Kiwi Ears「Cadenza」レビュー。もはや満点、ベリリウムDDを採用した5,000円台筆頭IEM[PR]

この記事では、LINSOULより提供していただいたインイヤーモニター、Kiwi Ears「Cadenza」について、音質や外観などをイヤホン好きな翁が実機レビューしていく。

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。

10mmのベリリウム振動板を搭載し、リケーブル可能な0.78mm2pinコネクタを採用したKiwi Earsのイヤモニ「Cadenza

ベリリウム素材を使用したドライバーを搭載するイヤモニというと、ざっと調べてみても1万円オーバーなものが多いなか、「Cadenza」は5,300円程度でソレを実現し、見事にオーディオファンから支持を得ている。

手頃な価格で豊かなHiFiサウンドを楽しみたい人は必見だ。

ということで、そんな注目のブランドKiwi Ears「Cadenza」についてレビューしていこう。

さあ、はじめようか。

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この記事の著者

ジャパニーズガジェットブロガー

おきな

プロフィール

ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数150品以上/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

Kiwi Ears「Cadenza」概要と特徴

今回レビューするのは、中華イヤホンで名の知れたLINSOULのインイヤーモニターKiwi Ears(キウィ イヤーズ)「Cadenza(カデンツァ)」

Kiwi Earsは、“ミュージシャンやスタジオエンジニアを念頭に置いたプロフェショナル向けのインイヤーモニターを追求しているブランド”とのことで、まだ情報の少ない新興勢力だ。

そんなKiwi Earsから販売されている5,000円台エントリークラスのインイヤーモニターが、「Cadenza」。

Cadenzaの特徴は以下。

  1. リケーブル可能なHiFiイヤホン
  2. 3Dプリントで形成された美しいビルドデザイン
  3. 10mmのベリリウム振動板を搭載

注目すべきは、10mmのベリリウムダイアフラムのダイナミックドライバーを採用していること。

ベリリウムは、スピード感のある優れた音伝導性を持っていてナチュラルなHiFiサウンドを再現することができると好評な素材。

イヤホンだけでなくスピーカーまで含めて優秀な振動板素材として利用されているらしい。

いわばトレンド的な素材だ。

調べてみると、ベリリウム振動板を採用したIEMはどれも1万円ちかいものが多くて、Cadenzaのように5,000円台でベリリウム振動板を搭載している製品はまず見つけられなかった。

Cadenzaが注目を浴びているのは、このあたりの物珍しさと、それに見合った実力があるからだろう。

ただ、海外のレビュー記事や公言も含めてCadenzaの紹介記事に「ピュアベリリウム」とは記載していないので、おそらく樹脂にベリリウムメッキをカバーリングした振動板じゃあないかと予想している。

翁(おきな)
翁(おきな)

僕自身、IEMに関しては知識が浅いので間違っていたら申し訳ない。

ドライバー10mmベリリウムダイナミックドライバー
感度110dBSPL/mW
周波数帯域20Hz-20KHz
インピーダンス32Ω
Kiwi Ears Cadenzaのスペック

パッケージ

パッケージ内容は、Cadenza本体と0.78mm2pinリケーブル、3種類のシリコンイヤーピース。説明書。
パッケージ内容は、Cadenza本体と0.78mm2pinリケーブル、3種類のシリコンイヤーピース。説明書。

3種のイヤーピースは似てはいるけど、若干柔らかさとか形状がちがうものが同梱されている。1種類しか入っていないよりかは好感を持てる付属品レベル。

ケーブル

編み目状のケーブルは、0.78mm2pin仕様の4芯銅ケーブルを採用している。

もしもの破損時に交換が可能なリケーブル仕様。

ケーブル自体は細いけど張りがあって第一印象は上質な質感だ。

ジャックは3.5mmのL字直角タイプのプラグ。

ストレート型に比べるとDAP装着時のおさまりがいい。

外観

ふつうに5,000円台とは思えない完成度のデザイン。

こちらが実際のKiwi Ears「Cadenza」のシェル。

僕が選んだのは4種類のカラー(グリーン、ブルー、レッド、パープル)のうちグリーン。ほかのカラーはわからないけど、グリーンはAmazonの商品潜在写真と変わりない見た目だ。

