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この記事では、Ankerの「Soundcore Life Q20」というヘッドホンをレビューしていきます。
先日、同じAnker製のイヤホン「第2世代Soundcore Liberty Neo」をレビューしましたが、イヤホンはコンパクトで利便性がある反面どうしても長時間装着していると耳が痛くなるなどの弊害があったりするんです。
そんなときに、代わりに音を奏でてくれるオーバーイヤーヘッドホンがほしくなるんですよね!
なかでも今回は、5,999円と手ごろな価格でありながらアクティブノイズキャンセリング機能・ハイレゾ対応と高品質そうな商品。Anker社製のSoundcore Life Q20という製品に目を付けてみました。
さすがはAnker。やっぱりお値段以上に高品質な製品届けてくれましたよ。
耳も全く痛くならないし、なによりアクティブノイズキャンセリング機能付きですから、集中したいときに音楽に没入できるようになります。
- アクティブノイズキャンセリング機能付き
- ハイレゾ音源対応
- AACコーデック対応
Anker製ヘッドホンSoundcore Life Q20
今回紹介するSoundcore Life Q20は、充電器やモバイルバッテリーでも有名なAnkerのオーディオレーベルSoundcoreが販売する製品です。
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 |
対応コーデック | SBC,AAC |
連続再生時間 | 40時間~60時間 |
本体サイズ | 19.49 x 17.99 x 7.79 cm |
重量 | 258g |
プロファイル | AVRCP、A2DP、HFP、HSP |
周波数帯域 | 20Hz-20KHz(Bluetooth接続時) 16Hz-40KHz(AUXケーブル接続時) |
ハンズフリー通話 | ○ |
口コミ
Soundcore Life Q20を実際に使ってみての感想
実際に使ってみて最初に思ったのは、やっぱりAnkerの製品は安定だなということです。そしてヘッドホンはイヤホンよりも断然明瞭な音質でした。
そもそもイヤホンとはドライバーの大きさも違うので音質が違うのは当然かもしれませんが、それでもSoundcore Life Q20の低音の迫力加減と音の広がりはヘッドホンならではという印象です。
現在の1万円超えヘッドホンがどの程度の音質を奏でるのか体感したことがありませんが、5,999円(Amazon価格)のSoundcore Life Q20でも全く不満なく楽しめますね。
音切れも全くないし、AUXプラグも付属しているので無線非対応のパソコンにも装着できます。
ヘッドホンで低価格帯なら本機一択でしょう。
本製品は楽天・Yahooでは本体価格がAmazonよりも1,000円ほど高く設定されています。楽天・Yahooショッピングで購入される場合にはポイント還元の高いイベント時を狙うとお得です。
Soundcore Life Q20レビュー
それではさっそく実機レビューをしていきます。
パッケージはSoundcoreらしく白と青のさわやかな感じ。
外観・デザイン
開封してみると、透明プラがきちんとズレないようにかぶさっていました。
- Soundcore Life Q20本体
- 充電用MicroUSBケーブル
- 3.5㎜AUXケーブル
- 取扱説明書
- 注意書き1枚
- 専用トラベルポーチ
本体には、Soundcoreのロゴが刻印されています。
デザインは全面真っ黒のマット仕様。テカリもなく、5,000円台とは思えない高級感があります。
左右がわかるように「L(左)」「R(右)」が表記されています。
サイドにはAnkerの文字。
頭のサイズに合わせて調節も可能。
僕は頭が小さいので広げずに装着してちょうどいい。
重さは260gと、装着した感じも軽いです。クッションも想像以上に柔らかい。
本体は、若干変形できる仕様になっています。360度は回らない。↑の写真の感じが一番コンパクトな状態です。
付属のトラベルポーチに入れると持ち運びもできます。
ペアリングと操作性
Soundcore Life Q20は、イヤホン同様ペアリングもラクラク。
一度接続してしまえば次回からは電源がONになると自動で前回ペアリングされたデバイスに接続されます。
- ヘッドホンの電源を入れる
- スマホのBluetooth設定画面でBluetoothをON
- スキャンして、「Soundcore Life Q20」を選択
- 接続完了
Soundcore Life Q20は、操作も簡単で物理ボタンがヘッドホンの左右にそれぞれ設置されています。ボタンを押すことでいろいろな操作ができます。
右サイド | 左サイド |
---|---|
+ボタン:音量+(+ボタンを1回押す) 次の曲(+ボタンを1秒間長押し) | 電源ON/OFF:電源ボタンを3秒間長押し |
