【JPRiDE TWS-X レビュー】5,000円台とは思えない音質とaptXコーデック対応の優等生

【JPRiDE TWS-X レビュー】5,000円台とは思えないバランス重視の音質とaptXコーデックに防水設計と抜け目ない優等生完全ワイヤレスイヤホン

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低価格で高音質な完全ワイヤレスイヤホンがほしい。

そういった想いを叶える完全ワイヤレスイヤホン。

それが、JPRiDEの「TWS-X」です。

ミニマムなカナル型でありながら、バランスの取れた音質でノイズキャンセリング等はないものの優れたイヤホンとなっていました。

と、いうことでこの記事ではJPRiDEの完全ワイヤレスイヤホンTWS-Xをレビューしていきます。※追記 BOWSが選ぶ2020年、1万円以下でおすすめの完全ワイヤレスイヤホンベスト5にランクインしました。

JPRiDEの完全ワイヤレスイヤホン「TWS-X」製品情報

「TWS-X」は、株式会社エムピートレーディングが販売するオーディオブランドJPRiDE(ジェイピー・ライド)の完全ワイヤレスイヤホンです。

“ハイブランドの音質とクオリティ”

という理念を基盤に開発されたイヤホンで、同社の人気モデル「TWS-520」をベースによりコンパクトにかつバランス重視で改良されており、5,480円(Amazon・楽天ともに同価格)という低価格でありながら音質に重点を置いた製品として販売されています。

TWS-Xの特徴
  • 中高域の明瞭さ重視のチューニング
  • コンパクト設計で持ち歩くのに最適
  • IPX5防水規格で生活に困らない防水性
  • AAC,aptXコーデック対応だからiPhoneもAndroidスマホもOK

スペックをおさらいしておきましょう。

形状カナル型
操作形式タッチセンサー式
ドライバー5.8mmダイナミックドライバー
対応コーデックSBC,AAC,aptX
Bluetooth規格5.0/Class2
プロファイルHFP,HSP,A2DP,AVRCP
インピーダンス32Ω
周波数20Hz-20KHz
最大通信距離約10m
連続再生時間イヤホン単体:7.5~9時間
ケース込み:20時間
ケース満充電所要時間2時間
充電端子USB Type-C
片耳モード
ハンズフリー通話cVcノイズキャンセリング機能搭載
防水規格IPX5
マルチペアリング7台まで可
サイズ(イヤホン本体) H1.7xW1.7xD2.4cm
販売元株式会社エムピートレーディング

デバイス登録も7台まで登録可能なのでPC、スマホ、人のスマホ、自分のサブのスマホ、タブレットとかたくさん接続できて便利です。

インピーダンスは32Ωということで、イメージ的には音量が若干控えめそうですが、実際にはどうなのか気になるところ。

実際に使ってみての感想

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JPRiDE TWS-X

JPRiDEのパッケージ外箱

もうとにかく音質が想像以上。

5,000円台の完全ワイヤレスイヤホンの中で最高クラスに美しい音色なんじゃないかな。操作性もデザインもクセがなくて万人受けする扱いやすさです。

JPRiDE「TWS-X」レビュー

外観

外箱はAnkerのZOLO Libertyの時のような前開きタイプで高級感があり、ワクワクします。

TWS-Xの付属品一覧
JPRiDE TWS-Xの付属品一覧
  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • USB Type-C充電ケーブル
  • 専用イヤーピース(深/中・大 浅/小・中・大)
  • 取扱説明書

TWS-Xには、専用のシリコンイヤーピースが全部で5パターン同封されています。

浅いタイプが大中小3サイズ、深いタイプが大中の2サイズ。耳の大きさに合わせて変更ができるのでユーザーにやさしいですね。個人的には浅いタイプが好きなのでちょっとテンション上がりました。

ケースは、博多名物「博多の女」並みに小さくかわいらしいデザイン。サラッとしたマット塗装でとても小さくコンパクトです。

ケース底面にはブランドネームと技適認証が印字されています。

充電端子はUSB Type-CなのでAndroidスマホの人は充電ケーブルを使いまわせて便利です。ワイヤレス充電には対応していないのが残念。

小さいケースの中にこれまた小さいイヤホンがマグネットで吸い付いています。

フロント部分にはJPRiDEのロゴが印字されていて、この部分がタッチセンサーマルチボタンとなっています。

イヤホン充電部分にはフィルムが貼ってあるので、剥がしてからケースにもどして充電をします。

耳内部に入るステム部分は若干短めで、エルゴノミクス形状となっているので耳にフィットします。

イヤホンをケースに戻すとケースのLEDインジケーターが充電時のランプを灯します。

LEDインジケーターの点灯パターン

○●●→バッテリー残量33%以下
○○●→バッテリー残量33~67%
○○○→バッテリー残量67%以上
●●●→バッテリー残量100%
○●○(非充電時)→ⓁⓇイヤホン充電中

