【VANKYO C750 レビュー】ANC搭載・マルチペアリングにも対応し動画鑑賞に最適なワイヤレスヘッドホン[PR]

VANKYO CY750外箱パッケージ

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イヤホンより高音質を楽しむことができるヘッドホン。最近は、低価格帯ながら高品質な製品が出てきています。

なかでもアクティブノイズキャンセリング機能(ANC)はイヤホンよりもドライバーの大きいヘッドホンのほうが音質が優れるため、より音楽に没入することができます。

そんななか、VANKYOが新たにアクティブノイズキャンセリング機能搭載ヘッドホン「C750」を発売したらしく、VANKYO様から実機をご提供いただいたのでレビューをしていきます。

現在、Amazonでは「VANKYO」ではなく「ワーンキョー」というブランド名に変更して販売されているようです。

C750
  • アクティブノイズキャンセリング機能搭載
  • iPhone用AACコーデック対応
  • 臨場感のあるHiFi高音質サウンド

C750は、驚くほど低遅延で安定した接続が可能なヘッドホンでした。

音質も迫力があり解像度も申し分ないレベル。ANCの性能もかなり高く、お値段以上にハイパフォーマンスな製品と言えます。

本製品「C750」は、販売元VANKYO様よりレビュー用にご提供いただいた商品です。VANKYO様、誠にありがとうございました。

VANKYO「C750/CY750

「C750」は、中国のサウンドメーカーVANKYO(All in Van)が今年10月に発売した有線無線兼用オーバーイヤーヘッドホンです。

メモ

今回ご提供いただいた機種はAmazon内では「C750」と表記されていますが、C750とCY750との違いは色がシルバーかブラックかなだけだそうです。

C750
形状オーガーイヤー型
操作形式物理ボタン
ドライバー40mmドライバー
対応コーデックSBC,AAC
Bluetooth規格Bluetooth5.0
プロファイルHFPV/HSPV/A2DPV/AVRCPV/DIV
周波数特性20Hz-20KHz
最大通信距離10m
連続再生時間ANC・ワイヤレス接続どちらかのみ:最大30時間
ANCとワイヤレス接続併用時:15時間
ケース満充電所要時間3時間
充電端子MicroUSB
片耳モード
ハンズフリー通話cVc8.0ノイズキャンセリング
防水規格非防水
翁(おきな)
翁(おきな)

因みに、C750の旧モデルにあたるC740とはデザインのみ違いがあるだけで、スペックや性能に違いはないとのことです。

C750最大の魅力はアクティブノイズキャンセリング機能(ANC)を搭載しているということ。ボタンひとつで気軽にANCをONにでき、電車や車通りの多い環境でも音楽に没入することができます。

また、2台のデバイスとの同時接続が可能でスマホと別のデバイスをペアリングしておけば、PCで映画を観ていてもスマホへの着信に対応することができます。

cVc8.0ノイズキャンセリング機能を備えているため、通話の際のノイズも除去しクリアな音声を相手に伝えることが可能で、柔らかいプロテイン生地のイヤーパッドを採用しているため長時間の装着でも快適に過ごせる設計となっています。

販売価格は2020年12月現在Amazonで6,999円。カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色展開です。

VANKYO C750レビュー:外観・デザイン

さっそくパッケージをチェックしていきましょう。

VANKYO CY750外箱パッケージ

ケースは重みもあって色味もトーンオントーン配色でお値段以上に高級感があります。

中には専用ポーチに入った状態のC750が。

CY750の付属品一覧
VANKYO CY750の付属品一覧
  • C750本体
  • MicroUSB-Type-A充電ケーブル
  • 3.5mmオーディオケーブル
  • 日本語取扱説明書
  • 専用ポーチ(ソフト)
  • 専用ポーチ(ハード)

