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Ankerから販売されている電源タップ「Anker PowerPort Strip PD 3」を知って便利だなと思い購入してみた。
通常電源タップ付き延長コードというと、コンセントジャックがズラズラとあるものを想像するけど、AnkerのPowerPort Strip PD 3はそれにプラスUSB-CポートとさらにUSB-Aポートが用意されている。
つまり、充電器いらずな電源タップだということ。
加えてAnkerの製品ならブランドとして信頼度が高いし、これまでこのブログでも完全ワイヤレスイヤホンをいくつかレビューしてきた実績からなる安心感があったので失敗はないかなと。
この記事では、そんなAnkerの電源タップ「PowerPort Strip PD 3」を実際に触ってみて感じたいいところと残念なところをレビューしていく。
購入を考えている人は参考にしてみてほしい。
ジャパニーズガジェットブロガー
翁
おきな
ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
Anker PowerPort Strip PD 3
これが実際のAnker PowerPort Strip PD 3。Anker(アンカー社)が販売する電源タップ付き延長コード。
値段はAmazonで3,580円。(セール対象時は20%ほど値下げする)
サイズ:約230 x 55 x 30mm
重さ:424g
USB-C 出力:5V=3A / 9V=3A / 15V=2A / 20V=1.5A
USB-A 出力:5V=2.4A (各ポート最大2.4A)
USBポート 合計最大出力:30W
最大1000W、125Vまでの出力に対応。
類似する低価格帯のUSBポート付き電源タップだと、コンセント出力は大きいもののUSBポート自体の出力は大きくても2.4A程度のものが多い。
そういった中でPowerPort Strip PD 3は3Aの出力を可能としている。つまり、スマホも充電器なしで急速充電ができる。そこが利点。
表面はマットな白でサラリとした手触り。
裏面にはフック穴が用意されている。壁掛けすることもできる。
電源スイッチが用意されているから長期のお出かけ時にはスイッチひとつで通電を止めることができる。(USBポートへの給電も)
ケーブルは1.8mの1サイズで太さは6mm強と割と太め。
Anker PowerPort Strip PD 3のいいところ
まずはAnker PowerPort Strip PD 3を実際に買ってよかったと思えるところを解説レビューしていく。
ちなみに、メリットに関してはたぶん製品PRに相違はない。
Amazonのレビューをみると「充電できない」みたいなネガティブな口コミが多数あったけど、実際にはそういったことはまったくなかったから製品自体の当たりハズレの話かもしれない。
USB-CとUSB-Aポートのコンボが便利
Anker PowerPort Strip PD 3にはUSB-Cポートが1口、USB-Aポートが2口用意されている。
- USB-C:Androidスマホや最近のノートPCにも採用されている上下不問な端子。最近はiPhoneの充電ケーブルもUSB-C to Lightningになってきていることから、現在主流となってきている。
- USB-A:完全ワイヤレスイヤホンやガジェット類の充電ケーブルに多く採用されている見た目長方形の端子。
コンセントジャック以外にUSBポートがコンボであるのがこの製品の最大の特徴であり利点。
USB-Cポートは最大30WのPD充電に対応しているから、タブレットだろうがiPhoneだろうがAndroidスマホだろうが急速充電ができる。
スマートフォン
– iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max / 11 / 11 Pro / 11 Pro Max / SE(第2世代) / XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus 他
– Galaxy S20 / S20+ / S20 Ultra / S10 / S10e / S9+ / S9 / S8 / S8+ / Note 8 / Note 7 他
– Pixel 5 / 4 / 4a (5G) / 4 XL / 3 / 3 XL 他
– Nexus 5X / 6P
– LG G6 / G7 他
タブレット端末
– iPad (第8世代) / iPad Air (第4世代) / iPad Pro (第4世代) / iPad mini (第5世代) 他
