能で自分だけのデスク高さを記憶させることができる
デメリット
  • 組み立て作業が力仕事
  • エントリーモデルに比べると少々お高くなっている
スタンディングデスクでブログを書く翁
立ってのデスク作業は一度やってみると病みつきになる

ということで、FlexiSpotの電動昇降デスクE7を実際に使ってみた感触をレビューをしていきます。

さあ、はじめようか。

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今回レビューするモデル

FlexiSpot 電動昇降デスク「E7」概要と特徴

FlexiSpot E7宣材写真

E7は、FlexiSpot(フレキシスポット)が販売する組み立て式電動昇降デスク。

主な特徴
  • 多様なデザイン天板で自由にDIY可能
  • 工の字型フレーム
  • 多機能タッチパネル操作
  • 障害物検知機能搭載

フレーム内部にあるデュアルモーターでスピーディーに駆動でき、3段ピラミッド構造で最大125㎏までの耐荷重能力を持ちます。

操作はタッチパネルでサッと触れるだけでカンタンに上げ下げをすることができます。

障害物検知機能を搭載しているので、昇降時にモノがあればその場で停止。安全に上げ下げすることができます。

脚フレームと天板でそれぞれ別売りで、脚フレームはブラックとホワイト。天板は2種類の形状からサイズ、豊富なカラーバリエーションを組み合わせることができます。

販売価格は、脚フレーム単体で51,700円(税込公式価格)。

天板は9,900円~。

FlexiSpotの天板でなくても装着することができるのがひとつの魅力です。

製品仕様スペック
  • パネルタイプ:タッチパネル
  • 機能:メモリ・ロック・障害物検知機能
  • 耐荷重:125kg
  • 脚幅調整範囲:110~190cm
  • 昇降範囲:58~123cm
  • 脚段階:三段階(ピラミッド)
  • 対応天板サイズ:幅120~210cm 奥行60~80cm 厚み≥2cm

参考:FlexiSpot公式サイト

FlexiSpot電動昇降デスク「E7」を実際に組み立ててから使ってみた

FlexiSpot E7パッケージ
ヤマトの配達員殺しな圧倒的重量のE7脚フレーム

それでは、実際にE7を使ってみてのレビューをしていきます。

組み立て自体は難しくない。ただし“超重たい”

組み立て前のFlexiSpot E7

FlexiSpotのデスクは脚から組み立てが必要です。

上の画像は、脚フレームだけのパーツを並べた様子。

組み立て自体はそこまで難しくなく、付属の説明書通りにねじ止めしていくだけです。

唯一、電動ドライバーは必ず用意しておきましょう。

あると組み立てカンタン

ただ、問題なのは天板を脚フレームに装着したあと、寝かした状態で組み立てる必要があるのだけど、コレを起こすのが結構な力仕事になります。

力に自信のない人であれば2人での作業になると思います。

でないと腰を痛めることになります。

上の画像のように横にしたデスク天板の下に隙間ができるよう厚めの段ボールをひとつ敷いておくと手を入れやすくなるのでおすすめです。

一度立ち上げたデスクはなかなか配置替えに苦労するので、予め設置する前提の方向に起こすようにしましょう。

組み立て終わった姿がコチラ。

どっしりとしたたたずまいで、高級感があります。

今回僕が組み立てたデスクは天板サイズが幅140cm奥行70cmで、脚フレームはそこからはみ出ることはないので実質天板分のスペースを確保できれば設置ができます。

翁(おきな)
翁(おきな)

ちなみに、今回僕はE7に前回EJ2の時に提供してもらった140×70の天板を移植。EJ2には新たに120×60の白天板を装着したよ。

広範囲65cmをカバーしてくれるのは圧倒的に使いやすい

E7は仕様上、下は58cm上は123cmまで昇降することができます。

この高低差約65cm。(天板の厚み2cmを含まない天板下の高さで、製品の操作パネルには天板の厚み2cmを含んだ数値が表示される)

EJ2は69cm~118cmの約49cmしか上下できなかったので、E7のほうが適応できる範囲が広いことになります。

翁(おきな)
翁(おきな)

コレ!この高低差が約65cm!

特に、デスクで高さが58cmとかの低い仕様のものは結構珍しいみたいで(FlexiSpot E7の購入者レビューを覗いてみて知った。)、低いデスクを探している人にE7は最適です。

実際、最下部58cmはかなり低めで、もはや太ももスレスレ。

前のめりになって書き物をしたりするのにちょうどいい低さです。

体感だと、小学校6年生の時に1年生の教室の机を全部出すっていう作業をさせられた際に「懐かし~こんなちっちゃかったんやね!うわ!ちっちぇ!」とか言いながらケラケラ笑った時のあの低さです。

翁(おきな)
翁(おきな)

