CCZ「BC02」レビュー。2,000円台の枠を超えたサウンド!CNT振動板搭載イヤモニ

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完全ワイヤレスイヤホンが成熟しつつある昨今、有線イヤホンはまだまだ進化しつづけていますね。

CCZから新登場したイヤモニ「BC02」は2,000円台でありながらもはや5,000円台の(有線)イヤホンに匹敵するサウンドを実現してきました。

カーボンナノチューブ(CNT)振動板を採用したシングルダイナミックドライバー構成で、迫力のある低音としっかりと主張のある中高音域と、目を張る分離感。

さあ、はじめようか。

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CCZ BC02
低音
 (4.5)
中音
 (3.5)
高音
 (3.5)
臨場感
 (4)
解像度
 (3.5)
デザイン性
 (4)
総合評価
 (4.5)
この記事の著者

ジャパニーズガジェットブロガー

おきな

プロフィール

ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

この記事では、Easy earphonesから無償提供してもらったCCZのイヤモニ「BC02」について正直実機レビューしていきます。

※有線イヤホンを使ってみたいなと興味があるひとは、まずは「有線イヤホン素人の僕が15本以上触れてみて分かった【初めての1本】におすすめな5選」を参考にしてみてください。

CCZ「BC02」の概要

CCZ「BC02」レビュー。2,000円台の枠を超えたサウンド!CNT振動板搭載イヤモニ

CCZのイヤホンはこのブログでは初。CCZというと、2013年設立の中国のイヤホンブランドで、KZの姉妹ブランド。

なので、今回レビューするBC02は以前レビューしたKZの大人気機種「ZSTX」とかと姉妹機ということになりますね。

そんなCCZ「BC02」の特徴は下記、

  1. カーボンナノチューブダイナミックドライバー1基によるシングルDD構成
  2. 軽量シェル設計
  3. リケーブル可能な0.78mm2pinケーブル
CCZ「BC02」レビュー。2,000円台の枠を超えたサウンド!CNT振動板搭載イヤモニ

Amazonでは、マイクありなしの2種類を展開していて価格はいずれも2,399円となっています。

また、インピーダンスは32Ωで感度も110dBと比較的鳴らしやすいスペックなのでDACを必要とせずスマホ直挿しでも運転できるのも魅力のひとつです。(あったほうがキレイに聴けるけどね)

スペック

BC02のスペック

周波数応答:20Hz-20KHz

インピーダンス:32Ω

感度:110dB±3dB

ケーブル:無酸素銅0.78mm2pin 3.5mmL字プラグ

外観

BC02は、金属ベースのフェイスプレートと樹脂製のハウジング部で組み合わされた軽量仕様。

フェイスプレートはモノトーンでシンプルながらもかっこよさげなデザインとなっています。

ハウジング部は耳にフィットするよう凹凸があります。

重さは約5.2g
CCZ「BC02」レビュー。2,000円台の枠を超えたサウンド!CNT振動板搭載イヤモニ

ケーブルは無酸素銅製の0.78mm2pin仕様。細くてチラチラしていて絡みやすいのがちょっと気になります。臭いはどはなかったです。

CCZ「BC02」を実際に使ってみての感想をレビュー

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翁(おきな)
翁(おきな)

実際にCCZ BC02を使ってみての感想を正直レビューしていくでぃ!

視聴環境

プレーヤー:Pixel8Pro(DAC経由)

DAC:iBasso DC03Pro

ストリーミング:Amazon Music Unlimited

軽快で違和感のない装着感

実際にBC02を装着したようすがコチラ。

CCZ「BC02」レビュー。2,000円台の枠を超えたサウンド!CNT振動板搭載イヤモニ
CCZ「BC02」レビュー。2,000円台の枠を超えたサウンド!CNT振動板搭載イヤモニ

この価格帯でこのフィット感ならすごく評価すべき。

本体も軽いしケーブルをかけている耳も圧迫感なく長時間つけていられます。

価格破壊的なバランスのとれた迫力サウンド

BC02はV字のドンシャリ傾向に調整されたイヤホンですね。全体的に迫力満点ながらも分離感が優れているので分析寄りな印象です。ハッキリ言って2,000円台のクオリティではないです。

音の傾向
音場狭い
音場広い
ハード
ソフト
迫力
繊細
楽器音
ボーカル
低音寄り
高音寄り

低音は輪郭太めで全体を覆いつつ、ボーカルや中音域もしっかりと主張があり高音も刺さるかんじもなくバランスがとれています。って、7~8,000円のイヤホンと聴き比べても引けをとらんやんコレ。

CCZ「BC02」レビュー。2,000円台の枠を超えたサウンド!CNT振動板搭載イヤモニ

分離具合は、嵐の『A・RA・SHI』とか聴くと分かりやすかったです。ガチャガチャ感もなくしっかりコーラスと各楽器の音が分離されていて、2,000円台でこんなA・RA・SHI聴けるとは驚き。

高音をつよみとする女性ボーカルとはあんまり相性がよくなさそうで、YOASOBIやヨルシカよりはスキマスイッチやあいみょんのほうがずっとしっとり美しく聴けました。

あと、弱点的なことをあげるならハードロック系の楽曲になると音の厚みというかレイヤー感の表現はあまり上手ではなくややもっさりしたかんじになりますね。

CNT振動板は応答速度の速さが強みなので、そう考えると強みをあまり活かせてない気はするんですが、ただ、ギターの音は主張をしっかりできているので斉藤和義とか優里とかはえげつなくノれますよ。

僕の触れてきた2,000円台のIEMというと、低音全振りで高音ただただシャリシャリしてるってやつが多かった印象ですが、BC02は中音や高音もおざなりにせず分離感も優れていて頭ひとつ抜け出てきてますね。間違いなく2,000円台でこのサウンドが手に入るなら誰しも御の字必至

おすすめのイヤーピースは

付属のイヤーピースよりもSpinFitのCP100+か、AZLA SednaEarfit MAXがおすすめです。迫力と解像感が化けます。

CCZ「BC02」レビュー。2,000円台の枠を超えたサウンド!CNT振動板搭載イヤモニ

特に低音の迫力はイヤーピースのフィット感で180°といっていいほど変わるので、自分に最適なイヤーピースに変更するのをおすすめします。

ただ、BC02ノズルがすこし太めなので脱着が割と手間取る…。

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CCZ「BC02」レビューまとめ

CCZ「BC02」レビュー。2,000円台の枠を超えたサウンド!CNT振動板搭載イヤモニ
メリット
  1. 迫力のある太めの低音
  2. 主張のあるしっとりしたボーカルと中音
  3. 刺さり感の抑えられた高音
  4. 価格からみたらバツグンに快適な装着感
デメリット
  1. 高音を強みとする女性ボーカルとはやや相性が悪い
  2. 音のレイヤー感の表現は苦手ぎみ

ということで、今回はCCZのイヤモニ「BC02」について実機レビューしてきました。

太い低音を主軸とする迫力のあるサウンドを特長としつつ、中音やボーカルもしっかり前にだしていて力押しじゃない繊細さも持ち合わせたバランスのとれたイヤホンでした。

解像感とかレイヤー感の表現とか足りない点はたしかにあったけど、それは10,000円台とかのイヤモニに慣れた僕の耳からしての感想なので、2,000円台でこの完成度はふつうにやばい。

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