CIOのSMARTCOBY Pro 30Wをレビュー。世界最小級、最強のモバイルバッテリー

CIOのSMARTCOBY Proをレビュー。小さくて便利なだけでなくパワフル、コレ最強。

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小さくて持ち運び便利な、なおかつそれなりの容量を持つモバイルバッテリーが欲しかった。

とはいえ、ヘタな中国製無名ブランドのモバイルバッテリーはちょっと怖いし、ちょうどいいものが無いかと探していたところ、CIOからベストなスペックのモバイルバッテリーを提供していただいた。

2021年6月1日に発売した「SMARTCOBY Pro 30W」だ。

CIO SMARTCOBY Pro

若干3,980円のこのモバイルバッテリーは、世界最小級の小ささ(クレジットカード並み)でありながら、バッテリー残量をデジタル数値で表示してくれる。

もちろん、PD/QC規格にも対応しているのでiPhoneもAndroid端末もしっかり急速充電ができる。さらには、最大30Wの出力を誇るので、MacBook Airも充電できてしまう。

まさに“最強のモバイルバッテリー”の爆誕だ。

SMARTCOBY Proは、バッテリー残量が数値でディスプレイに表示される

ということで、この記事ではコスパ最強のモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro 30W」をレビューしていく。

小型モバイルバッテリーを探している人はぜひ参考にしてみてほしい。

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この記事の著者

ネオジャパンデスクセットアッパー

翁(おきな)

オッキーナ

プロフィール

ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

クラウドファンディング“Makuake”で約2,190万円の支援を獲得した実力器

SMARTCOBY Proは、人気クラウドファンディングサービス“Makuake(マクアケ)”で述べ5,000人、金額にして約2,190万円の支援を獲得した“たしかな実力”のあるモバイルバッテリーとなっている。

それだけの支持を得た理由は、やはり最大30Wでスマホ以外のデバイス(MacBook Air・iPad・ニンテンドーSwichなど)をも急速充電ができ、それでいて世界最小級のサイズという見た目だけじゃない実用性があるからだと思う。

このあとのレビューにも詳しく記しているけど、このモバイルバッテリーに欠点がない。そこが最大の魅力となっている。

ガジェッター(ガジェット好きな人)に限らず、一般家庭にはひとつは置いておくと便利な製品となっている。

CIO SMARTCOBY Proのスペック

製品名:SMARTCOBYPRO-30W
入力:USB-C(入力):5V=3A / 9V=2.22A / 12V=1.5A(PD3.0)
出力:USB-C(出力):5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A(PD3.0) / 3.3-6V=3A / 3.3-11V=2.7A(PPS/QC4+)
USB-A(出力):4.5-5V=5A / 9V=3A / 12V=2.5A(QC3.0/SCP/S-VOOC)
パススルー充電:対応
バッテリー容量:10,000mAh
サイクル回数:約500回
保護機能:過充電保護 / 短絡防止 / 温度保護 / 過電圧保護 / 過放電保護 / 過電流保護
バッテリー材質:リチウムイオン
製品サイズ:約77 x 56 x 26mm
重量:約183g
カラー:ブラック
付属品:本体 / 取扱説明書(日本語) / 充電ケーブル(Type-c to Type-c)PD対応 約0.5m

パッケージと付属品

実際に使ってみた感想をレビュー
付属品は本体・説明書・充電ケーブルの3つ

これが実際のSMARTCOBY Pro。

わかってはいたけど、想像以上に小さい。

付属品はSMARTCOBY Pro本体とUSB-C to USB-Cの充電ケーブルと取扱説明書のみ。

付属のPDQC対応USB-C to USB-Cケーブル

ACアダプター(コンセントに挿す部分)は付属していないから、スマホのを使いまわすか別途購入するか。

個人的にはどうせなら高出力充電器を手配したほういいと思う。モバイルバッテリーも充電ははやいほうがいいし、充電器は何個あっても困らないからだ。

個人的には、上の画像で使っている同じCIOの3ポート充電器が個人的にはおすすめ。

CIO SmartCoby Pro 30Wを実際に使った感想をレビュー

小さい。圧倒的に小さい本体サイズ

手のひらサイズのCIO SMARTCOBY Pro

この小ささ。

iPhone6sとCIO SMARTCOBY Proを比較してみるとその小ささがよく分かる
iPhone6sと比較してみるとその小ささがよく分かる

圧倒的に小さい。iPhone6sの約半分。

30W出力が可能でこの小ささは驚き。

サイズ:約横77 x 縦56 x 高さ26mm

バッテリー残量も目視できる

本体表面もサラリとしたマットブラックで高級感がある。

上質なかんじが持っていてちょっと気分も上がる。

重さは約178g

本体重量も約178gでPixe4aとほぼ同じ軽さ。

最大出力30Wはモバイルバッテリーとしては必要十分

本機は、コンパクトながら最大30Wの電力供給が可能なタイプ。これが最大のメリット

もちろん、18WのスマホなどもPD(PowerDelivery)急速充電ができる。

CIO SMARTCOBY ProでPixel4aに給電している様子
Pixel4aに給電している様子

USB-A端子もあるから、完全ワイヤレスイヤホンなどもなんなく充電できる。

ただ、言わずもがな30W対応のデバイスを持っていない人が本機を持っていても100%の能力を活かすことはできない。オーバースペックだ。

スマホを充電する程度用のモバイルバッテリーとなると、同じCIOで先日BOWSでもレビューしたCIO-MB20W-10000のほうが圧倒的に安く済む。

CIO-MB20W-10000とSMARTCOBY Pro
CIO-MB20W-10000とSMARTCOBY Pro

こちらはこちらでコンパクトで持ち運び便利なモバイルバッテリーだったので、チェックしてみてほしい。

バッテリー残量のデジタル数値化がなにかと嬉しい

「あとバッテリーどのくらい残っているんだろう?」という時に残量を数値で視認できるのは嬉しいポイント。

本体の充電タイミングがすぐにわかる。

ディスプレイ右上の緑の表示が急速充電の証
ディスプレイ右上の緑の表示が急速充電の証

また、この小さなディスプレイでは急速充電か否かの確認もすぐにできる。ディスプレイ内で緑のマークが表示されているときが急速充電時だ。

なにかと便利な“パススルー”対応

SMARTCOBY Proは、あると便利なパススルーに対応しているモバイルバッテリー。コレホントにあるとないとで勝手が違う便利機能。

たとえば、僕みたいにモバイルバッテリーを複数持っているという場合に、ひとつのコンセントで2つを同時に充電ができる。

具体的には、一番先に刺さっているデバイスを先に充電し、満タンになった時点でSMARTCOBY Pro自体の充電に移行する。

充電時間はその分かかるけど、朝起きたらどちらのデバイスも充電が完了しているということになる。

CIO「SmartCoby Pro 30W」レビューまとめ:欠点のないモバイルバッテリー

モバイルバッテリーでこれ以下のものは、もう要らない
メリット
  1. PD30W急速充電対応
  2. バッテリー残量を数値でパッと確認できる
  3. 手のひらサイズの世界最小級コンパクトさで持ち運びラクラク
  4. 必要十分なバッテリー容量10000mAh
  5. デバイスを充電しながら自らも充電できるパススルー対応
デメリット
  1. とくになし!

ということで、この記事ではCIOのモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro 30W」をレビューしてきた。

世界最小級コンパクトさ、必要十分な30W出力。サラリとした上質な質感とたしかな実用性は個人的には最強のモバイルバッテリーと言える。

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