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今年の夏から日本参入となったBaseusから9月の4日に5,000円台でアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「SiMU S1 Pro」が発売となった。
5,000円台でANC搭載機というと、「SOUNDPEATS T2 をレビュー。5,000円台で優れたANC。唸る低音に心躍る」を先日レビューした。
最近は低価格でもANCを搭載した無線イヤホンが各メーカーから多数発売されている状況だ。
ただ、今回レビューする「SiMU S1 Pro」は一味違う。
ANCと外音取り込み機能に加えてQiワイヤレス充電にも対応しているんだ。どうだろう、コスパ良くない?
ということでこの記事では、BaseusのSiMU S1 Proの実際の使い心地を体験レビューしていく。
翁
当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)です。@guidbowsよろしくね。
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Beseusのノイキャン搭載完全ワイヤレスイヤホン「SiMU S1 Pro」
「SiMU S1 Pro」は、中国を拠点に世界的にコスパに優れたガジェットを販売するBaseusから9月4日に新発売となったカナル型の完全にワイヤレスな無線イヤホン(TWS)だ。
コンパクトながら周囲のノイズを低減するアクティブノイズキャンセリング(ANC)と、逆に周囲の音を聴きとりやすくする外音取り込み機能を搭載している。
イヤホン本体はIPX5等級(噴流に耐性のあるレベル)の防水設計となっていて、ケースは急速充電に加えてQiワイヤレス充電にも対応している。
通常、ここまでのスペックを備えた完全ワイヤレスイヤホンは1万円前後のモノが多いなか、SiMU S1 Proの販売価格は、5,999円。
以前BOWSでもレビューした充電器「BaseusのGaN2急速充電器 CCGAN100 レビュー。“世界初”QC5搭載器」と同じく、コストパフォーマンスに優れたガジェットとなっている。
- SiMU S1 Pro
- イヤーチップS/M/L各1セット
- USB-A to USB-C充電ケーブル
- 日本語取扱説明書
- クイック操作ガイド
スペックと価格
- Bluetooth規格:Bluetooth5.2
- 搭載ドライバー:10mmダイナミックドライバー
- 対応コーデック:SBC,AAC
- 重量:3.6g(イヤホン)・
- 操作方式:タッチセンサー式
- ANC性能:-35dB
- 防水規格:IPX5
- 連続再生時間:4.5時間(ANC常時オン時)・24時間(ケース併用)
実際に使用してみての感想レビュー
それでは実際にSiMU S1 Proを使ってみて感じたことをレビューしていく。
- Qi充電の際の置き方にクセがある
- イヤホン側で音量調節ができない
- 便利なQiワイヤレス充電に対応したケース
- -35dBのノイズキャンセリング機能搭載
- 優れた外音取り込み機能搭載
- 小型で軽量かつ防水設計なイヤホン本体
- 強めのドンシャリサウンド
Qiワイヤレス充電に対応したケースと小型のイヤホン
まずはSiMU S1 Proのケースとイヤホンの外観と仕様について見ていこう。
SiMU S1 Proのケースは、高さ4.5cm×幅6cm×奥行2.3cmと比較的小型。Qiワイヤレス充電に対応しているのが最大の特徴だ。
帰宅後に置いておくだけで電池が回復していくのは慣れるとめちゃめちゃ便利だから、それを5,000円台で手に入れられるという嬉しさが大きい。
充電端子はUSB-Cを採用。上下不問で挿しやすい端子だ。USB-Cでは10分間で90分ぶん充電される急速充電が可能となっている。
また、イヤホン本体は、IPX5等級の防水設計で、スポーツ時の汗や突然の大雨でもふつうに使うことができる。
サイズは、高さ3.2cm×幅2.0cm×奥行2.0cm。なんといっても片方(イヤーピース込み)でたった4.1gしかないから装着感が軽くていい。
4g前半の完全ワイヤレスイヤホンだと、小型のカナル型イヤホンのイメージだったから、うどん型で4g前半を実現できたのはすごいことだと思う。
イヤホン本体に「Baseus」のロゴは印字されていない。無地だ。ブランド名が前面に出ていないのはツウな感じがあって個人的には好き。
イヤーピースから本体までは比較的距離が短めなので耳の奥の方まで本体を挿入するタイプのカナル型イヤホンに属する。形状としてはAnkerのSoundcore Liberty Air 2 Proと似ているかな。
Bluetooth5.2での安定した接続。ケースを開ければオートペアリング
SiMU S1 ProはBluetooth5.2でスマホと通信を行う。低消費電力・高品質化が増した現状最新のBluetoothバージョンだ。必要十分なバッテリーはここからきているんだろう。
対応コーデックはSBCとAACに対応しているためAndroidスマホからiPhoneまで相違なく利用することができる。
ペアリングは初回デバイスのみ処理が必要で、以下の流れで行う。(30秒程度)
- SiMU S1 Proのケースを開ける
- スマホのBluetoothをオンにする
- 接続可能なデバイス一覧から[Baseus SIMU S1 Pro]を選択する
- 接続完了
一度接続処理をしたデバイスとは“オートペアリング”も適用されるので、次回以降はケースを開けただけで自動的に接続される。
翁
オートペアリングは、すごい便利なんだよね。ケースからイヤホン取り出さなくても接続できるっていうのは無駄な時間を省けていい!