ノートPC
– MacBook Air 13インチ / MacBook 12インチ / MacBook Pro 13インチ / MacBook Pro 16インチ
– HP EliteBook X360 / Spectre x2 12インチ / Spectre x360 2019 / Spectre Folio
– Lenovo ThinkPad X1 / X390 / E490 他
一方でUSB-AポートはPowerIQ対応。最大12Wの出力が可能となっている。
USB-Aをつかった完全ワイヤレスイヤホンやちょっと前のiPhone用Lightningケーブルでも使うことができる。
計3口のUSBポートが用意されているので、それだけで充電器なしでも3つのデバイスを同時に充電することができる。
ホコリ防止シャッター内蔵は安心感プラス
Anker PowerPort Strip PD 3はホコリ防止シャッターを内蔵している。
プラグを挿していない時にもホコリが侵入しないから火事のリスクも減るということで我が家でも高評価だった。小さいこどもがいる家庭では必須のオプションだと言える。
コンセントジャック同士の間隔が絶妙な広さ
本体23cmのなかにコンセントジャックは3口とちょっと少なめだけど、その分ジャック同士の間隔が約26cmと広めなのでプラグ同士が干渉しずらい。
絶妙な配慮。
事実、充電器を挿し込んでみるとよくわかる。
写真で挿している充電器は小型だけど、それでも隣との間隔がかなり余っている。
USB-Aポートにもまったく干渉しない。
充電器でもここまで間隔があいているから、通常のコンセントプラグならもう全然問題なく挿しこむことができる。
コレひとつで一度に大量のデバイスを充電できる。
Anker PowerPort Strip PD 3の残念なところ
ここからはAnker PowerPort Strip PD 3を実際に使ってみて感じた残念なところ。
USB-CとUSB-Aの数は逆のほうが将来性がある
USB-Aポートが2口よりもUSB-Cポートが2口あったほうがよかった。
いまやAndroidスマホはUSB-C to USB-Cだし、iPhoneでもUSB-C to Lightning。
USB-Aポートを利用した製品は今後減少するだろうから、そう考えるとUSB-Cポートが多いほうが永く使うことができると思う。
壁掛けコンセントに直挿しは不向き。でも対策案があった
これは、ほかのレビュー記事でも取り上げられていた点だけど事実Anker PowerPort Strip PD 3は壁のコンセントへの直挿しは不向きだった。
プラグがあまいというよりは根本部分が重たすぎるというのが原因みたい。
こうなると小さいこどもがいる家庭には危険でおすすめできない。
でも、対策として別売りの直角アダプタを手配するといいと思う。
Panasonicのローリングタップは、200円前後で向きを自在に変更できるから僕はコレを別途購入してみる。
2021年4月29日追記:実際に購入してみた。期待通りAnker PowerPort Strip PD 3との相性がバツグンにいい。
頭でっかちのAnker PowerPort Strip PD 3でもしっかりと壁面コンセントに挿すことができた。
カラーバリエーションが白のみ
本機はカラーバリエーションが白オンリーなのが残念なところ。
キズや汚れが目立ちにくい黒を出してほしい。
僕のデスクは黒基調だから白は目立つし、マットな素材だと車といっしょで擦り傷に極端に弱くなってしまうから…
ほらー!!!!!!(ヘッドホンが上から重なってて黒い擦り傷に)
Anker「PowerPort Strip PD 3」レビューまとめ
この記事では、Anker PowerPort Strip PD 3の感想レビューをしてきた。
結局のところPD充電ができるUSB-Cポートを搭載した電源タップはひとつあると便利には違いない。
充電器を買い集めなくても3,000円のPowerPort Strip PD 3ひとつ買えば済むのでコスト的にもいい。
- 30WのUSB-Cが便利があるから充電器を買う必要がない
- 12W対応のUSB-Aが2口あるからちょっと古いデバイスも大丈夫
- ホコリ防止シャッターがあるから火事になりづらい
- 挿し込み口の間隔が絶妙な広さでアダプター同士がスッキリ
- 壁挿しには工夫がいる
- カラーバリエーションが白のみ
- マットな素材がキズになりやすい
- USB-AとUSB-Cの数が逆のほうが将来性がある
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