-ボタン:音量-(-ボタンを1回押す) 前の曲(-ボタンを1秒間長押し) | ノイズキャンセリングON/OFF:1秒間長押し(LED点灯時ON・LED消灯時OFF) |
多機能ボタン:再生/停止(多機能ボタンを1回押す) BassUPモード(多機能ボタンを2回押す) | – |
手触りで操作がしやすいよう凹凸が大きめにとられているので、すぐに使いこなせます。
音質
Soundcore Life Q20は、イヤホンよりも断然低音を大迫力で楽しむことができます。
これは、本機の周波数帯域が16Hz~40KHzとイヤホンよりも広いため音の広がりがあり深みのある音を体感することができるからです。(16Hz~40KHzはAUXプラグ接続時の音質)
また、40㎜のダイナミックドライバーと搭載しているので音の解像度の高い明瞭なサウンドを奏でます。特にアカペラやクラシック系の楽曲を聴くとその明瞭さを実感できます。
イヤホンでは楽しめないこの包み込むような音質が個人的にはツボなんですよね。
また、Soundcore Life Q20は、低価格帯ヘッドホンの中でも珍しくハイレゾ音源に対応しています。(ハイレゾ音源を視聴できるのはAUXプラグ接続時のみ)
ハイレゾ音源は有料で購入しないと体感できませんが、その価値はあるというくらい音質のレベルは違います。
ただ、僕は楽曲ごとに都度清算するのが好きじゃない性格なので、この機にAmazon music HDに登録しました。
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アクティブノイズキャンセリング機能を体感
この機種の大本命といえばやっぱりハイレゾ以上にこの「アクティブノイズキャンセリング機能」です。
しゃっちかみんなAirPods Pro!AirPods Pro!AirPods Pro言ってましたから、僕自身ノイキャンへの興味はもう津々でした。
で、その感想はと言うと確実に外音はシャットアウトされます。音楽のボリュームを下げると、その効果は顕著に体感できます。
目の前で嫁が口パクパクしてるのを見て、「いや嘘やん」て思えるほどだったので、きちんとノイキャンされています。
ただ、楽曲が流れていない時はやっぱり外音は聞こえます。例えるなら水中にいるよりは音が遮断されているといったところです。
因みに、Soundcore Life Q20は、左サイドにあるNCボタンでノイキャンON/OFFを切り替えます。
NCボタンを長押しすると切り替えが行えます。
5,999円でここまでのノイキャンを体感できるなら、「全面的に外音シャットアウト!没入カモン派」の人には安いしおすすめです。
バッテリー性能
連続再生時間(ノイキャンON) | 40時間 |
連続再生時間(ノイキャンOFF) | 60時間 |
満充電にかかる時間 | 3時間 |
Soundcore Life Q20は、ノイキャンON時でも40時間ぶっ通しで連続再生が出来ます。イヤホンであればせいぜい5時間程度(ケース込みでも24時間程度)なのでその点ヘッドホンの大きさがあればこそバッテリーも大容量が詰めるというわけですかね。
また、Soundcore Life Q20は、MicroUSBケーブルで充電を行います。5分間の充電で4時間の音楽再生が可能です。
バッテリーの残量が少なくなると、楽曲再生中30分ごとに通知音が流れ、電源横のLEDが60秒ごとに点滅しだします。
因みに、電源横のLEDは充電中点灯し続けます。
僕の個体だけかもしれませんが、MicroUSBケーブルの差し込み口が結構硬くて苦労しました。
あと、できるのなら充電ポートはゴムかシリコンのカバーが欲しかったです。同社イヤホンのケースにはちゃんとついてるのに…。
Anker Soundcore Life Q20レビュー:まとめ
- 値段以上に高級感のある本体デザイン
- 無線有線を使い分けられる
- きちんとしたアクティブノイズキャンセリング
- 長時間バッテリー
- コンパクト性はあと一歩
- 無線でもハイレゾが聴けると勘違いしがち
Anker社製Soundcore Life Q20をレビューしてきました。
ハイレゾ音源対応でワイヤレス、素晴らしいアクティブノイズキャンセリング機能と扱いやすい操作感。5,000円台でこの品質が手に入るなら文句なしではないでしょうか。
安定のAnker社製ということも相まって初めてのヘッドホンには最適です。夏場には、到底暑くて適さないのでイヤホン推奨ですが、寒い時期はSoundcore Life Q20に「粉雪」で決定です。
因みに、2021年1月には本機の進化版となる「Soundcore Life Q30」が発売となり、当ブログでもさっそくレビューをしました。充電端子が便利なUSB Type-Cになり、使い勝手がより向上したアプリにも対応した最新機種なので、気になる人はあわせてチェックしておきましょう!