シェルの厚みは平均14mm、ステムは5.3mm程度と標準的なおおきさ。

刺激の少ない医療グレードの樹脂を採用した3Dプリントによるデザインで、あたかもひとつの塊かのように継ぎ目が目立たない美しいビルドクオリティに仕上がっている。

TINHIFI T3みたいなレジン性フェイスがセクシーだ。

全体的にまるみのある小石のようなフォルムで、かるくて、装着感もかなりいい。

金属素材とは違って樹脂タイプのシェルは装着時のひんやり感が少なくてまた心地いい。

Kiwi Ears「Cadenza」で実際に音楽を聴いてみた

視聴環境

プレーヤー:Pixel7

DAC:iBasso Audio DC03Pro

イヤーピース:純正イヤーピース・AZLA SednaEarfit Crystal XELASTEC

ストリーミング:Amazon Music Unlimited

Kiwi Ears「Cadenza」は中音~高音にシャープさが目立つゆるやかなU字チューニングっぽい音質だった。

メインで中心を陣取るのはボーカルで、かなり近い位置にしっかりとボーカルの息遣いを聴くことができる。

低音・中音・高音をとおして解像度は5,000円台とは思えない仕上がりで心地いいバランスのとれたサウンドを提供してくれる。この辺はチューニングの影響だろう。

価格以上と感じさせる豊かさと、ほどよい力強さはベリリウム振動板のちからかも。

低音

Kiwi Ears「Cadenza」の低音は、中音・高音に比べると若干潰れ気味だけどシャープさもありパワーのあるパンチを利かせている。

パーカッションのインパクトは鋭くて力強さを表現できている。

たとえば、Kane Brown&blackbearの『Memory』なんかは、いいかんじに楽しめた。

Kane Brownの独特のドスが利いた低音ボイスを心地いいシャープなサウンドで楽しむことができる。

中音

中音はニュートラルな印象で、ここに関してはゼンハイザーのIE100 Proと聴き比べても解像度や定位感こそ違いはあれど力強さと歪みのなさはほぼ遜色を感じない。

原音の忠実度はかなり高いといえる。

(左)Cadenza(右)IE100 Pro

Shawn Mendesの『There’s Nothing Holdin’ Me Back』がとくにアコギのシャープさが際立ってよかった。

ただ、レイヤーの重なりが多い楽曲ではときおり潰れたような部分も感じられた。

電子音が重なるEDM系楽曲よりもロックやカントリーなどライブハウス系楽曲のほうが相性はいいだろう。

高音

Kiwi Ears「Cadenza」の高音は、自然な抜け感のある角のまるさが心地いい仕上がり。

たとえば、高音極まってるKygo, Kim Petrasの『Broken Glass』なんか、ぎりっぎりピークいくかいかないかくらいのキワキワまで出てて、刺さらないスレスレ。伸びのよさと誇張のなさが相まって聴き心地は最高によかった。

分離感はやっぱり1万円台のイヤモニほどではないけど、それでも張り合えるレベルではある。

Kiwi Ears「Cadenza」はこんなひとにおすすめ

  • 5,000円台で1万円台並みの音質のイヤモニがほしいひと
  • 最近有線イヤホンの魅力にハマりだしたのひと
  • ボーカル重視のひと
  • ケーブルを交換してイヤホンを使い分けたいひと
  • 温かみのある原音に忠実なサウンドを求めるひと

全体的に完成度のたかいIEMなので、興味のあるひと全員におすすめしたいんだけど、原音忠実度と心地よさでみると特にイヤモニ入門機におすすめできるイヤホンだと自信を持って言える。

5,000円台というのは非常に手が出しやすいと思う。

ベリリウム振動板を搭載した低価格IEMということで、オーディオファンからみれば安定の選択になるのかもしれないけど。

Kiwi Ears「Cadenza」レビューまとめ

ということで、今回はLINSOULのKiwi Ears「Cadenza」について実機レビューしてきた。

ベリリウム振動板の力強い低音と中音の迫力と明瞭度さはおそらく万人受けするタイプの高音質。

ビルドクオリティも医療グレードの樹脂を利用したカスタム3Dプリントで装着感もよく上質かつオリジナリティ性も高い仕上がりだ。

これで5,000円とは、イヤモニはほんと奥が深い。

メリット
  1. 0.78mm2pinリケーブル仕様
  2. オリジナリティ性の高い美しいビルドデザイン
  3. ソフトで原音忠実度の高いHiFiサウンドが5,000円で楽しめる
デメリット
  1. 曲によって若干高音に無理が生じるときがある
  2. 分離性はそこまで高くない
  3. ケースやポーチは付属していない
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