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これまで当ブログでは、音質が良いものからノイキャン搭載・外音取り込み機能搭載・ワイヤレス充電・長時間連続再生が可能なロングバッテリーなど便利機能が搭載されたTWSを述べ30種類以上レビューしてきました。
ただ、そういった便利機能をすべて兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホンは、相応に20,000円以上のハイエンドクラスの製品であることが必然といった現状でした。
そんななか、Ankerがそのすべてを詰め込んだお手頃価格のコスパイヤホンを発売。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」です。
ハイエンドクラス並みに優れた性能を持ち、5,000円クラスでは体験することのできない音質を実現。
さらに独自のアクティブノイズキャンセリングと外音取込み機能を搭載。
専用アプリを駆使すれば、自分ならではの音質と使い勝手にカスタマイズができ、初心者でもカンタンに扱える操作性を兼ね備えています。
では、実際にSoundcore Liberty Air 2 Proがどういったものなのか、実機レビューをしていきます。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
Anker Soundcore「Liberty Air 2 Pro」
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は、コスパの代名詞とも言えるAnkerが発売した初のアクティブノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホンです。
実際に使用してみた感じ、迷ったらコレで決まりといっても過言ではないほどにバランスのとれた性能でした。
Soundcore Liberty Air 2 Proは、前機「Soundcore Liberty Air 2」の後継機で縦長なうどん形状のカナル型イヤホンです。
2021年1月20日に発売が開始され、販売価格はAmazonで12,980円。
形状 | うどん型(カナル型) |
操作形式 | タッチセンサー式 |
ドライバー | サイズ不明 PureNoteドライバー |
対応コーデック | SBC,AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.0 |
プロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
最大通信距離 | 不明 |
連続再生時間 | イヤホン単体:7時間 ケース込み:26時間 イヤホン単体(ANC):6時間 ケース込み(ANC):21時間 イヤホン単体(外音取り込み):6.5時間 ケース込み(外音取り込み):23時間 |
ケース満充電所要時間 | USB Type-C充電時:1.5時間 ワイヤレス充電時:2.5時間 |
充電端子 | USB Type-C Qiワイヤレス充電 |
片耳モード | ○ |
ハンズフリー通話 | ○ |
防水規格 | IPX4 |
アクティブノイズキャンセリング | ○ 3パターン |
外音取り込み機能 | ○ 2パターン |
特徴
Anker独自のウルトラノイズキャンセリング機能を搭載し、シチュエーション別に3パターンのアクティブノイズキャンセリングをワンタッチで切り替え可能。
6マイクによるノイズリダクションによって不要な雑音を低減し、必要な音のみを聴きとることができクリアな音声でハンズフリー通話を行うことができます。
最小XXXSサイズからなる豊富なサイズのイヤーチップを付属しており、専用アプリでフィット感を確認することも可能。
それでいて、15分間の充電で3時間の音楽再生が可能な急速充電とワイヤレス充電に対応と、理想的なスペックを兼ね備えたイヤホンとなっています。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proレビュー
豊富な内容物
“PURE SOUND”と書かれたパッケージは、上品なデザインで高級感があります。
マグネット式の蓋を開けると、Liberty 2 Proがお出迎え。
- Liberty Air 2 Pro本体
- 専用ケース
- クイックスタートガイド
- サンクスカード
- USB Type-Cケーブル
- イヤーピース(XXXS,XXS,XS,S,M+,L,L+,XL)
Soundcore Liberty Air 2 Proには、豊富なサイズのイヤーピースが付属しています。
シンプルに上質なケース
今回僕が購入したホワイトのケースは、上質なオフホワイトカラーで大理石のよう。
表面はサラッとした肌触りの良いマット質感で、傷や指紋がつきにくい素材です。
前面には充電時にバッテリー量を確認できるLEDインジケーターが用意され、背面には急速充電が可能な青色USB Type-Cポート。
ワイヤレス充電もできるので、充電器を挿すわずらわしさからも解放されます。
Liberty Air 2 Proと同時発売されたSoundcore Life A2 NCのケースと比較すると、Liberty Air 2 Proのケースのほうが高級感がありなおかつコンパクトなのがわかります。
開閉はスライド式で、パカッと開けるタイプのような安っぽさはみじんもなく、イヤホン装着前から高級感を味わうことができます。
因みに、本機は蓋を開けていればケースにイヤホンを収納した状態でペアリングを行うことができます。
▼ペアリング方法は以下の手順です。
- Liberty Air 2 Proのケースを開ける
- スマホ・デバイスのBluetoothをONにする
- 接続できるデバイスを検索する
- [Soundcore Liberty Air 2 Pro]を選択する
- ペアリング完了!
