SOUNDPEATS「T2」をレビュー。5,000円台で優れたANC。唸る低音に心躍る

4 min

2021年4月にSOUNDPEATS(サウンドピーツ)から新発売となった「T2」をSOUNDPEATS様よりご提供いただいた。

SOUNDPEATSパッケージ

「T2」は、ANC(アクティブノイズキャンセリング)と外音取り込み機能を搭載した同社初となるANC搭載完全ワイヤレスイヤホンだ。

値段はAmazonで5,580円(2021/6/14現在)とANC搭載完全ワイヤレスイヤホンのなかではとりわけ安い価格帯となっている。

しかも、その実力は5,000円台という価格からは想像できないほどに高いものだった。

ということで、この記事ではSOUNDPEATS初となるANC搭載完全ワイヤレスイヤホン「T2」について正直にレビューしていく。

手頃な価格できちんとしたノイキャンを求めている人は参考にしてほしい。

残念なところ
  • Qiワイヤレス充電非対応
  • 装着感はイマイチ
  • 専用アプリなし
いいところ
  • 優秀なアクティブノイズキャンセリング性能
  • しっかりと会話が聞き取れる外音取り込み性能
  • コンパクトで携帯便利なケース
  • 響く低音。繊細な高音質
  • 5,000円台という手に取りやすい価格

操作はタッチセンサー。装着感は可もなく不可もなく

まず、T2は操作にタッチセンサー式を採用している。

SOUNPEATSロゴの部分を軽くタッチするだけで再生/停止や音量コントロールができる。

操作方法一覧

再生/停止:ⓁⓇいずれかのイヤホンをダブルタップ
音量+:Ⓡイヤホンを1回タップ
音量-:Ⓛイヤホンを1回タップ
次曲:Ⓡイヤホンを1.5秒長押し
前曲:操作不可

受話/終了:ⓁⓇいずれかのイヤホンをダブルタップ
拒否:ⓁⓇいずれかのイヤホンを1.5秒長押し
通話切替:ⓁⓇいずれかのイヤホンを2秒長押し

ペアリングモード:ⓁⓇいずれかのイヤホンを6秒長押し
音声アシスタント:ⓁⓇいずれかのイヤホンを3回タップ

ANC/外音取り込み切替:Ⓛイヤホンを2秒長押し

一方で装着感は特にいい!というわけではないものだった。

というのも、T2はそこまでエルゴノミクス形状なイヤホンとなっていない。さらに本体もスクエア型で厚みがあるので本体重量が少し重たい。

フラットな厚みのある形状
イヤホン単体は片方で5.7gと標準

ただし、ステム部が本体に対して短いので耳の奥までは挿入できる。より音を近くで聴きとることができる。

なので、装着感は総合すると可もなく不可もなくといった印象だ。

5,000円とは思えない優秀なアクティブノイズキャンセリング性能

5,000円という低価格でANCを搭載したT2。

Ⓛイヤホンを長押しすることでオンオフを切り替えられるのだけど、その性能は5,000円とは思えない優秀なものだった。確かなノイキャンとなっている。

小型のカナル型でありながら最大-35dBのノイズを低減する性能を備えている。

扇風機や換気扇の回転音や、エアコンや食洗機の動作音。車や電車の走行音など重低音系のノイズをたしかにしっかりと低減している。

10,000円を超えるANC機を体験してきた僕からするとT2のANCは少々ホワイトノイズが気にはなるけど、5,000円台という前提で考慮すると非常に優秀だ。

オンオフ時の音質にも変化は聞き取れなかったし、テスト期間中に図書館や電車内で詰め込みでちょっと集中したいという時に有効だと言えるくらいにノイズカットは利いていた。

