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CCZから、新たにイヤホンが登場したということで提供してもらいました。
「BC04」です。
BC02にも搭載されていた10mmのカーボンナノチューブ(CNT)ダイナミックドライバーに新たにカスタムされたバランスドアーマーチュアドライバーを組み合わせたハイブリッド構成で3,800円という破格のBC04。
はじめての有線イヤホンにはぴったりのコスパの高い仕上がりでした。動画にもまとめているので気になる方は参考にしてみてください。
さあ、はじめようか。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
※有線イヤホンを使ってみたいなと興味があるひとは、まずは「有線イヤホン素人の僕が15本以上触れてみて分かった【初めての1本】におすすめな5選」を参考にしてみてください。
まずはCCZ BC04の概要についてレビューしていきましょう!
CCZはまだ新しいオーディオメーカーで、低価格なのに高音質と評判のいいブランドです。
BC04は、アップグレードされた10mmのカーボンナノチューブ(CNT)ダイナミックドライバーと、カスタムされたバランスドアーマーチュアドライバーを搭載したハイブリッド構成のインイヤーモニターです。
優れたダイナミックレンジと強力な低周波応答を担当するのがカーボンナノチューブドライバーで、豊かで繊細な高周波をバランスドアーマーチュアドライバーが担当しているということです。
つまり、高音域が1DD構成のイヤモニに比べて突出している可能性がありますね。
前作BC02はこのブログでもレビューしてきましたが、超低価格なのに高音質でコスパバツグンのイヤホンとなっていました。
また、BC04最大の特徴といえるのが特許を取得した独自のイヤーフックデザイン。
これについては、外観の項目で触れていきましょう。
その他スペックとしてインピーダンスは32Ωの感度102dB、DACなしでも音量を確保できる仕様となっています。
カラー展開はブラック、シルバー、青紫(?)の3色で、マイクありなしをそれぞれ選択して購入することができます。
ケーブル
ケーブルは0.78mm2pinの高純度5N無酸素銅銀メッキ線を採用。プラグは3.5mmL字タイプ。
低音がより強力でディテールが豊かになるとのこと。
ただ、シェルがブラックなのに対してケーブルは全力でホワイトなのが個人的に気になりましたね。BC02は編み込み状ブラックだっただけにざんねん。逆のほうが良かったかも。
外観
BC04のフェイスプレートはアルミニウム合金製で、BC02よりも洗練されている印象でスタイリッシュに仕上がっています。デザインは控え気味でどんなファッションにも合いそうです。
シェルはスケルトンなブラックで、特許を取得した自社独自のシリコン製イヤーフックがフィット感のよさを主張しています。
実際にCCZ BC04を使ってみての感想をレビューしていくでぃ!
プレーヤー:Pixel7(DAC経由)
DAC:iBasso DC03Pro
ストリーミング:Amazon Music Unlimited
洗練された高音を特長とする高音質
一聴して感じたのは、ディテールの豊富さ。
全体をとおして後味がスッキリとしていて雑味がなくクリーンな印象で、でも情報量が多く力強さもあり迫力と繊細さを兼ね備えていて、だれが聴いても高音質だと感じるタイプの音質に仕上がってます。
低音はベースラインが把握しやすくてバスドラムの圧力も感じやすく、すこし膨らみながらもブーミーにならずそれでいてしっとり温かい優しさ。CNTDらしい張りがありながらも柔軟さもある質感をしっかり活かせていると思います。
ボーカルは乾き気味ドライで中音域の粒立ちがよく耳当たりがいい解像感で、脳内にダイレクトに流れ込んでくるくらいの距離感の近さ。そこにまろやかで明瞭な高音が絡み合う絶妙な清々しさを感じられます。
高音は決して刺さらない、でも線が細く繊細な、がち明瞭な仕上がり。ヴァイオリンやピアノなどは活き活きとしたかんじでするーっと耳に抜けていきます。このあたりは超高音域を担当するバランスドアーマーチュアドライバーがしっかり仕事をできている印象です。
モニターイヤホンとして有名なゼンハイザーのIE100と質感がとてもよく似ていて、ボーカルの位置感や楽器の分離具合はすごく似通っていました。
低音の主張具合はやっぱりIE100Proのほうが強いですが、中音の粒立ちではBC04のほうが目立っていて聴きやすく感じました。
4,000円以下で10,000円するモニターイヤホンと互角ってすごいことですよ。やばい。KZのZSTXの倍払ったとしてもこっちのほうが圧倒的にいい。
装着感はとても良好
装着感はかなり好印象でしたね。独自の特許取得イヤーフックがいい仕事をしています。
BC02よりも滑らかに低刺激的に耳介にフィットして、しっかりホールドしてくれて、いいかんじ。
ということで、今回はCCZのBC04について実機レビューしてきました。
CNTDとBAを搭載して3,800円。圧倒的コスパのよさを目の当たりにしたかんじです。
唯一ケーブルが気に入りませんでしたが、この辺はリケーブルで対応するとして、ここまで満足度が高いとやっぱり有線イヤホンは高ければいいというわけではないということを認めざるを得ません。