また、充電ポートの隣にはリセットボタンが用意されているので、接続が不安定な時などにはリセットボタンを長押しすることで接続をリセットすることができます。
▼具体的なリセット方法は以下の手順です。
- イヤホンをケースに戻す
- ケースを開けた状態でボタンを10秒長押し
- イヤホンのLEDランプが赤く3回点滅し白色に変わるまで待つ
- 片方のイヤホンのLEDランプが速く点滅し、もう片方のイヤホンがゆっくり点滅したらリセット完了
- 再ペアリング(上記で解説したペアリング手順を行う)
扱いやすい本体
次に、Liberty Air 2 Pro本体を見ていきます。
片側3マイク内蔵で、フィット感の良い設計のLiberty Air 2 Pro。
石灰石のようなサラッとした質感と軽さで、見た目も清潔感があって女性受けもよさそうなデザイン。
オレンジのアクセントが個人的に好きです。
音楽の再生や停止、ノイズキャンセリングのON/OFFなどは上部Soundcoreのロゴ部のタッチセンサーへのタッチで行うことができます。
▼Soundcore Liberty Air 2 Proの操作方法は以下です。
- 音楽再生時
- Ⓛイヤホンを2回タップ:次曲
- Ⓡイヤホンを2回タップ:再生/停止
- ⓁⓇいずれかを2秒間長押し:ANC ON/OFF
- 着信・通話時
- ⓁⓇいずれかを2回タップ:受話
- ⓁⓇいずれかを2秒間長押し:拒否/終了
また、操作の内容は専用アプリ「Soundcore」で自分好みにカスタムすることが可能。
本機は2回タッチあるいは長押しでしか動作しないよう設計されています。
そのため、タッチセンサー式のデメリットである無意識タッチでの誤動作を克服しているのが評価ポイントです。
また、Liberty Air 2 Proは自動検出センサーを内蔵しているので、イヤホン脱着時に自動的に音楽が再生/停止してくれます。
音質チェック
- 同価格帯最強の解像度
- 歪みのないクリアな中~高音域
- ほどよくパンチの利いた重低音
Soundcore Liberty 2 Proは、バランス重視で聴き心地の良い爽やかさのある音質となっていました。
先日レビューしたLife A2 NCは重低音重視のドンシャリ系音質でしたが、Liberty Air 2 Proは重低音はそこまで前面には出ておらず中~高音域のほうが強めです。
解像度も同価格帯のイヤホンの中では高い方で、音圧も歪みがなく万人受けしそうな音質と言えます。
また、音質に関しては専用アプリ内「HearID 2.0」でテストを行うことで自分の耳に最適なイコライザーに変化させることができます。
HearID 2.0のほかにも、手動によるイコライザーカスタムも、予め用意されたプリセットへの切替も行うことが可能で一瞬で音質を変化させられるのが遊び甲斐があっていいですね。
これらの機能は、先日レビューしたSoundcore Liberty 2 Proと同様で、無料で自分だけの音質を作ることができるので面白い機能です。
ただ、Soundcore Liberty Air 2 Proではプリセットに著名人のEQは存在しておらず、Soundcore Liberty 2 Proの時に選べた「Rin音」仕様のEQも利用することができません。
ノイズキャンセリングについて
ノイズキャンセリングレベルは必要十分な性能で、確かに静寂を得ることのできるすぐれものでした。
Liberty Air 2 Proのノイズキャンセリングは20,000円クラスのそれと同等クラスの性能でした。
機械的な重低音は軒並みカットされ、自分から出た動作音も比較的低減されます。電車では、音声はそこまでカットされません。
Anker初のアクティブノイズキャンセリングを搭載したLiberty Air 2 Proは、Anker独自のアクティブノイズキャンセリング「ウルトラノイズキャンセリング」を搭載。
これは、環境に合わせてノイズキャンセリングレベルが変化する仕組みとなっていて、アプリを利用すると3つのシチュエーション別にノイズキャンセリングモードを変更することができます。
個人的には、重低音寄りのノイズが嫌いなので交通機関か屋内が好みですが、状況に応じて手動でもノイズキャンセリングレベルをカスタマイズできるのが魅力的に感じました。
カットしたい音が低減される箇所までカーソルを回すだけでいいので、非常に手軽です。
さすがに20,000円を超えるJBLのCLUB PRO+ TWSと比較すると劣りますが、それでも12,000円台でここまでのノイズキャンセリングを体験できるLiberty Air 2 Proのコスパは高いと言えます。
Soundcore Liberty Air 2 Proおすすめのイヤーピース
Soundcore Liberty Air 2 ProにおすすめなのはSpinFitのCP360。
比較的浅いAir 2 Proに奥行をつけてくれるイヤーピースで、個人的には相性が最高でした。
「CP360」のおかげでLiberty Air 2 Proのフィット感が向上し、より正確にノイズキャンセリング性能を体験することができました。1,000円ちょっとで音質が化けるからぜひ試してみてほしいです。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proレビューまとめ
この記事では、Anker初となるアクティブノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty Air 2 Pro」について実機レビューしてきました。
現在の完全ワイヤレスイヤホンにあってほしい機能を網羅している全部乗せTWSでしたね。イヤホンももちろんですが、専用アプリのクオリティが高いのも本機が魅力的に見える要因のひとつと言えると思います。
Liberty Air 2 ProだけでなくLibertyシリーズ・Lifeシリーズなど幅広く対応しているのでAnkerイヤホンを集めたくもなります。
- 価格以上の優れたANCで確かな静寂を得られる
- アプリ内HearID 2.0で自分に合った音質にカスタムできる
- コンパクトかつ上質なワイヤレス充電対応ケースで持っててステータスになる
- バランスが良い快適な音質で出勤・通学がたのしい時間になる
- とくになし
▶レビュー記事:「Anker Soundcore Liberty 3 Proレビュー。3Dとハイレゾ音源が楽しめる器用なTWS」
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