小学生高学年くらいの子でも使える低さだから、こどもの成長に合わせて高さを変えていくのもいいかも。

一方で最上部123cmとなると、もうこどもの手が届かない領域

178cmの僕からするとちょうど目線の高さにディスプレイが来るので、こどもに邪魔されずに気分転換に映画やアニメを見るときなんかに重宝します。

デスク下に掃除機もかけやすくなるのでおすすめです。

いいボウズっぷりだなこの和尚…

僕の場合、座高が結構高いのでふだんは操作パネルの表示で67cmの位置がベストな高さ。肩への負担も感じずリラックスした状態でタイピングが出来ます。

あまりスタンディングポジションでは作業をせずに「リフレッシュしたいという時に立ち上げる」という使い方をしています。

ただ、座っていた状態での作業からスタンディングポジションでの作業に切り替えるとかなり気分がリフレッシュされるので、ホントはスタンディングポジションでの作業がおすすめ。
座っていた時には思いつかなかったアイデアとかもホイホイ出てくる不思議さがあります。

操作はE7もEJ2も一緒。メモリー機能は便利すぎてもはや必須

E7の操作パネルはEJ2とまったく同じタッチセンサー式で、触れるだけ掃除もラクチン。

なかでも特にメモリー機能は慣れると非常に便利で、いちいち毎回上げ下げボタンを押し続けなくても一瞬ワンタッチで勝手に上下してくれます。

メモリー機能を使えば、椅子を引いて~立ち上がって~ちょっと背伸びをして~の間にデスクが記憶した高さまで上がってきてくれます。(逆もまた然り)

高さは最大2つまで記憶可能

任意の高さで[M]ボタンを押して[1]か[2]どちらかをタップすれば記憶が完了。

あとは[1]と[2]どちらかを押せばその高さまで自動で上がって止まってくれます。

動作音は至って静か。寝ているこどもも起きないレベルの静かさ

電動式でモーターを積んでいるということで、2歳児3歳児がいる我が家的には動作音の方も気になるけど、E7はぜんぜん静か。

EJ2とはまた少し違った動作音だったので、実際の上げ下げ時の音を騒音計測器で計測してみたところ、EJ2が約59dB。E7は約58dBでした。気持ち小さい。

食器を洗う音よりも静かだし、僕のくしゃみよりも圧倒的に静か。

こどもが寝ている夜中でもふつうに上げ下げできます。

もちろん、別室ならほとんど音は響かないレベルの小ささです。

揺れ具合、安定感は増し増し

耐荷重125㎏までに進化したE7。

大人が乗ってもピクともしないほどしっかりした造りとなっています。

FlexiSpotに満足してドヤる翁
大人がよりかかっても問題なし

立ち上げ時の揺れ具合についても検証してみました。

結果を先に述べると、両デスクとも高さを上げればあげるほど揺れやすくはなります。

下の2つの動画はE7とEJ2、両方のデスクを高さ120cmまで上げて個人的震度4相当の揺れを与えたときの様子です。

まずはEJ2。

ほぼデスク上にはモノが置かれていない状態だけど、E7以上にガタガタと音が出ているのがお分かりいただけると思います。

EJ2は脚フレームが2段式だからか、フレームそのものからきしむ音が発生してしまっています。

つぎにE7。

揺れはしているものの、音はほとんど出ていません。

デスク上にある程度のモノが置かれているにもかかわらずE7のほうが揺れが目立ちにくいのが強みです。

座っている状態では、両者とも揺れはほとんどといっていいほど発生しないので、スタンディングポジションでの揺れを気にする人はE7がベターということになります。

FlexiSpot E7を使ってみての感想

僕は正直1日2時間程度しかデスクに嚙みついてないので、ほとんどといっていいほど電動昇降デスクを高所まで立ち上げることはありません。

ただ、だからといって昇降しないデスクにはもう戻れません。“昇降できる”というカードをもう捨てることはできない。

コレがたとえば、スタンディングポジションにすると安定性がイマイチだったりするのであれば捨てることができると思いますが、E7に限っては違う。

しっかりしてるから安定性バツグンだし、最低位置も普通のデスク以上に低い位置でシッティングポジションでの使い勝手もいい。動作音も気にならない。デザインも武骨でシンプル。高さ記憶機能もあり。

使い勝手のうえで文句のつけどころがありません。

FlexiSpotの電動昇降デスク「E7」レビューまとめ

FlexiSpotでセットアップしたデスク

ということで、この記事ではFlexiSpotの電動昇降デスク「E7」についてレビューしてきました。

6畳の僕の部屋でも問題なく設置できたし、安定感は高いし可動音も小さいから小さい子供がいる我が家でも安心して使えます。

FlexiSpotのスタンディングデスクE7でセットアップしたデスク環境

安定の品質なので高い価値はあります。

デスクなんて滅多に買い替えるものではないですし、E7はシンプルで飽きも来づらいから「毎日使うモノならいいものを」と投資として割り切ってしまってもいいかもしれません。

僕はこのデスクを今後しばらくメインデスクとして運用していきます。

メリット
  • 立って座って気分転換に効果バツグン
  • スタンディングポジション時の揺れが静か
  • 幅広い高さをカバーできる
  • メモリー機能で自分だけのデスク高さを記憶させることができる
デメリット
  • 組み立て作業が力仕事
  • エントリーモデルに比べると少々お高くなっている
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