今回ご提供いただいたのはシルバーで、カラーはほかにブラックが存在します。

本体はプラスチック製の軽さ重視で出来ています。

重量は約233g。比較的軽めです。

AnkerのSoundcore Life Q20が259gなのでC750のほうが20gも軽いことがわかります。

ヘッドバンドのサイズ調節は10段階まで切り替え可能。

VANKYO CY750とAnker Soundcore Life P2の全体像比較

AnkerのSoundcore Life Q20と比較するとC750のほうがヘッドバンドの径は広めで、それでいてユニット部分はSoundcore Life Q20よりも大きいつくりとなっています。

トップ部のクッションは意外と厚みがありクッション性は高め。

イヤーパッドは軽めのプロテイン生地を採用していて、かなりソフト。長時間着けていても痛くなりにくそう。

CY750とSoundcore Life Q20比較

厚みはSoundcore Life Q20よりもC750のほうがイヤーパッドが薄いつくりになっています。

ただ、見た目の高級感はSoundcore Life Q20のほうがありますよね。

内側の部品が表面のシルバーとは違ってオフホワイトなのが若干安っぽく感じます。どうせなら同じシルバーでいってほしかった。

電源ボタンや音量調節ボタン、ANC切替ボタンはすべて本体右耳側に集約されています。

出たMicroUSB。2020年の製品ならType-Cを採用してほしかった。もうMicroUSBは古いよ~。

また、充電端子の隣には3.5mmのオーディオケーブルプラグ。右側にはANCボタンが配置されています。

VANKYO C750レビュー:使用感

C750はBluetooth5.0のAACコーデック対応機種なので、iPhoneからAndroid端末まで安定して接続することができます。使用感は特に気になる点はなく、ANCもONにしやすいので終始快適に使うことができました。

ペアリング・操作感・接続の安定性をそれぞれ詳しくみていきましょう。

ペアリング

ペアリングは完全ワイヤレスイヤホン同様比較的カンタンで、初回接続処理を行えば2回目以降は電源をONにすれば自動でスマホとペアリングが行われます。

ペアリング方法は以下です。(Android端末Pixel4aで紹介)

  1. STEP

    C750の電源をONにする

    C750の電源をONにするとすぐにペアリングモードに突入します。LEDインジケーターが青く点滅しているのがその証拠です。

  2. STEP

    スマホのBluetoothをONにする

    BluetoothをONにして、接続可能なデバイスを検索します。

  3. STEP

    [Cystereo 750]を選択してペアリング完了

    出てきたデバイス一覧の中から[Cystereo 750]を選択すれば、C750とスマホのペアリングが完了します。

操作感

C750は物理ボタンですべての操作を行います。

個人的にはタッチセンサーよりも物理ボタンが好き。誤動作も起きないし、操作に確実性がるから。

操作方法

再生/停止➡電源ボタンを1回プッシュ
音量+➡+ボタンを1回プッシュ
音量-➡-ボタンを1回プッシュ
次曲➡+ボタンを長押し
前曲➡-ボタンを長押し
通話/終了➡着信時電源ボタンを1回プッシュ
拒否➡着信時電源ボタンを長押し
コールバック(通話履歴の一番上の番号へ)➡電源ボタンを2回プッシュ

ただし、有線接続時には音量調節と曲とばしなどの操作は使うことができないので、スマホ側で行う必要があります。

また、本機のアクティブノイズキャンセリング機能をONにするには、本体右前方にあるANCスライドボタンをスライドする必要があります。

VANKYO CY750のANCモード

ANCをONにするとLEDインジケーターが緑色に点灯します。これは常時点灯で、イヤホンの電源がOFFになってもANCボタンをOFFにしない限りずっと緑色に点灯しっぱなしです。

