この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
“音質の良さ以上に小さいことが正義”
『海外製の完全ワイヤレスイヤホンがどうしても大きすぎて合わない』
『耳からはみ出さない小ささのイヤホンがほしい』
といった具合に小さい完全ワイヤレスイヤホンを探している人であれば、SOUNDPEATSの「Mini」をきっと気に入ると思う。
1円玉サイズの完全ワイヤレスイヤホンだ。
この小ささで単体7時間使えてそれなりに音質もよしのMini。
この記事では、実際にMiniに触れたうえでの感想をレビューしていく。気になるという人は参考にしてほしい。
この記事は、メーカーからの提供品を得て作成している。
SOUNDPEATSの完全ワイヤレスイヤホン「Mini」
今回レビューする「Mini(ミニ)」は、コスパの代名詞SOUNDPEATS(サウンドピーツ)から2021年8月6日に発売となった防水設計の完全にワイヤレスなBluetoothイヤホン(TWS)。
低遅延が特徴の最新チップセットAB1562Mに加え、Bluetooth5.2に対応。
6.1mm径のダイナミックドライバーを搭載している。
中身もさることながら、本機は外観にも力を入れているらしく、これまでにない小型のカナル形状となっており、イヤホン単体の重量は片側でたった4.2g。連続再生は7時間可能だ。
イヤホンは装着感する時に、「美しく見える」ことを考え、小型で丸いイヤホンの外観に合わせて、製品ロゴは特別に新しく設計し、構成されました。ケースにも所有する喜びを感じられる「高級感」を意識しました。
Amazon サウンドピーツ「Mini」製品ページより引用
独自の機能としては、AIによる通話ノイズキャンセリング機能を備え、テレワークやオンライン授業での実用性も高めている。
また、MCSync左右同時伝送に対応することで片耳モードへのスムーズな切替も実現している。
販売価格は4,580円(2021/9/14現在、Amazonでは8%オフクーポンが適応される)
SOUNDPEATSといえば、このブログでもこれまで多くのモデルをレビューしてきたけど、なかでもTrueFree+やTrueFree2といった小型のモデルが安くて小さくて見た目以上に高音質と好評だった。
TrueFree+>>「【レビュー】Soundpeats TRUE FREE+ デザインも価格もかわいい超ミニマルワイヤレスイヤホン」
TrueFree2>>「【SoundPEATS TRUEFREE 2 レビュー】とにかく小型で3,000円台の破格さ!旧型から進化を遂げた高コスパワイヤレスイヤホン」
スペック
- チップセット :AB1562M
- Bluetooth規格 :Bluetooth5.2
- Bluetoothプロファイル:HSP , HFP , A2DP, AVRCP
- コーデック :SBC, AAC
- 連続再生時間:7時間(イヤホン単体)・27時間(ケース併用)
- 充電端子:USB-C
- 防水規格:IPX5
- サイズ(L×W×H):22.02×18.67×24.14mm (イヤホン本体)
- 販売価格:4,580円(2021/9/現在のAmazon価格)
- Mini本体
- イヤーピースS/M/L
- USB-A to USB-C充電ケーブル
- 日本語取扱説明書
パッケージには充電アダプターは付属しないから注意が必要だ。
SOUNDPEATS Miniを実際に使ってみた感想
これ以上はないというレベルの小ささ(1円玉サイズ)を実現
Mini最大の特徴はやっぱりその小ささ。
本体は1円玉とほぼ同等の小ささで、人間工学に基づいた形状設計。
旧型のTrueFreeシリーズよりも更にひと回りほど小さい印象だ。
実際に装着した様子がコチラ。
もうほんとに小さくて耳へのおさまりがいいの一言。当然、つけ心地も軽やかだ。
Miniは、イヤホンを収納するケースもコンパクトな横5.6cm×縦4.2cm×厚さ2.5cm。
イヤホンを収納した状態でも32.6gという軽さでズボンのポケットでもすっぽりと入る。
素材は携帯性と耐久性に優れたプラスチック。
上質さと重厚感がウリのハイエンドクラスのイヤホンとは真逆のポップな風貌だ。