実際に通勤時に屋外でPixel4aと接続して検証してみたけど、接続は安定的で電車などの人ごみの中でも目立った音飛びなどは感じられなかった。
また、本機は左右同時接続技術(MCSync)を採用しているので、接続が途切れづらく片耳ー両耳モードの切替がスムーズに行えるのもポイントが高い。
これは、過去レビューしたなかでは「SoundLiberty 94レビュー。1万円以下最強クラスのノイキャン」と同じ機能だ。
左右同時接続非対応の完全ワイヤレスイヤホンでは、両耳モードで使用中に片耳をケースに収納すると再生中の楽曲が停止したり途切れたりなどの症状が発生するけど、SiMU S1 Proはほぼまったく音楽を止めることなく片耳モードへ移行してくれる。
10mm口径ドライバーのHi-Fi音質
もともとコスパのいいBaseusの製品だけど、完全ワイヤレスイヤホンもなかなかどうして5,000円台という安さからくる予想をいい意味で裏切るよくできて音質となっていた。
全体の印象はフラットではあるけど、低音・中音・高音それぞれがバランスよく主張出来ていて電子音系に強いチューニング具合。
属性でいうと完全にドンシャリに部類する音質だ。
低音は少しこもり気味で全体を支えていて迫力は十分。高音はキレとハリがあり音割れやクセはない。中音は控えめ。
とはいえ埋もれているわけではないから文句なし。
生演奏やLive音源よりEDMや最近のポップスなどが相性がよさそうだ。
音量も申し分ない。ANCもあるし屋外でも50%以下で割とと音楽に集中できる大きさだ。
使い勝手のいいアクティブノイズキャンセリングと外音取り込み機能
アクティブノイズキャンセリングと外音取り込み機能を備え持つSiMU S1 Pro。
ハイエンドクラスのソレとはいかないけど、日常の質をワンランク上げるには最適な使い勝手のいい機能を5,000円台で搭載している。
これも実際に屋外で利用してみた。※音量は50%ほどで再生。
まずANCは、車の走行音や重機の稼働音など重低音を中心に40%ぐらい(体感)低減してくれる。雨天のなかでの傘への雨音は「ボトボト➡ポツポツ」とかなり軽いものになった。
電車のアナウンスは音楽を再生していなければ聞き取れたけど、再生中はほとんど聞こえない。
公式には最大-35dBのノイズを低減とうたっているけど、感覚的にはこれまでの同価格帯ANC機よりノイキャンが利いている気がした。
これについては、性能だけでなくフィット感からくる密閉感が良いからかもしれない。
つぎに外音取り込み機能だけど、周囲の音を耳で感じる以上に拾っていてよく聴こえるものとなっていた。僕はふだん外音取り込みはあまり多用しないけど、あるとやっぱり便利。
左イヤホンを都度長押し
ANC➡外音取込➡オフ➡ANC…ループ
ANCと外音取り込み機能の切替方法も単純明快でいい。
おすすめのイヤーピースはSpinFit「CP1025」
カナル型イヤホンはイヤーピース次第でガラッと音質が変わるのは以前から言っているんだけど、SiMU S1 Proも例外ではなく、今回もレビューに際して付属のイヤピからSpinFitのCP1025に交換するとまったく違う音質へと変貌した。
一番変わるのは低音の迫力。響き具合が全く違う。
ドンシャリ好きにはたまらない大迫力へと生まれ変わる。朝の寝ぼけた脳に大迫力の重低音は目覚めに最適。もちろん中音域の聞こえも良くなるので体感の解像度も増す。
また、遮蔽性も向上するからアクティブノイズキャンセリング性能のアップにもつながる。雑音が低減される=音質アップだ。
少しでも音質を良くしたいならやらない手はない。
以下では詳しいレビューをしているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
弱点が見当たらない。コスパの肩書はBaseusにも適応される
ということでこの記事では、Baseus日本参入第2弾として発売された完全ワイヤレスイヤホン「SiMU S1 Pro」について実機レビューしてきた。
ANC、外音取り込み機能、Qiワイヤレス充電とUSB-C充電、Bluetooth5.2対応などスペックは最新ながらも5,000円台という安さでおさえたコスパに優れたイヤホンとなっていた。
弱点という弱点が見当たらない。
デザインもクセがないし、コスパを求めるツウな人にこそ使ってみてほしい完全ワイヤレスイヤホンだ。
- Qi充電の際の置き方にクセがある
- イヤホン側で音量調節ができない
- 便利なQiワイヤレス充電に対応したケース
- -35dBのノイズキャンセリング機能搭載
- 優れた外音取り込み機能搭載
- 小型で軽量かつ防水設計なイヤホン本体
- 強めのドンシャリサウンド
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