外音取り込み機能も申し分ない性能

T2は外音取り込み機能も搭載している。イヤホンを装着していながら周囲の人の声などを聴きとりやすくする補助機能だ。

個人的に驚いたのはこっちの性能が良かったこと。

本体に搭載された集音マイクでしっかりと音声や周囲の音を回収出来ていて、聞こえがよかった。

音楽の音量さえほどほどに下げていれば外出先での事故などは減らすことができると思った。

ANC同様Ⓛイヤホンを長押しすることでオンオフが切り替えられる。

唸る低音。それでいて繊細でクリアーな音質

唸る低音。それでいて繊細でクリアーな音質

驚くのは、ANCや外音取り込み機能の性能の高さだけじゃない。

T2は、音楽再生においても繊細でクリアーな音質となっていた。5,000円台とは到底思えない。

特に、唸るような低音の迫力が目立った。

脊髄を揺さぶるレベルでベースドラムがズンズンガシガシと響く。強めの低音好きにはクセになるドンシャリ具合だ。

とはいえ、力押しという嫌な感じもなく中~高音域にも繊細さがありクリアーな印象。メロウなR&Bから激しいロック、ヒップホップもバランスよく高音質だ。

この低音からなる高音質は、大口径12mmのダイナミックドライバーの恩恵だろう。中音域と高音域も負けずに力強く前に出てきていて全体的な聞き心地がいい。

ちなみに、イヤーピースは僕がいつも気に入っているSpinFit製のもの(CP360)を装着すると低音の迫力が半減したので良さを殺してしまっていた

T2はステムが短めなので、より耳の奥に挿し込めるように縦に短めのイヤーピースなどを装着するのがいいのかもしれない。

ケースは想像以上にコンパクト。持ち運びに便利

ケースは想像以上にコンパクト。持ち運びに便利

T2のケースはこれまでのANC完全ワイヤレスイヤホンのなかでもコンパクトな部類に入る。

僕はてっきりもうひとまわり大きいかと想像していたけど、想像以上にコンパクトだった。

フリスクほどの小ささ

薄さも申し分ない。

全体的に曲線を帯びた河原の小石のようなコロッとしたシルエットで、ポケットでもかさばらないし太ももに入れてても角が当たって痛いなんてことはない。

ケースの重量はイヤホン込みで47g

“左右同時伝送”は今後必須になってほしい。そのくらい接続・切替がスムーズ

MCSync“左右同時伝送技術”を採用しているT2は、左右のイヤホンの接続と切り替えがスムーズなTWS。

左右のイヤホンがそれぞれデバイスと接続されるので、片耳モード−両耳モードの切り替えがタイムラグ無しで行えるものとなっている。

左右同時伝送というと、過去にこのブログでもTaoTronicsのアクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン「SoundLiberty 94」に搭載されていた機能。

それを5,000円台の製品に搭載しているということがスゴい。

これぞコスパのSOUNDPEATS

これぞコスパのSOUNDPEATS

この記事では、SOUNDPEATS初となるANC搭載完全ワイヤレスイヤホン「T2」についてレビューしてきた。

しっかりとしたアクティブノイズキャンセリング性能と聞き取りやすい外音取込機能。コンパクトなケース。それでいて5,000円台ならコスパがいい

初めてのANC搭載機にぴったりな完全ワイヤレスイヤホンとなっていた。

さいごに、もう一度本機の残念なところといいところを再掲してこの記事を終う。

残念なところ
  • Qiワイヤレス充電非対応
  • 装着感はイマイチ
  • 専用アプリなし
いいところ
  • 優秀なアクティブノイズキャンセリング性能
  • しっかりと会話が聞き取れる外音取り込み性能
  • コンパクトで携帯便利なケース
  • 響く低音。繊細な高音質
  • 5,000円台という手に取りやすい価格

4点

評価 :4/5。
仕様スペック
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SoundPEATS(サウンドピーツ)

Bluetooth規格 :Bluetooth5.1
プロファイル :AVRCP A2DP HFP
チップセット :Airoha社AB1562A
対応コーデック :SBC,AAC
防水規格:IPX5
連続再生時間:(イヤホン単体)約10時間/(ケース併用)約30時間
充電ケース充電時間:約2時間
充電端子:USB-C
取扱説明書:ダウンロード

参考;SOUNPEATS公式サイト

▶その他BOWSレビュー済みSOUNPEATSのおすすめ完全ワイヤレスイヤホン一覧

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