操作とペアリング

操作とペアリングについては値段相応。特に特出した機能もなく扱うことができました。

TWS-Xは、タッチセンサー式(MFB:マルチファンクションボタン)での操作方式を採用しています。

操作方法

再生・停止:ⓁⓇどちらか2回タップ
音量を上げる:Ⓡ3回タップ
音量を下げる:Ⓛ3回タップ
通話・終了:ⓁⓇどちらか1回タップ
着信拒否:ⓁⓇどちらか2秒間長押し
前曲:Ⓛ2秒間長押し
次曲:Ⓡ2秒間長押し
電源ON:イヤホンをケースから出す/電源がOFFの状態でMFBを2秒間長押し
電源OFF:イヤホンをケースになおす/電源ONの状態でMFBを6秒間長押し
音声アシスタント:Ⓛを2回タップ
ペアリングモード:ⓁⓇ電源OFFの状態でMFBを4秒間長押ししさらにMFBを4秒間長押し

また、TWS-Xは、スマホとBluetooth5.0でペアリング接続します。

iPhoneであればAACコーデック、AndroidスマホであればaptXコーデックで接続が可能。

ペアリング方法は以下です。

  1. STEP

    スマホのBluetoothをONにする

    まずはスマホのBluetooth設定画面でBluetoothをONにして、ペアリング可能な機種を検索します。

  2. STEP

    TWS-Xをケースから出す

    TWS-Xをケースから取り出すと自動的に電源がONになり、ペアリングモードに入ります。本体LEDが青と白の点滅をしているのがペアリングモードである証拠です。

  3. STEP

    [L-JPRiDE TWS-X]を選択

    ペアリングできる機器一覧のなかに[L-JPRiDE TWS-X]を見つけて選択をし、イヤホンから「コネクテッド」という言葉が聞こえればペアリングは成功です。([L-JPRiDE TWS-X]にはLと書いてありますがLを選択すると電源がONであればRとも接続されます

また、TWS-XのⓇのみで片耳ハンズフリー通話を行う場合には、Ⓡのみ単体をスマホと別途ペアリングする必要があります。

手順は先ほどと同様で、[R-JPRiDE TWS-X]を選択するだけです。

ちなみに、ⓁとⓇでそれぞれから音が出なくなってしまった場合は両機をペアリングモードにして近づけるお互いがペアリングされ両耳から音が出るようになります。

慣れるまでちょっと苦労しました。

音質チェック

TWS-Xの音質はとても5,000円台とは思えない深みのあるものでした。(Pixel4aとiPhone7でペアリングを実施しました)

ドンシャリ感はなくきちんと均衡がとれている感じで、音に伸びがあります。これが一番の特徴です。

立体的でボーカルと楽曲との間に空間を感じられるように思えます。パーカッション系にキレが若干足りないですが、ピアノやヴァイオリンなどの音は非常に伸びがあって美しい音色でした。

また、動画や映画鑑賞時は音声がかなりクリアかつ高音質で最高でした。BGMもキレイにきけて効果音なども迫力があったので個人的にはミュージックより動画鑑賞での音質の良さに舌鼓しました。

Bluetooth5.0でaptXコーデックということもあり、遅延もほとんど気にはなりませんでした。(音ゲーには向いてはいません)

Pixel4aとJPRiDE TWS-X

総じてTWS-Xは、R&BやJAZZ、カントリーなどしっとりとした楽曲やボーカル音中心の楽曲を好む人、映画鑑賞をよくする人にうってつけのイヤホンと言えます。

重低音重視を好む人には、同じJPRiDEの重低音重視機種「TWS-520」のほうが適していると思います。

まとめ

JPRiDE TWS-X

JPRiDEの完全ワイヤレスイヤホン「TWS-X」。

小さく携帯性も高いうえに高音質。中高音域メインで伸びのある音質はとうてい5,000円台とは思えないクオリティでした。

ハイブランド並みのクオリティと言っても過言ではないです。

手軽に出先で音楽(R&Bやカントリー)や映画を高音質で楽しみたい人に最適な機種です。

ペアリングは場合によっては若干苦労するところもありましたが、操作は直感的で専用のアプリや難しい機能もないので初心者にも十分扱えます。

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