バッテリーはケース併用27時間分。
まる一日使ってもまだ持つロングバッテリーなのは嬉しい。
充電もUSB-Cケーブルでモバイルバッテリーから充電できるから旅行先でも困らない。
ただ、Qiワイヤレス充電非対応なのは残念。
弱ドンシャリでピアノやヴァイオリンなどクラシックで生きる音質
小ささと装着感に気を取られていたけど、Miniは音質もこれまでのSOUNDPEATSイヤホンとは少し違って低音よりも高音域に豊かさを感じる仕上がりとなっていた。
低音はこれまでのTrueFree2やTruengine3SE、Air3などのように強くなく控え目。単調だ。
ただ、代わりに高音の伸びがとてもよくピアノやヴァイオリン、ハーモニカなどの音色が非常に伸びがあり清々しい感覚を得られた。
また、ボーカルボイスは中音域とともに一歩後ろから追いつく感じだ。
個人的にはポップスよりもクラシックやジャズを聴いた時がいちばんナチュラルさと没入感を得ることができた。
また、Miniはカナル型イヤホンということで低音の響き具合など全体の迫力と解像度は耳へのフィット感でまったく変わってくる。
たとえば僕の場合、耳と付属イヤーピースと相性が悪かったので低音は抜けてしまってまるでスッカスカの音質になってしまっていた。
だから、対策としてサードパーティ製のSpinFitのCP1025へ交換した。
結果、音質はガラッと改善。低音はしっかりと聞き取れるようになり、中音域の音とボーカルボイスが豊かになった。
Miniの真価はここで実感したということになる。
もともとMiniは低音がそこまで強くない弱ドンシャリ音質イヤホンなので、低音の迫力を損ねたくないという人はイヤーピースの交換をおすすめする。
ペアリング手順はカンタン
MiniはBluetoothの最新バージョン5.2でデバイスとペアリングを行うことができるイヤホン。
初回のみ接続作業が必要だけど、手順はカンタンで1分もかからない。(どの完全ワイヤレスイヤホンもほぼ共通)
- イヤホンをケースから取り出す
- スマホのBluetoothをオンにする
- 接続可能なデバイス一覧に出てくる[SOUNDPEATS Mini]を選択する
- 接続許可をして接続
次回以降はケースからイヤホンを取り出すだけで自動的に接続される。(スマホのBluetoothがオンの状態であること)
Miniは、もともと対応しているコーデックはSBCとAACなので、iPhoneでもAndroidスマホでも接続性には違いはないから安心してほしい。
また、接続の安定性については実際に2週間毎日通勤の際に交通機関内で使用してみたけれど、再生中の楽曲が途切れるといった障害はなかった。いたって安定的だ。
使い勝手のいい左右同時接続に対応。片耳ー両耳への移行がノンストップ
MiniはSOUNDPEATSおなじみとなっている左右同時接続技術(MCSync)に対応している。
そのため、片耳から両耳モード、逆に両耳から片耳モードへの接続移行がノンストップで行える。
たとえば、出先で突然話しかけられたとしてイヤホンを片方ケースに収納したときでも耳に残したイヤホンは音が途切れることなく音楽を聴き続けることができる。
外音取り込み機能を搭載していないだけに、左右同時接続機能はあると当然だけどないと意外と不便に思う機能のひとつだ。
あるに越したことはない。
SOUNDPEATS Miniレビューまとめ
- 1円玉サイズの小さいイヤホン本体
- 持ち運び便利なコンパクトケース
- 27時間使えるロングバッテリー
- 低遅延なBluetooth5.2搭載
- Qiワイヤレス充電に対応していない
この記事では、8月6日に発売されたSOUNDPEATSの「Mini」について実機レビューをしてきた。
1円玉サイズという小ささと装着の際の軽さが特出した携帯性に優れた完全ワイヤレスイヤホンとなっていた。
この小ささに慣れてしまうと、大型イヤホンのかさばりが気になってしまってしょうがないのが本音だ。
2020年4月に新発売となったMiniにANC機能が追加された「Mini Pro」もレビューした。コチラは6,000円で優れたアクティブノイズキャンセリングと高音質が特長の機種となっていた。