これは難点

微量でも点灯しっぱなしはバッテリーの消耗が激しそうなので、ここは要改善かなと言えます。

接続の安定性

本機はBluetooth5.0でデバイスとペアリングを行います。

至近距離で別のイヤホンやヘッドホンがペアリング状態だと、ぷつぷつと途切れ音が鳴ることがありましたが、平常時は特に突然接続が切れるなどの不具合はなく、いたって安定して接続できました。

iPhoneと相性が良いAACコーデックに対応し、Android端末のaptXコーデックには対応していないものの、イヤホン以上に低遅延で動画再生時でもほぼズレなし。完全ワイヤレスイヤホンでさえ多少は遅延が起きるものですが、本機はまったくそれがなくて驚きました。

VANKYO C750レビュー:音質チェック

VANKYO CY750で映画鑑賞(インターステラー)

C750は、HiFi高音質の名の通り非常に迫力のあるクリアなサウンドを楽しむことができます。

ノーマルモードでは、高音が特にキレがありテカリがあるいっぽうで中音域はなめらかで丸みがあります。重低音はSoundcore Life Q20よりも強めで音量を上げると骨にズンズンと響きます。

全体的に立体感のあるHiFi高音質なので、映画や動画鑑賞の際に一番魅力を感じられました。AACコーデックでも遅延は一切(口の動きと音声にズレなし)なく、迫力のあるBGMを楽しむことができます。

本機は、物理ボタンでANCとノーマルモードを切り替えられたり、有線無線の切り替えも可能なので音質を比較しやすかったです。

翁(おきな)
翁(おきな)

僕のようにちょくちょく音質の変化を楽しみたい人には特におすすめかな。

以下にANCモード時と有線接続時それぞれの時の音質を解説します。

アクティブノイズキャンセリングモード(ANC)

肝心のアクティブノイズキャンセリング機能は最高。本機は物理ボタンでANCモードに切り替えが可能ですが、遮音性はかなり高いです。やっぱりイヤホンとは違うなぁ。

VANKYO CY750のANCモード

全体的に低音系の騒音が低減され、我が家で一番うるさい換気扇と食洗機の動作音を一気に消し去ってくれました。外でも車の走行音がぶぉーんからサーにと、顕著に低減されます。

他にも、キーボードのタイピング音はサクサクなっていた音がホクホクへと変わりました。

一方で、音質はノーマルモードに比べてですが若干曇ります。

具体的には重低音は特に変化はなく、中音域・高音域が一枚フィルターを通したように曇ります。

ただ、いずれにせよ高音域はクリアで重低音は変わらずパワフルなので、音楽に没入することができました。解像度も申し分なく、音の粒も小さいのでオーケストラ系の楽曲から映画のサントラまで自然に聴き入ることができます。

特にヴァイオリンが主体の楽曲の明瞭さは圧巻だなと感じました。

6,999円でこの遮音性なら御の字ですが、セール価格で購入出来たらかなりお得な製品と言えます。

有線接続時

C750は付属の3.5mmオーディオケーブルでスマホなどのデバイスと有線接続をすることができます。

本機最大の魅力はこの有線と無線を切り替えられるところと言っても過言ではありません。それほどに音質が変化します。

全面的に感じられたパワフルさは低減しますが、かわりに解像度が一気に高くなるのを実感することができます。包み込むような低音域になり、中音域から高音域の音質ははなめらかで非常に伸びが増します。

立体感・臨場感があるので映画などを鑑賞するときなどはもっとも良さを実感することができました。

VANKYO C750レビュー:評価・まとめ

この記事では、VANKYOのワイヤレスヘッドホン「C750」についてレビューしてきました。

レビューを通してわかったメリットデメリットのまとめは以下です。

メリット
  1. 優れたANC
  2. バランスの取れたHiFi高音質
  3. 軽い本体重量
  4. 長時間装着していても蒸れない
  5. 操作しやすいボタン配置
  6. 音楽よりも映画鑑賞時のほうが魅力を感じられる
デメリット
  1. 角度を固定できない
  2. デザインにいまひとつ高級感が欠ける
  3. 点灯しっぱなしのLEDインジケーターがうざい
  4. 本体電源を切ってもANCはOFFにしない限りONのまま
  5. 充電端子がMicroUSB

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